建築家を目指すものとして小学4年生のうちに身につけておく知識は何か?
こんな質問を、いただきました。私から、お返事を書きました。
以下、原文のまま。
同じような子どもたちに、保護者の皆さんに届きますように。
ひろくんへ
おはようございます😊
野上むつみといいます。子どもたちにはむっちゃんと呼んでもらっているので、ひろくんもむっちゃんと呼んでくれたら嬉しいです!
建築家目指してるとこのこと!
頼もしくて嬉しいです✨
むっちゃんも、中学校で建築士になりたいと決めて、そこから勉強を頑張りました♪
今、建築士として働いていて何が大切かなというところで。
良くわかってるかな?と思っているんだけど
■算数
面積、形、割合い、勾配、縮尺などなど
■理科
気候風土、力、化学反応、光、音などなど
■社会
世界、地理、歴史などなど
■国語
言葉の使い方、日本語の理解、言語、読み取る力
■図画工作
想像力、アイデア、見たものを絵で捉える力、表現力
教科に合わせていくと、こんな感じになるけれど。基本的に、やっぱり理数系だよね。これはもう、資格を取る時点で出てきます。
こういう知識は、いつでもお勉強したら入れることはできるから、コツコツ理解していって欲しいなと思っています😊
これからお話することは、ほんとに大切なことだと思っていて、ひろくんぐらいの歳からどんどんしてほしいこと。
建築士は、人ありきです。人や地域のため、社会のために、問題解決をしたり、より良い生活や暮らしをするための、建物や空間やランドスケープ(公園など、大きな範囲)、まちづくりをしていく人だとむっちゃんは思っています。
なので、
★人、地域、社会をたくさん知っていくこと。
★なんでもいいので、普通はそうと思っていることでも、ほんとにそれがあってるの?疑問を持つこと。
★いろんなものことに、興味関心を持つこと
★他の人よりもたくさん経験をすること
★自然と触れ合うこと
★ひろくんの思うきれいだな、すごいな、好きだなと思うことをとことん追求すること
★たくさんの人とコミュニケーションをとること
★話すことも聴くことも大事
★いろんな大人に出会うこと
★ものを作る、絵にする
★よく見て観察して面白いと思うこと
★建築をたくさん見ること、実際に行って立って、そこの様子をじっくり観察すること
★ひろくんが楽しいな幸せだな、好きだなとじっくり味わえること
★美術館や博物館で、アートや不思議に出会うこと
★美味しいもの本物、素材を味わうこと
★人間観察、どう、行動しているか?みてみること(お母さんやお父さんでもいいよ)
この中から1つでもいいのでやってみてほしいなと思います。
夏休みは楽しみながらそれができると思うので💕
建築の学校へ行って
むっちゃんが挫折したのは、知識だけじゃだめなんだってこと。
建築家として、人の集う空間を扱うには、他の人とは違う感性や感覚、そう来たか?!な考え方や表現力が必要でした。
ヒラメキやアイデアがいる。それが自分にはなかったので。
そこは、やっぱり経験した数には勝てない。ひろくんぐらいの歳から、どんどん、経験して、心と身体に身につけてほしいです。知識はあとからどんどん入れられるから。
目で見て、手で触れて、心で感じて、香りも雰囲気も全部
全てで豊かであること
むっちゃんが、たくさん書いたけど、ピンときたことをやってみてね。あとは、むずかしい言葉や表現は、自分でどんどん調べてください!!ね💕
4年生なので、めちゃくちゃ書いちゃったけど、また、分からないことがあれば聞いてね。それも大事♪
では、会えるのを楽しみにしています😊
■MIRAICRAFT
生きる力を引き出す子ども建築士教室 MIRAI CRAFT 主宰
■香川県高松市
■子ども建築士教室
創造あそび・模型コース
■ベネッセみらいキャンパス講師
■ミライクラフト一級建築士事務所
■Instagram
https://www.instagram.com/mutsu_mirai_craft/
■Facebook
https://www.facebook.com/mutsumi4clover