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子どもたちとの会話から広がる未来

子どもたちと話す時間は、いつも私に新しい発見をくれます。
その小さな心の中にどんな想いがあり、どんな世界を描いているのか――。
大人では思いつかないような発想や願いに触れるたび、「こんなに豊かで素敵な考えを持っているんだ」と感動させられます。


こないだ、模型コースの子どもたちと「どんなところに住んで、どんなお家に住みたいか」をテーマにお話しました。
その時間で感じたことを、今日は皆さんにお伝えしたいと思います。


こないだ、模型コースの子どもと話しました。
テーマは「どんなところに住んで、どんなお家に住みたいか」。

私は、この時間が大好きです。
子どもたちの中にある思いが溢れ出してくる瞬間を感じられるから。

「あー、この子はこういう風に思ってるんだ」と思うことはあっても、私のフィルターがかかる瞬間だと気づいているので、その場では私が感じたことをその子には伝えません。
ただ、「そうなんだねぇ」と言うだけ。

でも、心の中では「この子が持っているものがたくさんあるんだな。素敵だな」と感じています。

子どもが思い描く「住みたい家」

山の近くに住んでいて、窓から見える景色には川や草、山があって――
絵を描いたり、テレビを見たり、料理をしたりして過ごす日々。

好きな食べ物は鹿肉。
家族と一緒にいて、キャンプをしたり、山登りをしたりする。

好きなことは、走ることと絵を描くこと。

遊び場が家にもあって、ロープで2階から滑り降りる遊びができるお家。

一緒に住むのは家族だけど、そこに「もう一人増えるきょうだい」がいるといい。
「誰がいて欲しいの?」と聞くと、
「お姉ちゃん」と答えてくれました。

「甘えたい、一緒に遊びたい、優しくて頭が良いお姉ちゃん」だそうです。

「あったらいいな」と思うお部屋

「一人部屋がほしい」
それはどんな部屋?と聞くと、
「怒ったり、悲しかったときに、1人でいられる部屋」だそう。

遊び場も欠かせません。
「滑り台、ブランコ、トランポリンがあって、体を動かせたらいい」と話してくれました。
「どうして?」と聞くと、
「気分が盛り上がるから!」と笑顔で答えてくれました。

さらに「隠し部屋があったらいいな」とも。
「なんで?」と聞くと、
「台風や泥棒から身を守れる場所だから」だそうです。

子どもたちとの対話から

こうして、話をしているとき。
楽しみながらも、そっと触れているのは、その子の心です。

子どもたちがどんなことを思い描き、どんな未来を想像しているのか。
その純粋な発想に触れるたび、私は「どんな楽しいお家になるのだろう」と心からワクワクします。

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