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ここはおうち:親子で描く想像の世界

子どもたちとの読み聞かせからはじまる
親子オンライン「わたしだけのおうちづくり」。

https://note.com/miraicraft/n/n9ab9e8678b81

谷川俊太郎さんの絵本『ここはおうち』。
この絵本から、子どもたちがどんなインスピレーションを受け取るのか、どんな表現をするのか、始まる前からとても楽しみでした。

私も交じりながら、一緒に絵本の世界を探検しました。
細やかな絵の中に、小さな人魚やおじいさんを探し出す子どもたち。彼らの見つける速さには毎回驚かされます。

「この鍵は何をあけるの?」「むっちゃんはどんな気持ちだった?」
そんな問いかけに、子どもたちは頭を傾けながら、楽しい気持ち、悲しい気持ち、いろんな想いを言葉にしてくれました。
答えが見つからなくても大丈夫。考える過程そのものが大切な時間だからです。


はやしはうす

最後には、みんなで自分のおうちを考える時間を持ちました。
草の上や林の中に建つ「はやしはうす」、車が家になった「くるまいえ」、鳥が飛び庭でなわとびもできる「ぼくのいえ」。
お母さんたちも一緒に参加して、想像力豊かなおうちを描き上げてくれました。


くるまいえ

画面越しに集中する子どもたちやお母さんたちの姿を見て、「やっぱり子どもって素敵だな」と心から思いました。
そしてその横で、夢中になって描くお母さんたちも本当に素敵でした。


ぼくのいえ

今回の絵本『ここはおうち』は、文章が少ないからこそ、親子で登場人物の気持ちや物語を深く想像できる楽しさがあります。
「この子はどんな気持ちかな?」そんな会話をすることで、子どもたちの心に触れることができました。

最後に、絵本の主人公に名前をつけてほしいとお願いしたところ、子どもたちは「むっちゃん」と名付けてくれました。
「ほんと、私にそっくりだけど(笑)」とても嬉しかったです。

そして今朝、谷川俊太郎さんの訃報に触れました。
このタイミングでこの絵本に出会い、親子クラスを始められたことに、深く感謝しています。

谷川俊太郎さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
この素晴らしい時間を、これからも大切にしていきたいです。

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