〈メンバー募集〉ミライをたずねる仲間、探してます
「おとずれるミライ、たずねるミライ」
ミライカイギの合言葉です。活動をはじめて8ヶ月。これから一緒にミライをたずねてくれる仲間を募集します!
story / 若者会議からミライ会議へ
ミライカイギの原点は2017年に遡ります。
地域活性・地方創生の領域でよく耳にする「よそ者・若者・馬鹿者」という言葉。既存の枠をはみ出す三者のような存在が地域のミライを切り拓くという幻影のもと、コロナ前、若者の力で地域を盛り上げようという熱がローカルの文脈には強くありました。その一つの象徴が「若者会議」という取り組み。「TURNS」が創刊された2012年、長野県小布施町で「小布施若者会議」がひらかれたのを起点に、若者が地域のミライを考える若者会議が全国的なムーブメントとなりました。
京都では「わかもん会議」、鹿児島では「ココカラカイギ」、名前や形式も地域ごとにさまざまに多様化しながら広がった若者会議。滋賀では「近江の国ミライ会議」として、2017年に数人の学生で立ち上げを行いました。
19年にかけての3年間、毎年2,3月に1泊2日の合宿形式で、県内外の学生がつどい、出会い、滋賀のこと・自分のこと・ミライのことを語り合う場をつくってきました。
story / つづけられなかったミライ会議
ミライ会議は本当に楽しい機会でした。かたちは年1回のお祭りではありますが、必ずしも打ち上げ花火的なものではなく、ミライ会議をきっかけに生まれたもの、つながったものもあり、価値は大いに感じていました。
けれど一方で、取り組むことによって多くの問いが湧出し、走りながらモヤモヤを処理できなくなっていたのもまた事実。
・地方創生・地域魅力化の競争は向かうべき路線なのか?
・地域を「盛り上げる」必要が本当にあるのか?
・非日常的な場づくりはやりたいことなのだろうか?
・地域を変えるのは若者なのか?
・県域の活動では社会づくりにコミットしきれないのではないか?
19年3月の彦根開催を最後に、ミライ会議は活動を停止しました。
story / "わたしたちのミライ"をたずねる
それから2年半、コロナによってさまざまな問題が顕在化し、新たな問題も生じ、大きな社会情勢の変化のなかで、わたしたちは、生きること・暮らすことに向き合うこととなりました。気づけばミライ会議を運営していたメンバーの多くも社会人になり、経験や環境の変化もあり、見えるものも変わってきていました。
偶然か必然か。
21年10月、新たなメンバーをまじえ、わたしたちは再びつどいました。
これは今年22年3月に開催したミライカイギに向けて書いたテキストです。
近江の国ミライ会議からミライカイギへと名前を変え、ローカルカラーを脱色する仕方で再生したこのプロジェクト。抽象化・概念化が過ぎたと反省しつつ、でもこれが、誰と生きるか、どこで生きるか、何に有限な時間を注ぎ、なぜ"わたしたち"がつどい、かかわるのかに向き合い切った1月の全力でした。
story / ミライ、関係、ローカル
3月にミライカイギとしてはじめてのパブリックな場をひらき、30名もの方とご一緒させていただきました。場の詳細は下記事にゆだねます。
3月の場をとおして表現できるようになったのは、「かえるところ」の地盤沈下が社会において起きているということ。
居てもいいし居なくてもいい、かえってもいいし、かえらなくてもいい、そんなかえることのできる関係があるから、人は夢を追い、挑戦し、ときに無謀だってできる。それなのに、ライフステージが変わるたびに共同体が離散と構築を繰り返す社会になり、わたしたちは根を失っているのではないか。
関係は、生まれ育った土地、学校や職場のある地域と密接な仕方で形成される。ならば、なりゆきのミライに従うのではなく、ミライ・これからの社会に関与していくということは、関係そのものに向き合うことであり、それすなわちローカルの話である。
いまミライカイギの方向性を表現するとこんな感じ。ミライカイギは学習し、変化しつづけるプロジェクトです。上で言葉にしたようなことを空理空論に終わらせないように、ミライカイギはこれから、より実践を伴うかたちで実体化させていきます。
ともに学び、わたしの枠をはずし、ミライカイギをつくる。
そんな旅に一緒に出てみませんか?
entry / 募集要項
活動頻度
月1回のオフラインミーティング + 随時オンライン
※ 社会人メンバーもいるため、全体でのオフラインでのミーティングは土日におこないます。
活動エリア
滋賀全域
ミーティングは滋賀県各地のスペースをお借りしながら行っています。なかなか足を運ばないようなところへ赴いたり、新しい人と出会ったりをたのしんでいただければと思っています!
活動内容とやっていくこと
軸となる活動は、毎年2-3月頃に開催する場「ミライカイギ」。今年はコロナの影響で1Dayでの開催でしたが、来年はできれば未来会議時代の形式に戻し、1泊2日での合宿形式での開催を目指しています。この場の企画や運営が、ベースとなる活動です。
そこからの派生の活動や、別軸の展開も企画中です。
取り組む内容は、プロジェクトの企画・マネジメント/チームのガバナンス/プログラム・ワークショップの設計/広報・コミュニケーションデザイン/各種クリエイティブなどさまざま。立ち上げ期の小規模のチームであり、体制や役割も変動的です。
スキルを活かしてくださることは大歓迎ですが、やれることベースで仲間探しはしていません。
募集期間
随時募集しております。
entry / メンバー募集
エントリーフォーム
一度メンバーに話をきいてみたいというのももちろんOKです。
みなさんの応募、お問い合わせ、お待ちしております!
エントリー後の流れ
① エントリーフォーム(Googleフォーム)からお申し込み
② メンバーからメールで連絡させていただきます
③ 一度、メンバーと対面もしくはオンラインで詳しくお話させていただきます
④ 活動に合流
※ご応募から1週間以上たってもメールが届かない場合は、恐れ入りますが下記お問い合わせまでご連絡ください。
お問い合せ
ミライカイギ(担当:秋吉)
MAIL:miraikaigi.l@gmail.com