ミライカイギ、どんな場? 3/13をふりかえる Vol.3
3月13日に滋賀県守山市で開催したミライカイギをふりかえる3回シリーズ、この記事が最後になります!今回は参加者の感想やワークショップに込めたわたしたちの思いをご紹介します。
▽ 前回までのnoteはこちら ▽
〈リフレクション〉ミライカイギを通して感じたこと
すべてのワークショップを終えたあとは、1日をふりかえって感じたこと、考えたこと、学んだことをたしかめ、シェアしたいく時間をとりました。
さいごにとったアンケートから、参加者の声をご紹介します。
▽ 参加者の感想 ▽
さまざまな立場のひとがつどい、かかわりあった6時間が、ミライをほんの少しでも前向きに後押しするものになっていればうれしいです。
もちろん改善すべき点もくさん。学習し、変化していくことを大切にしながら、ミライをたずねていきたいと思います。
〈0326 ふりかえり〉ミライカイギはつづく、つながる
当日から2週間。運営メンバーと参加者2人が、2週間後にふたたび守山につどいました。ミライカイギをふりかえる時間。0313当日や以降の変化はもちろん、運営メンバーはそれまでのプロセスもふくめ、感じたことや考えたことをじっくりと言葉にし、互いの声に耳を傾け合いました。
自分のやりたいことの基盤をととのえることができたという人もいれば、固定観念や自分の癖に気がついたというひとや、わからないことが増えたというひとも。焦らずにゆっくりと、まとまらないことをまとまらないままにことばにしていく。
1日で必ずしも大きな変化は起きるわけではありませんし、ミライカイギは急激な変化を求める場でもありません。けれど、1日というものが過去という集合のなかにそのまま埋もれていくのはもったいない。
ふつうの石っころだと思っていた1日を「ふりかえり」や「思いかえし」によって研磨してみると、思わぬ輝きをはなったり。ふりかえりは、ひとりひとりが体験をことばにしながら、経験へと研磨したり、互いの語りから原石を拾いあげたり、そういう時間だとかんがえています。
〈おわりに〉対面の場とかえるところと
今回のミライカイギには、コロナの影響でこのような対面の場がはじめての方や随分ひさしぶりだという方も多く参加してくださいました。
感染状況を踏まえ、当初予定していた昼食をはさむプログラムからの変更もありましたが、わたしたちは信念をもってミライカイギを対面で開催しました。
つながりが不要不急とされ、希薄化した数年。もちろんオンラインにはその便利さや快適さがたくさんありますが、代替不可能な部分も多く、自然に果たされてきた社会的機能が麻痺したことの影響は、語られているよりずっと深刻だというのがわたしたちの見立てでもあります。
実際にリアル開催してみて、アンケートに「『オンラインでも良いよね』という世の中で敢えて対面に拘ったことの意味を痛感したなというのが素直な感想です。」といった声をくださった方もありましたし、何より自分たちが、同じ場につどい、時間をともにすることの価値をたしかめることができました。
たとえば休憩時間。オンラインの場だと、みんなが画面をオフにするのがふつう。けれどリアルの場の休みには、ひとりで休んでもいいし、グループでも話をつづけてもいいし、他の参加者や運営と話してもいい、そんな居方の幅があります。
その自由さ・ゆるやかさは、ミライカイギの「居てもいいし、居なくてもいい、かえってきてもいいし、かえってこなくてもいい、そんな〈かえるところ〉でありたい」という願いに通づるようにも感じています。
つどい、かかわり、むすびつき、”わたしたちのミライ”とともにたずねる。
3本のnoteをつうじて、ミライカイギのことを少しでもみなさんにおつたえできていればうれしく思います。今後もミライカイギをどうぞよろしくお願いします!