コーチング事業を運営している私がnoteを始めてみます。
自己紹介
はじめまして、秋山です。年齢は29歳で、今年30歳になります。職業はプロコーチで、「挑戦」「変化」「成長」を求めるクライアントさんたちと
「全く別分野の業界に転職しちゃったり」
「未経験なのに独立しちゃったり」
「一つのことを哲学的に突き詰めちゃったり」
することを楽しめる(後押しする)場を提供・支援しています。
30歳の節目の年になるこの1年は、
「かっこ悪くてダサいところをとことん見せる一年」という目標を掲げ色々と動いてきました。身の丈に合わないことや、やりたいと思ったことに従ってどんどんこけて擦り傷作ろうよってコンセプトですね。コーチなのでやっぱり自分でも目標を作って果敢に挑戦しなくちゃね。(これは自分の固定観念かも)
そんな甲斐もあって独立してから3年個人向けのサービスだけでなく、
・プロコーチ養成スクールの卒業(学舎としては2つ目)
・コーチングスクールの運営サポートと講師
・医療系法人への新卒研修、リーダー層への講義
・経営者層へのコーチング
・コーチングを使ったワーキンググループ(コミュニティ)の立ち上げ
などなど
自分の身の丈以上の経験をこの一年でさせてもらってます。
仕事はほとんどオンラインで完結するので、プライベートでは妻の家事を手伝ったり、趣味の料理を楽しんだりしています。お酒(とくにワイン)が大好きで、「うまい酒とうまい飯こそ我が人生」と言わんばかりに、食を謳歌しています。
このnoteでは、そんな自分がどんな経緯で今の仕事にたどり着いたのか、
そして過去の自分からどのように変わってきたのかをお話ししたいと思います。
伝えたいことは「どんなに本気になれなかった私でも、いつからだって挑戦ができました」「だからあなたが思っている以上にあなたの可能性はもっとすごいんだよ!」っていうことです。
これまでの自分の人生を振り返りつつ、これを読んでくれるあなたに少しでも勇気や希望を感じてもらえたら嬉しいです。
『本気』を避けるのは昔から。
まずは大学時代の私〜就職してからまで遡ります。
私が新卒で勤めた会社はワインの専門商社でした。
正直なところ、ワイン業界に入った理由は「お酒が好きだから」という非常に単純なものでした。
大学時代の私は「何がやりたいのか分からない」という感覚にずーっと悩まされていました。
周りはみんな何かしら目標を持っていたり、熱中するものを見つけていたりする中で、自分はそういうものを持てず、だけど何も行動はしないというわがままボーイっぷり。
ドッチボールの大会があったら、率先して「外野に行きます」って手を挙げるくらい、口は動くけど体は動かさない徹底ぶり。
行動という意味では唯一誇れるのがフィリピンとオーストラリアのワーキングホリデー。それも将来のことをしっかりと考えて今取るべき行動を適切にとっていく、自分とは真反対の親友リュウちゃんが「俺、ドイツにいってくるわ」って言っていたことがカッコいいと思ったから。
ろくに下調べもせずに行動したは良いものの、結局はどれも中途半端。
二日酔いでだんだんいけなくなる英会話スクールの1限目。
仕事先も引越し先も見つからず親に金を無心するホームステイ。
挙句の果てに留学中に付き合った女の子に振られて絶望でホームシックになった淡い思い出。
ギリギリで耐え凌ぎ。慣れてきた頃には身銭を稼いでお酒を飲んで遊ぶ日々が続きました。
やがて帰国し、就職活動が始まると、急に社会の現実が迫ってきたような気がして焦り出します。
それでも「やりたくない仕事だけは絶対にしたくない」という気持ちが強く、さらに「辛いキツイはもってのほか!」とせめては好きなことに関わる仕事を選ぼうと決心しました。
そこで「お酒が好きだから」という理由でワイン商社を選び、奇跡的に内定をもらったのです。
しかし入社してみると、同期たちは「ワインでなければ我が道でなし!」と言わんばかりの熱意を持っている人ばかりで、「お酒だったらなんでもいいや」とのたまう自分との差にショックを受けました。
そんな危機感から、必死に勉強してソムリエ資格を取り、結果的にはワインの世界にのめり込むようになりました。
それ自体は素晴らしい経験だったのですが、ふと「これって本当に自分がやりたかったことなんだろうか?」という疑問が浮かんでくるようになりました。ワインも好きだし、仕事内容も嫌いじゃない。でも、どこか本気になれていない自分がいると感じていました。
自分と向き合う余白の時間が私を変えてくれた。
その思いがピークに達したのが2020年のコロナ禍でした。
販売職として働いていた私は、突然店舗が臨時休業になり、テレワークを余儀なくされました。家にこもっている時間が増え、これまでは忙しさと必死さで目を背けることができていた自分の将来のことと向き合う時間が増えたのです。
「本当にこのままでいいのか?」という疑問が頭の中を駆け巡りました。やりたいことが分からないまま、何となく流されるように生きることに強い不安と嫌悪感を感じました。
そうと分かればまずは転職を考え始めたのですが、いざ行動に移そうとすると「自分は何がやりたいのか?」が全く分かりませんでした。
強み診断や自己分析のツールを片っ端から使ってみても、答えが出るわけではなく、むしろ「自分にはやりたいことなんてない」「自分に取り柄やつよみなんでない」という絶望感が募るばかりでした。
そんな時にネットの検索で出会ったのが「コーチング」でした。
「答えは自分の中にある」という前提で関わってくれるコーチングは、その時の自分にとって非常に魅力的に映りました。
なぜなら、これまで自分の外側に「やりたいこと」の答えを求め続けても見つからなかったからこそ、自分自身の内側であれば何か見つかるかも!という期待が芽生えたからです。
「可能性を諦める自分」から 「あなたの可能性を信じる」存在へ。
コーチングとの出会いは、自分の人生を大きく変えました。
これまで自分の可能性を閉じ込めていたような感覚が、少しずつ解き放たれていく感覚がありました。それは「あなたはもっとできる!」「あなたが挑戦することは素晴らしいことだ!」というメッセージをコーチが送り続けてくれたからです。
自分の内面と向き合い、やってみたいと思ったことを行動に移す日々の中で高校生の時から心の中で燻っていた自分の大切な記憶を思い出しました。
「ああ、そうだ、、、。自分も人の可能性を引き出し、後押しする仕事がしたかったんだった、、、。」
大好きなバスケットに本気で突き進むよりも少しだけレベルの低い高校へ。本当は行きたかった国立大学と自分の可能性にそうそうに見切りをつけ私立受験コースへ。自分のやりたいことを押し込み周囲と社会からなるべく認められる企業就職へ。
あれもこれも失敗や本心を出すことを恐れて挑戦を諦め、自分を押し込み。押し込みすぎてそもそも何を押し込んだか分からなくなるほど自分の心が分からなくなって疲弊し、自分の価値を認められなくなってしまった自分だからこそ、、、。
同じように悩んでいる人に対して全力でサポートしたい。忘れてしまったこの気持ちをみんなに思い出してほしい。そう思い、コーチングを学び、ついに会社を辞めて独立することを決意しました。
かつての私は、いつも自分に対して半信半疑でした。「どうせ本気になっても失敗する」「自分には強みなんてない」と自己否定感にとらわれ、何をやっても中途半端に終わってしまう。
そんな自分に苛立ちや焦りを感じながらも、どうにもできない日々を送っていました。
やりたいことが見つからずに迷い、挑戦する勇気を持てずに逃げてばかりでした。
しかし、今は違います。
大げさかもしれませんがコーチングを通じて、自分の内側にある本当の声を聴くことができるようになりました。「結局コーチングを受けてどうなるの?」とよく問われますが、今の私の答えはこう。
『わざわざやんなくてもいいことを全力で楽しめる自分になる』
自分の可能性を無限に信じられた子供の頃。私たちは大人たちから「やるな!」と言われたことでもただただ「やりたいから!」の一点張りで夢中になって全力で楽しんできました。
そして自分自身もコーチングを受けてからたくさんのことを楽しめるようになりました。
コーチングという全くの異業種で独立してみたり、
友人とBARを借りて人集めてワイン会を開催したり、
気持ちよく生きるために毎朝ランニングやフルマラソンに出てみたり、
自分の可能性を信じることができるようになり、挑戦することに意味を感じ、成長・変化していくことを全力で楽しめるように生きています。
だからこそ、かつての自分のように悩んでいる人たちに「あなたの可能性はもっとすごいんだよ」と伝えたいです。
そのために私がコーチとして行うことは
・安心してありのままの自分を表現できる場所で在ること
・挑戦と変化を楽しめる場所を作ること
これらを軸に社会に「ありがとう!」「やってみるよ!」という言葉がもっともっと行き交うように私はコーチとして生きていきます。
最後に
こんな感じで、私の自己紹介を終わります。
コーチング美談的になってしまいましたが、
まだまだ私自身も悩みや苦しみ、不安があります。
だけど心と本心を押し殺して生きてきた私だからこそ、
目の前のあなたの小さな苦悩に丁寧に寄り添い
悩み苦しむ過程でさえも『人の美しさ』として成長変化を楽しんでもらえる意識変容と行動サポートができます。
「やりたいことがわからない」
「どこか本気になれない自分がいる」
そんな方は一緒に気持ちを分かち合いましょう。
悩みも苦しみも一緒に楽しみあなたの人生を変えるパートナーになります。
そしてそして記事を読んで少しでもコーチングに興味を持ってくださった方はLINE公式をポチッとしていただけると幸いです。