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■子ども建築士教室・創造あそびコース【香川県高松市】

自由な発想のもと、家を描いたり、建築素材などでのモノづくりを通して、創る楽しさを体験しながら、五つの力(創造力・表現力・コミュニケーション力・想像力・思考力)を育みます。継続しての成長と、関わり合いの中で子どもたちの個性を引き出して表現していきます。


◇大切にしていること

  • 子どもの個性や感性

  • ルールにとらわれない独創性を身に付け自由に創る楽しさを表現する

  • 私は私でよい、相手は相手でよい、お互いを尊重して自分を表現する

  • ほかの人のアイデアや感性に触れて取り入れてやってみるチャレンジや工夫

  • 楽しく創作している過程で成長につながるきっかけをつかみ興味や関心をもつ

  • 新しい材料、場所、環境、工法に触れる

◇自由に創りたいものを創る

少人数で子ども一人一人が自由に創っていきます。子どもたちが何をしたくて、何を表現したいのかを、よくみて、よくきいて、あまり手や指示を出すことなく自分から発していくのを待ってみたり、ちょっと難しいことや危ないことをも経験しながら、やりたいことを終わらせることを大切にしています。その子の表現や創ったもの、創った過程、創った目的、創った思いを大切にして、私は、子どもたちがやっていることを遠くから見ながら適度な距離感でかかわっています。そっと寄り添い、見守って、少しのアイデアとチャレンジをエッセンスに関わっていき、何よりも子どもの才能と個性と感性を大切にしています。

◇やることの例

  • 【考え方】フローティングハウス…水に浮く家、インテリアをコーディネートする

  • 【アートや建築に触れる】小豆島「福武ハウス」、直島、豊島

  • 【構造】布と棒を使って建物を作ろう…膜構造、レオナルドの橋

  • 【材料】和紙について学ぶ、セメントを使った小物入れ

  • 【自然と関わる】ツリーハウス、秘密基地

◇日々感じること

子どもたちの中に、創造する力、考える力、イメージする力、表現する力、感性やセンスは、生まれもって持っているものがあることを、5年間やってきて感じている。オトナやこちらが、全てを用意し教えていくことをしなくても、自ら考え、動き、表現しコミュニケーションしていくのを何度と見てきている。こちら側が、用意していかない時の方が、子どもたちの様々な力は大きく、私の方が気づきが多いのです。

これを伝えたい、教えたい、学校の中の知識として学んで欲しい、これがあれば子どもたちにとって良いのではないか…という、大人側のエゴは子どもたちにはちゃんと見透かされて、スルーされる。どんなにつたないとか、できたものが小さなものとオトナ側から見えたとしても、子どもたちの過程においてや、その工程、その考えの中、その作品に込められたもの、今の子どもたちの状態、感情、心の内が垣間見える方がとても大切だと、関わってきて感じる。

大人側の伝えたいものが伝わることよりも、子ども側にある秘めたるgiftに気づいて、手に取って感じて、それをそっと表に出していくことのほうが、子どもたちにとっても、親にとっても、大切なことって気づいた。

子どもたちの持って生まれて来たものは、果てしなくステキで、尊くて、とてもとても大切なもので、この子どもの時間でしか見つけることができない。

子どもたちの短い時間の中で、子どもたちには足りないものがあると知識を詰め込むよりも、1人の人として持っているものを見つけて大切にしていきたい。

子どもとあなどるなかれ。子どもたちは立派な1人の人として立っている。
それに気づいて欲しい。

◇こんなエピソードがありました

アースバック工法にヒントを得て、ロープを壁にして建物を作りました。作っていく途中で、地震に強いか?とぐらぐらに揺らして「おおお!大丈夫!耐震もバッチリやね!」と子どもたちが勝手に気づいて、耐震を確認していました。ただつくるだけじゃなくて、試して発見する力ができています。

「虹の屋根かわいいね」「Tくんはいつもアイデアがすごいよね」きちんとお友達の作品をみて、すごいところや、素敵なところを見つけてくれる。そして、それに、ありがとうが言える子どもたち。教室は物をつくるだけじゃない、子どもたちがいっぱいおしゃべりして、交わりコミュニケーションの力もついています。

四年生が一年生を気遣い教えてあげていく姿、一年生が四年生を見て真似る姿、仲良し女子が一緒に協力して創意工夫して作業する姿、それがほんとに、見てて、良い時間になっています。私がそっとグループワークを押す時もあるけど、案外、子どもたちは自分たちでチームワークをだしていくので、なんも心配ないなと思っています。何よりこの子たちだからできると感じています。
イキイキとした顔で、とっても面白い家をつくっていく男の子。一年前は、じっとみんなを見ている時間がすごく多かった。今では、自分でやっていく頼もしさと、楽しさを人一倍表現できるようになった。

お家から海が見えるって伝えてくれたから、どんな海か教えてもらったら「水色と青をまぜた群青色の海、1mくらいの波でかもめがとんでる」色の表現をしてくれるなんて思ってなくて、ほんとうになんて素敵なんだろうって感じたり、なにがあったら安心だなぁって思える?の質問に「お人形がたくさんいるお部屋の真ん中にいてお人形にかこまれてるなら安心。大事件がおきても大丈夫!!」って本当に自信満々で大丈夫さを伝えてくれる。聴いてるだけでその感情まで伝わってくる。

時間以上の大作を作りはじめ諦めずに最後まで作ったジオシティックドーム。「なおしまドーム」と命名して、帰りのフェリーで帽子みたいにかぶってて、きっとお気に入りの作品になったはず。この子の得意が発揮された作品で、途中その得意が途切れずに最後までできたこと、良かったとしか思えなかった。それをうれしそうにかぶって帰る姿にうれしくなった。

図形が得意な女の子、展開図を立ち上げるところがまたすごくて。しかも、作っているのはかぼちゃの立体。ほんとに得意だからこそ、ほっといてもやるしできる、どんどんやれる、それがすごい。ぎゅっと詰まった時間がとてつもないその子にとって大切な時間になる。

◇参加する子どもたちに向けて

自由につくってみて。

自由って難しいよね。
誰も参考になるものもなくて、自分で考えていく。
創るものも、やり方も、表現も。

でも、自由につくっていくことの楽しさを感じてみて。
キミの中から生まれたものから、どんどん発展していくんだ。
できたことの喜びも、できなかったら悔しいことも
お友達のを見て、「それすっごくいいね」って思うことも

「今度はこうしてみよう!」って次につながる

完成品を完璧に作ることがゴールじゃなくて。

その時に感じたこと、思ったこと、出てきた感情
それが次へのパワーになって、キミのやる気につながっていくから。

どんなやり方でも大丈夫、どんな形でも大丈夫、キミが思う全てをやってみたらいい。
分からなかったらいつでもきいてね。いつもちゃんと見てるから。

キミはすごい

ってね、
私は、キミと会う前からそれを知っているんだから。

◇保護者へ向けて

子どもたちと関わって、くすっと笑ってしまうような、それでいて、とっても感動的な感覚を持つものが、子どもたちには必ずあって、それがその子のgiftだといつも感じています。

クリエイティブな面や数学的なことだけにとどまらず、その子の持つ独特な感情表現や、些細な行動に見える優しさや、ファンタジーに富んだ発想や、時には少し心配な感覚を持つような狂気性も見えます。でも狂気性もどこに発動するかで違うと思っていて、芸術としての表現ならありと私は思っています。

やることによっては、その子にとってものすごい苦手な物があったりもします。いつもの元気がなく、黙ってしまったりすることもあります。うまく感情のコントロールができない子もいます。それでも、苦手なものに出会うことも、子どもたちにはとっても大切で、それが苦手と認識され、悔しいという思いをしていくのも育ちの中でとても大切です。それでもがんばってみるのか、やめちゃうのか、様子をうかがうのか、次がんばってみるのか、誰かと協力するのか、今までと違う感覚を味わい考えることができるから。

大切なgift。それをスルーしないで、その都度キャッチして、立ち止まり確認して、笑って受け止めたいのです。そしてその大切なものを、保護者の皆さんとも共有したいと思っています。子どもたちがどんなに素晴らしいのかってことを、一緒に感じられたら幸せです。

そのためにも、子どもたちがどんなふうに動いていくのかを楽しみにしながら、見守りに徹していきたいと感じています。後ろから、ちょっと離れたところから、適度な距離感を持って、「ふふふ、今度はどうするんだろう…」と、子どもたちに興味と関心と好奇心を持ちながら、観察して見つけていきたい。

そうやって、長く続けていくことでちょっと最近違うよね?変わってきたよね?っていう瞬間にも出会えることがあって。これは、必ずしも子どもたちみんなに顕著に現れるという訳ではないし、それこそそれがなかったとしても、その子の才能にはなんら問題もないし、あって欲しいと思うことこそ、大人のエゴなのですが…ただ、ひっそりとこっそりと、成長してるじゃん!!!ってなる瞬間がある時があるのも事実です。

だからこそ、継続的に続けて欲しいと思っています。今すぐ何かがあるわけではないけれど、きっと何かはあって。それを受け入れつつ、ちょっとずつステップアップしていくには、継続していくこと、安心していくこと、慣れていくことが必要と感じています。

また、教室やイベント参加には、基本、保護者の方の同伴はしていただいていません。保護者がいるからこその安心感はあるかもしれませんが、保護者のいない不安な気持ちには寄り添い、1人でがんばった時間を愛おしく、そして応援しています。

子どもの時間には、保護者の方がいない時間も必ず必要で、大切な時間です。子どもたちは、保護者を愛すればこそ我慢したり、気を使ったりもしています。子どものする時間なのに、子どもたちのやりたいことをかき消していく保護者もいます。それは、子どもの時間を邪魔していることになります。

保護者も安心して、子どものいない時間をお茶でもしてゆっくりして欲しい。そう保護者が過ごすことで、余裕ができたり、ほっとしたり。保護者の方も、自分に戻る時間や他のきょうだい児と過ごす時間にできたらいいなと思っています。

保護者のいないそれでも安心安全な時間こそ、子どもたちが伸びる時間。子どもたちがノビノビし、イキイキと自由に、そして心の内を正直に出してくれると感じています。

きっと子どもたちも、保護者の皆さんも大丈夫。
なので、子どもたちを信じて、私も信じて、一緒に成長していけると嬉しいなと思っています。

※不安を多くもつお子さんもいて、保護者の方から離れられないお子さんもおいでます。ゆっくりそっと、安心して離れられるようにサポートしています。

申し込み

上記フォームからコースを選択しお申込みください。または、LINE公式アカウント、DM、メールでお問合せください。


【子ども建築士教室・創造あそびコース】¥5,000
会場:香川県高松市市内会議室
■ 月1回(1回2時間30分)開催 第3・4土日の午前中 10:00~

【子ども建築士教室・創造あそびコース 単発参加】
¥7,000 一回のみの参加。

■MIRAICRAFT

https://www.miraicraft.net/

生きる力を引き出す子ども建築士教室 MIRAI CRAFT 主宰

■香川県高松市
■子ども建築士教室
 創造あそび・模型コース
■ベネッセみらいキャンパス講師    
■ミライクラフト一級建築士事務所

MAIL
miraicraft.art@gmail.com

■Instagram
https://www.instagram.com/mutsu_mirai_craft/
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