見出し画像

じっくり、コトコト|坂井勇太|ミライカイギとわたし

 つどう理由は十人十色。連載〈ミライカイギとわたし〉では、メンバーそれぞれに「いまここにいるわけ」を表現していきます。

* * *

坂井勇太

就労継続支援事業所1年目

 こんにちは!「ジョン」こと坂井 勇太(さかい ゆうた)です。出身は福井県で、大学進学を機に滋賀へやってきました。去年4月から福祉施設で働いている、いわゆる社会人1年目です。

 なんで、ミライカイギに参加しているのか?

 きっかけは一本の電話でした。

ハマっているHIPHOPアーティストCreepy nuts のオンラインライブを視聴しながら、晩御飯を食べていると、LINE電話がなりました。秋吉大地さんからでした。

「いま、ざわけんとミライカイギをやろうと思ってる。この企てのる??」

 ミライカイギ呼びかけ人の「ざわけん」こと大澤健との出会いは、学生時代に彼が主催していた「越境ことはじめ」という集まりに顔を出したとき。そこから、なにかと定期的にゆるーく会う間柄になりました。ちょいちょい点のように会う機会は、だいちさんもあったけれど、そこまで面的に接したことはありませんでした。

ホワイトボードを見つめるジョン

 なんで、おれの名前が挙がったんだろう?と不思議で。うーんと思いながら、いつも迷ったときは「進んでみないと、わからんこともあるか!あとから理由づけなんてなんとでもできるしね」と選択するようにしているので、「わっかりやした〜」と返事をしました。言語化するには至っていないけれど、「予感」はなんとなくあったから。

 活動してみたいま、理由をざっっくりことばにしてみるなら、

「かかわるひとを知りたいから」
「どんな風に〈つくる〉のか気になったから」
「じぶんのアタマの風通しをよくしたいから」

あたり。

 実際にかかわりはじめてぼくは、「じっくり、コトコト煮込むんだ」という感触をもっています。抽象度の高いテーマをどうかみくだいていくか、ことばの意味からどう解釈するか、どう参加者に受け取ってもらうのか、メンバー内で問いと答えをゆっくりと交差させています。

 さあ、3月13日、どんな場になるでしょう?

ん?!って思ったことも、おっ!って思ったことも、ひろげることのできる場。そんな風にできればなといまは思っています。

ギターが弾けるふりをするジョン

* * *


次回は、ミライカイギのロゴやフライヤーのメインビジュアルを担当してくれた「ごとうちゃん」の声をお届けします。どうぞおたのしみに!


いいなと思ったら応援しよう!