「ミライドアプロジェクト」 4/25実施ストーリー#ミライドアレポートvol.1
NPO法人アスデッサンは、新型コロナウィルスによる休校に伴い、オンラインによるキャリア教育支援「ミライドアプロジェクト」をスタートしました。
4/25に第1回を実施しましたので、準備〜当日までのストーリーをレポートします。
ミライドアプロジェクトの概要については、こちらの記事をご参照下さい。
授業の企画
今回の実施には、新渡戸文化学園の小林光一先生、順天高等学校の尾近裕明先生にご協力頂きました。
形式は、社会人1名対生徒1〜2名のグループによる12分のスモールセッションを計4回ローテーションする形としました。
アスデッサンが今まで教室で実施してきた形式を、ZOOMを使ったオンライン授業でも活用しました。
「生徒と社会人のコミュニケーション濃度」が重要という思いから、できるだけ生徒と社会人がマンツーマンに近付くよう、社会人を募ります。
生徒は1時間で4人の社会人から話を聞くことになるので、多様性が活きるよう、あえて画一的なテーマは定めず、質疑応答をベースとしたフリートークとしました。
授業当日
当日は生徒15名、社会人13名が集まりました。
生徒は高校3年生を中心に、小林光一先生の元教え子の大学生も参加しました。静岡から申し込んでくれた高校1年生も参加し、オンラインの力を感じます。
社会人はアスデッサンで活動するメンバーが参加。
外資メーカー人事、広告代理店営業、創薬の研究開発、コンサル、元自衛隊、個人事業主など、様々な社会人が参加しました。
各スモールグループによるセッションでは、大人による簡単な自己紹介の後、多くの質問が生徒から社会人に飛びます。
・今の仕事は子供の頃の夢でしたか
・今まで出会った社会人の中で一番尊敬している方はどんな方ですか
・何を軸に毎日を過ごしているのか
・大人になっても勉強していることについて
同じ質問でも答える社会人によって回答は様々。それら話の中から、生徒は自分なりの学びに変えていきます。
先生方の合間のトークで場も和み、温かい雰囲気の中、無事に第1回を終えることが出来ました。
(社会人が使用した自己紹介スライドサンプル)
生徒アンケート
最後に、アンケート回答をいくつかご紹介します。
Q.社会人の話を聞いて、感じたこと、印象が残っている話を自由にお答え下さい
どの方も複数の職業を経験されていて、「大学で自分の好きなことも含めて様々なことをやっていたほうが将来の選択肢を広げることにもなり、有意義な時間を過ごすことができる。」と聞いたときは、すごく強い印象を受けて、改めて大学に行ったら何をするかを考える機会にもなり、それを考えることによって受験勉強のモチベーションも上がりました。
今の仕事をやる中で、新しくやってみたい分野に挑戦し続けていく姿勢が共通していて印象に残りました。自分を自ら高められる人たちが周りにいる環境に身を置く大切さを感じました。
自分の個性がどのように周りに影響を与えたのかを突き詰めていく
様々な職業の方がいらっしゃったので、自分が聞きたかったことが様々な側面から回答してくださり、視野が広がりました。
Q.今後の機会で、社会人に聞いてみたい内容・テーマがあれば教えてください
その社会人の方の人生経験についてお伺いしてみたいです。
どのようなことを大事にしているか等、学生との価値観の差の有無や程度が気になります。
次回は世界を相手に活躍している方々(例えば外資系の銀行マンなど)と、今日行ったような質疑応答をしてみたいです。
今までで一番後悔したことって何ですか?
もしもう一度就職活動をするとしたらどんな仕事を目指したいですか。
これからも、生徒にとってより良い機会を作っていけたらと思っています。
引き続き、ご支援・応援をよろしくお願い致します。
ミライドアプロジェクトにご参加頂ける方は、下記ご参照下さい。
参加方法
●中高生の皆さん(または保護者の方)
●学校の先生
●社会人の方
>>講師として参加したい方はこちらから説明会にお申し込みください。
運営団体について
一人ひとりが自分らしい未来を描ける社会を目指し、2011年より活動する教育系NPO法人です。多様な大人との関わりを通じて、全ての中高生の可能性を拓くことをミッションに掲げ、中学校・高校への社会人講師派遣による出張授業や、多様な大人の生き方に出会えるWebサービスの運営など、キャリア教育支援活動に取り組んでいます。
公式HP: https://www.asdessin.org
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