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インドの女性たちを支える。

こんにちは😊
Miraiです️🩵

私がボランティアで働いているLeading Voluntary Organization(有志団体)について詳しくお話したいと思います💡✨

Karunalayam Rural Welfare Society

これが私が働いている施設です。
長いので以下からはKRWSと略していきます💡


目的

この団体の目的としては、

主に、女性の自立、子どもの教育、保健衛生、技能訓練、青少年育成プログラム、思春期の男女のカウンセリングと意識向上プログラム、薬物乱用とその防止、環境保護、老齢者ケアと支援など。


これらの促進にあたって
近隣地域の住民で構成されるSHG(Self Help Group)の形成や運営を手助けしています。

SHGとは❓

Wikipediaより

です‼️

難しいことが書いてありますが、
簡単に言えば、障害・困難を抱える人達の団体で、外部に頼らず、自立しようとする団体。

今現在は約250個(5000人)ものSHG形成し、運営サポートしているそうです。

具体的な運営としては、、

①SHGの各グループ内で毎月積立をします。

お金を生活や商売のために借りたい場合⇒
②その積立からお金を貸出し、その後利子をつけて数ヶ月・数年かけて返していきます。

③積立期間が終了後積み立てたお金そのSHGメンバーが返した利子が返ってくる仕組み。

【 メリット 】
⭐️お金を借りなかったメンバーは、ほかのメンバーの払った利子がプラスされ得をする。
⭐️貧困のため銀行からローンを借りるのが難しいメンバーはここで借りることが出来るので得をする。

そして、この借りたお金に対してもSHG内でのローンであれば国からの補助金が出るなど沢山のメリットがあるそうです👍🏻 ̖́-︎

期間は、私が見せてもらった帳簿は5年間でしたが、それぞれのSHGによって様々だそうです。

銀行から借りれないような人なら、ローンを返さなかったりと問題があるんじゃないの❓❓

と思うかもしれませんが、
1度借りるとローンを全額返すまで、次に借りることが出来ない

自分で返す期間、金額を決められる。

その為、トラブルも少ないようです👍🏻❕

上記ですごく簡単にまとめてしまったので、
詳しく知りたい方はこちらをお読み下さい💦🙇🏻‍♀️

↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ダウンロードしなくても読めるはずです❕


支援活動内容

  • 短-長期間のプログラムの開催

1番の主な支援活動として、短-長期間のプログラムの開催です❕

プログラムとは、、、❓

例えば、
料理・アクセサリー作り・パソコン・クラフト などの教室を外部から講師を招いて開催し、
地域の人々の、ビジネスの促進や自立を図るものです💎🍳💻

実際、このプログラムで習った物(靴、カバン作り)を見せてもらうと完成度が非常に高い😮

確かに、これを機にビジネスを始めることも出来るし、そうじゃなくとも生活の中で役立つことは間違いないと思いました☝️

ワイヤーで作ったバック❣️


日本で売ったら結構稼げそう🇯🇵🤫


  • イベント・セミナーの開催

様々なイベント・セミナーの開催

子育てをする親御さん達への''Child care''についての講習会、

コロナ禍では、コロナへの理解の促進や予防方法を実際に医師👩‍⚕️を招いて行ったり、

身体に障がいを持つ方々のご家族への講習会を行ったり(SHGに障がい者のグループがある為)、

時期によって様々ですが、沢山のイベント・セミナーを毎月開催しています。


  • カウンセリング

カウンセリングも行っています。

その種類も様々で、

お仕事や家計に関する事。
自分自身に関する心の問題。
家族や身の回りのトラブルについての事

これによって実際にその人を銀行に繋げたり、コンサル的なこともしていて、

地域の人へのなんでも屋みたいな感じなんだなーと思います。👌🏻 ̖́-‬

奥でSHGのリーダーとカウンセリングしてます❕
手前の子は私が教えた折り紙で遊んでる😂


  • 3歳以下の子供の預り保育

女性の社会進出やキャリアをサポートする中で、共働きの家庭のために預かり保育を実施しています👶🏻🍼

田舎の貧困層の多い地域なので、ベビーシッターを雇う余裕のない家庭はすごく助かっていると思います。

子供を預かる中で、昼食やスナックも子供たちに食べさせるのですが、

ある日親御さんが迎えに来て、

「今まで、息子はご飯に全然手をつけなかったのに、
ここに預けるようになってからよく食べるようになったよ〜🍚ありがとう☺️」

とスタッフの方に感謝していて、
この施設は、ただ預かるだけじゃなく、成長の過程でのサポートにもなっているんだ😌

と、この施設の重要さやスタッフの方の偉大さに気付かされました👏🏻


そして、何より

これらほとんどを無料で提供している

これが凄いところです👏🏻
施設の資本元は基金や寄付などからだそうです。

主なワーク内容

主なワーク内容は、

  • 年間の施設のセミナー・ミーティングのレポートを作る。

  • 今までに行ってきた事業の資料を読み込む。

  • プログラムに参加中のSHGメンバーを訪問して調査。

  • 預かり保育の手伝い。

  • 近隣の村の調査、村人との交流。

  • 障害を持つ方々にインタビュー。

などです。

SHGのメンバーの方訪問。


不思議なポーズ😇
とてもいい方々でした。


実際にSHGのメンバーの方を訪問したり、オフィスで会って様々なお話をするのはとても良い機会でした
👌🏻 ̖́-‬

そして、近隣の村訪問で貧困が激しいエリアにも行く機会がありました。

カースト最下位層の方々には仕事の機会が少なかったり、差別があったりと、今でも社会の状態は劣悪だということを知り、彼らにとても心が痛みました。

インドにはカースト制度がまだ根強く残っていて、様々な貧困の悪循環や問題が溢れていると強く感じました😞…。

公共の土地に小さな家を建て家族で住んでいる👪
自分の土地じゃない➕貧しさの為、水道水すら通らない。


彼らは''来てくれてありがとう''と家や暮らしについて様々なことを教えてくれました。🥺🙏

社会への影響

ここまで読んでいただいた中で、
SHGや地域住民へのサポートになっていることは間違いないと思います。

例えば、

〇SHGの形成・運営や、家計についての相談もしているので、貧しさで苦しむ人々への手助けになる。

〇こども保育、働く女性を応援する。
主婦も多いが、女性の社会進出も進んでいる。
その中で無料で子供のケアや預りをしてくれる施設はインドの女性にとっての助けになる。

〇セミナーやプログラムはビジネスのアイディアや、学生たちが就職してからも強みになる。

感想

正直、

私が参加した2023年11月は、
ちょうどインドの雨季のシーズン真っ只中☔️
セミナーやイベントなどは開催しておらず、
実際に見ることは出来なかったのですが、、😢

年間レポートの作成や、スタッフの方、村人達と交流する中でKRWSは地域のコミュニティを支える大きな力になっていることは間違いないと感じました。

今回のボランティアで私にできる事は、

  • レポートなどのデスクワーク。

  • SNSでの発信により、インドの社会やKRWSについて広げる。

  • スタッフや村人と交流やインタビュー

  • 日本の文化を伝える


くらいしかないけど、少しでも彼らの力になりたいという思いで毎日過ごしています🍀*゜

最後に💐🤍

こちらに来て、実際にインドの社会団体で働くことで、
インドの地域コミュニティ、貧困、社会システム、文化など沢山のこと学ばせて頂けている‼️

という感覚ですが、向こう側にもそれと同じ、またはそれ以上に利益を与えられているのかは、正直自信が無い、、、😭

これはワークキャンプに参加する時に毎回すごく考えさせられることですが、

〇この場所に対して自分が最大限思いつく限りの行動をする。

〇吸収できることは全部吸収する。

この2つが出来れば良いのかなと、気楽に考えるようにしています。

発展途上国や貧困国で思うのは、
やっぱり自分一人に出来ることはすごくすごく小さなことで、
この地域には歴史や文化があって、色んな事情が絡まりあって、貧困に繋がっている。

それでも何もしないよりは行動することが大切だし、
ほんとに小さな影響しか与えなくても、
それが何か彼らにプラスになればいいなと思いながら参加しています。

じゃないと心が疲れちゃう😖

長い文章、最後まで読んで頂きありがとうございます🙇‍♀️

ぜひ他のnoteも見て頂けたら嬉しいです🥰🥰

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