小学校特別支援学級でのフラードームづくり ~子どもたちとの素敵な時間~
こんにちは。先日インスタライブでお話しした内容について、改めてnoteにまとめてみたいと思います。
今回のインスタライブのきっかけは、長野の中村先生が高松に来てくださり、一緒にフラードームのワークショップを行ったことに始まります。
その後、中村先生が担当されている小学校の特別支援学級で、二学期にフラードームを子どもたちと作ってくださったんです。そして、その活動の様子をお手紙でいただきました。
この素敵なお手紙を通じて、特別支援学級の先生や保護者の方々にも「自分たちの学校でもできるかも!」と感じてもらえたらという想いでシェアさせていただきます。
以下は、そのお手紙から抜粋した内容です。
フラードームづくりの様子
二学期に入り、少しずつフラードームづくりの活動を始めました。まず、新聞紙を3枚使い、子どもたちが「せーの」と声を合わせながら丸めていきます。このとき、ガムテープを渡す子は「どうぞ」、受け取る子は「ありがとう」と声を掛け合い、自然とコミュニケーションの練習にもつながりました。
一方で、新聞紙を切る作業では力が必要で苦戦する場面もありました。また、ある子が「私が入るところがない」と言い、別の日には「仲間に入れてもらえない」と感じる子が出るなど、特別支援学級ならではの課題も見えました。それでも、ドームづくりという活動を通じて、子どもたちは少しずつお互いの存在を意識し合い、工夫しながら取り組む姿を見せてくれました。
いよいよ組み立ての段階に入ると、「どこを押さえるべきか」を考えて動く子どもたちの姿に感動しました。そして、ついに完成!完成後の子どもたちの笑顔を見たとき、心から「やってよかった」と思いました。その後、中でお菓子を食べたり、カードゲームやカルタ取りを楽しんだり、国語の教科書を音読するなど、子どもたちにとっての特別な居場所となりました。
そして最後、壊すときには「壊すには作らなきゃね」と子どもたちが言っていたように、全力でドームを壊すことで大きなエネルギーを解放していました。普段の生活で思いっきり壊すという体験はなかなかできないため、子どもたちにとって貴重な機会になったのだと思います。
想いを繋ぐフラードーム活動
三学期にも再びフラードームづくりを予定しているそうです。今度は装飾用に透明なシートに絵を描いて置いておくなど、さらに工夫を凝らしてみるとのこと。活動を通じて、子どもたちが楽しみながら学び、心を開いていく様子がとても素敵だと感じました。
今回のお話をシェアすることで、特別支援学級だけでなく、全国の教育現場で「フラードームづくり」を取り入れてみたいと思っていただけたら嬉しいです。
次回の予定とこれからの展望
次回は名古屋でのワークショップを予定しています。オンラインやインスタを通じて全国、さらには世界と繋がることができ、想いまでも共有できる奇跡のような出会いに心から感謝しています。
ぜひ、インスタライブのアーカイブもご覧ください♪
※フラードームづくりに興味を持たれた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。