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■子ども建築士教室・模型コース【香川県高松市】

それぞれ子どもたちが自分で考えた家で図面を描きます。平面図では広さや動きなど、立面図や3Dでは立体にモノを見る目を養い、模型にすることで、実際に立体へと組み立てていきます。高学年になれば、数学的な計算もしながら、実際に学んだ知識を模型づくりにつなげていきます。



大切にしていること

  • 子どもの個性や感性を尊重し、独創性を育てる

  • ルールにとらわれず自由な発想で創作する楽しさを体験する

  • 他者のアイデアや感性を取り入れ、チャレンジ精神を育む

  • 自分の将来について考えるきっかけを提供する

  • 環境や安全性などを配慮し、他者への配慮を身につける

  • 立体的なものを見たり考えたりすることで、空間認識を鍛える

  • 数学的な考え方を体験し、計算能力を向上させる

  • 模型制作を通じて達成感や満足感を得る

  • 高度な作業や単調な作業も通じて創造する喜びを感じる

既存の建て物ではなく、自分で自由に考えた家をつくるのだけど、ただ自由にという中にも、そこに住んでいる自分や家族、そこにやってくる人がどんなふうに過ごしてほしいかまで、人や、環境、安全などに配慮することに重きをおいていきます。そこで暮らす人がどんな風に感じ過ごしていくのか、建築の根本的な部分に触れていきながら、自分の考えや想いをそこに反映していくこと。
また、立体にしていくからこそ、丁寧さや高度な作業が必要になります。そこにコツコツ取り組むことや、サポートしつつも、自分で作業し創っていくこと。年齢に応じて、できることや工夫できること、学んだ知識を使って計算していくことを組み込みながら、楽しさの中にも学びが発生していくことを大切にしています。


やることの例

  • どんな家にしたいか自分で家や建て物を考える

  • 平面図を作って広さや人の動きを知る

  • 立面図で高さを加えた見え方を体験する

  • パソコンを使い3Dで立体や色・素材をバーチャルで体験する

  • 模型づくりでは1/50~1/200の模型をつくる。

  • 細かな作業で集中力を養い立体へ組み立てながら立体としての空間や屋根勾配などを知る

日々感じること

自分で考えた家の見方をいろんな方向から見ていくことになるので、子どもたちの発見がとても多いです。

考え方も、もっとより高度になり、家族の人の動線や、家事の動線などを聴いてみても、子どもたちはよく、家族の動きを知っていて、配慮されているのがよく分かります。

3Dに落とし込んでいく作業は、子どもたちにとってはゲームのようで、楽しんでいますが、インテリアや家具、庭、そのどれもに、住んでいる人たちへの想いがよく出ています。単に好き勝手に置いている訳ではないのだなといつも感じています。
 
リアルな高さや広さを意識していくなかで、自分で身体を使って、高さや広さを体験してくのも面白い。スイッチの高さを、自分の身体に照らし合わせて使いやすい高さにしてみたり、今いる部屋の広さってどのくらい?って子どもたちから聴いてきたり。これくらいが6畳だったら、この部屋何個分だよね。っていう、計算を自分で実際に式を立てずにしていけるようになります。

数学的な考え方も、自分の体験にしていくことで、式ではないイメージとしていくことができると感じています。
 
模型づくりに入ると、単調な作業が続くし、カッターでスチレンボードを、まっすぐに切るのがまず難しいです。低学年ではサポートしながらやっていきますが、最初はガタガタでも、その子のやっている作業を大事にしています。どんどん上手になるのは目に見えてわかります。カッターを使うのがはじめての子どもだけで使わせる緊張感は、ものすごいけれど(笑)
一番最初はきれいにできなくても、その子の今の力で完成までもっていく1/50や1/100のしかも自分で考えた家の模型を1人でできた!自信は大きなものがあると感じています。


こんなエピソードがありました

建築士になりたいという高校生の男の子が考えた家は、建築士としてがんばって一息ついたころの自分が、幼稚園の奥さんと子どもが2人いる生活をしていて、お休みの日には、子どもたちと遊んでいる。そう伝えてくれた時、この男の子の建築士への譲らない強さや家族への優しさそんなものが一瞬あふれて見えたようで感動しました。(建築系の大学に進んで頑張っています)

スイッチの高さってこれくらい?って自分の背丈と合わせて、聴いてきた男の子。そうやね、そのくらいが使いやすいよね。頭で考えがちで、得た知識だけでつくるのではなくて、自分の身体をつかって自分が使いやすい高さを得る。本来、自分の家だし、家っていうのは使う人がいかに使いやすいかだから、それを、するっとやってしまえる子どもに関心しました。

子どもが遊べるようなカフェをつくった女の子。3Ⅾに入力していて遊びのスペースに、ぬいぐるみをいっぱい並べてた。そのぬいぐるみの顔を全部、見えやすいように変えていて、そのこだわりにはきっと、子どもたちにぬいぐるみが見えやすいようにっていう配慮だったんだろうなと感じました。
 
なんで大きな建て物なのに、模型はちっちゃくなるの?
実際の大きさが大きすぎて、このA3の台紙には入らないんだよーーー。Aくんは1/50の模型で、Bちゃんのは1/200なんだよね。だから部屋の大きさや壁の高さとかは、Aくんよりも小さくなっちゃうよね。建物が大きかったら、模型は小さくなるっていうからくり。ふふふ、縮尺を体験する面白さ。きっと、理解までには時間はかかるだろうけど、ふむってところにはいるはずと思っています。
 
単調な作業の時に、子どもたちからたくさんお話を聴く。学校のこと、習い事のこと、家のこと。今日は、作業ちょっとやめてお話しようか…って時もある。子どもたちの心模様は、大人と同じで、疲れている時もあって、そんな時は、いっぱいお話して帰る。ちょっとしか作業が進まなくても、元気に帰ってくれたらいいなぁと感じる日もあります。


参加する子どもたちへ向けて

楽しくってしょうがないくらい、キミの楽しい家を考えて、どんどんイメージ膨らませて。
どこに住んで、どんな生活をしていて、どうやって楽しんでるの
それっていつ?大人になったキミの家なのか、今のキミの家なのか、いっぱい想像して
言葉にしてみたり絵にしてみたり文字にしてみたり。
キミの得意な方法でいいよ。
 
家の広さってわかる?
どうやったらあんなの図面になるの?
なんだか難しそう?
建築士だって、一から物差しで計って図面は描いてないの。
そのヒントやルールがあるんだ
なんだ、簡単じゃん!ってきっとなるから
 
その後は、もしかしたら、キミも得意かもしれないね
ゲームみたいに3Dにどんどん入れていって、楽しさもいっぱい膨らんで。
あんなこともこんなことも、デジタルならやっちゃえる
間違えたらボタン一つでやりなおせる
ならどんどん試してみようよ!
 
次は、実際にキミの手で創り上げていくよ。
ちょっと難しいだったり、細かい作業が増えていくけど
ここを乗り切ったら、形になっていくよ。
でも、もう、ボタンひとつではやりなおせない。
切っちゃいけないとこ切ってみたり
貼っちゃいけないところにボンドつけてみたり
じゃぁどうやって立て直そう?
難しかったら一緒に考えるよ!
大丈夫、完成まではあと少し!!
 
壁をたてて、窓をつけて、そうやって部屋ができていく。
屋根はパズルみたいで、なんだかわけ分かんないってなる時もある
でも図面になってた屋根って、こんな形の集まりなんだ!!って発見もあるよ。
 
そうやって、小さいけどキミの家ができる
キミの考えも思いも頑張りも
もしかしたら未来まで
全部つまったすごい家がカタチになるよ


保護者へ向けて

自分が考えた家が模型になって、自分の手で持って帰る姿はどの子もとても嬉しそうに帰ります。思っているコト、考えているコトが形になる嬉しさ。その中には、その子そのものが映し出されています。完成した家がどうしてそうなっているか、聴いて欲しいと思っています。きっと、子どもたちはそれを楽しみにしていたり、それを嬉しさにして自信にしていくのではないのかなぁと感じています。

上手にできたことも、丁寧にできたことも大切なんだけど、それ以上にその子が、どこに力をそそいで、どこに想いをそそいでいたのかが大切だと感じています。私も、その想いの部分に寄り添いながら、模型づくりを一緒に楽しんでいます。そっと感じた子どもたちの想いも一緒にお伝えしていきます。

こんな家、だれも考えたことないんだよね!!そうやって自信たっぷりに聴いてくる子どもの顔は、誇らしげです。形があるからこそ、その家のストーリーがあるからこそ、家族でおじいちゃんおばあちゃんお友達、見て聴いてもらえたら、どんどん、子どもたちの嬉しいがふくらんでいくと思っています。

立体にものを見たり、イメージしていく力は、その子その子によって違うし、もともと持っている力もあったりします。なかなか、イメージしにくいや、見にくいもあったりしますが、実際の家と比べたりしながら、模型にしていくのは実生活に基づいていて子どもたちも考えやすかったりするようです。自分の大きさを知り、ものの見方を変えることもできます。

数学的な要素、数字や図形や計算は、本来、いろんな実生活の中にいっぱい隠れていることも知ってもらえると、幅が広がる学びがあると考えています。

絵が苦手なのでと言われるお子さんもいらっしゃいますが、建築は、思考された目的を空間にしてつなげて、それを形にしてから、面積や寸法として数字にしていきます。立面図は建物をある一定の方角からまっすぐ見た図面、平面図はある高さを切り取って上からみた図面、断面図はあるところで切り取った建物をある方向からみた図面です。それだけでは表せない情報を文字にして書き込んでいるのが、平面詳細図や矩計図です。今は、3Dソフトが非常に優れていて簡単なので感覚的に立体にしてもくれます。
絵だけではなく、文字で表現してもいいし、なんなら3Dにしてプレゼンで言葉にしてもいいのが建築だと考えています。表現はそれぞれを駆使して行います。絵が苦手でも大丈夫です。表現したい家のアイデアさえあれば、形にしていけます。

建築は、アートと思考と数学と、様々な見方や考え方を取り入れていくものです。どこかの領域だけでも好きがあれば、他も一緒に楽しみながら伸ばしていけます。子どもたちをよく観察しながら、タイミングよくサポートできるように見守っています。

申し込み

上記フォームからコースを選択しお申込みください。または、LINE公式アカウント、DM、メールでお問合せください。


【子ども建築士教室・模型コース】¥10,000
香川県高松市 野上自宅
■ 月2回(1回2時間)■ 構想・平面図・3Dによるパース、立面図・1/50~1/200模型を作成します

■MIRAICRAFT

https://www.miraicraft.net/

生きる力を引き出す子ども建築士教室 MIRAI CRAFT 主宰

■香川県高松市
■子ども建築士教室
 創造あそび・模型コース
■ベネッセみらいキャンパス講師    
■ミライクラフト一級建築士事務所

MAIL
miraicraft.art@gmail.com

■Instagram
https://www.instagram.com/mutsu_mirai_craft/
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