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子どもたちの創造力がつながる瞬間:itaブロックで描く大きな街

8/24土曜日に大阪の茨木市おにクルで、イベントを開催しました♪
まちづくりワークショップ itaブロックで大きな街をつくろう!
itaブロックで子どもたちと街をつくりました♪

3回にわたって開催されたこのワークショップでは、子どもたちが自分だけの建物や街を夢中で作り上げました。



今回のまちづくり

一回目の子どもたちが作った街を二回目の子どもたちに引き継いで、大きな街にしていきました。 三回目の子どもたちは、人数が多かったので、一回目二回目のものは解体して、何もないフィールドからつくることになりました。

フィールドにはじめて建てる建物で景色が見える

 一回目は3人のお子さんと、大人も1人。
コツコツと川の上に立派な橋をつけていくRくん、それを見ておんなじような建物を建てていくMちゃん。お兄ちゃんは橋を長くするために真ん中に橋脚をつけることに。どんどん、橋が立派になっていく。集中してる顔がとってもカッコイイ。




Hちゃんは、島に作ってた。
できたのは、星が見えるホテル。最後に聞いて分かった、星が見えるってこと。ちょっと感動したな。ほんと、きっといい景色なんだ。


大人のSさんは、途中から参加。川の上にカフェができたよ。

真っ白なただの紙に、彩をつけていくのは子どもたちで
建物だけじゃなく、その豊かな表現ですばらしい景色に見えてくる。


どうにかして表現したい。自分の枠を超えるとき

二回目の子たちは、山の近くに。山小屋や休憩所、山へ登るための施設を、どうやっても階段状にしたかったから、工夫を重ねたIくん。
Rちゃんも、高い建物を土台をしっかりさせて作ったあとで、山へと続く橋をかけた。考えて、考えて、この子も階段状になるように、そしてしっかりとかかるように。バランスを取りながら、試行錯誤しながら作っていく。


橋脚のときもだし、この階段状のときもだけど、私はアイデアを一緒に考えたり、提案したりもする。
でも、それを採用するのは子どもたちなので、やってもいいし、やらなくてもいいよって伝える。ほぼほぼ、半分以上、採用されない。(笑)
でも、試行錯誤を子どもたちがしていくこともとっても大事と思っている。

子どもたちが自分の枠を超えることも必要だと思うけど、今ある枠を表現することの方がもっと大事な時がある。まずは、自分を表現していくこと。そこから、どんどん、枠を超えていければいい。
私の役目には順番がある。信頼関係なくしては枠を壊すことはできなかったりする。


その枠越えは、お友達同士でもできたりする。女の子二人で建て始めたタワー。私の方が高いよ!って言う子と、だまったまま黙々と積み上げる子。
ちょっと競争心もできつつ、積み上げつつけたら三つもタワーができた。
こうやって、誰かを見て、誰かを目標に、そして超えたい!から、作り出すものもあるね。

とっても素敵な街が、一回目と二回目でできたよ。


子どもが増えるとアイデアが増える

これを解体して、三回目の子どもたち8人と人数も増えていい感じ


お友達同士で参加してる子が多かったのと、このまちづくりの醍醐味は、なんとなく隣の子と仲良くなってしまう(笑)が発動して、2年生男子が仲良しになっていく。

見ていてほんと面白い。するっと仲良くなっていく。低学年の良さなのかもしれないけど、テンションも高く上がっていく。

お城を作った仲良し女子。シンメトリーの回廊をすごく工夫してこうしたら?あーしたら?と相談しながらやっている。
めっちゃ、楽しそう。
仲良しなんだねぇって話したら、同じマンションなんだって。

子どもたちの関係性も垣間見、作っていきながら、どんどん建物が建っていく。


建物じゃなくてもいい?そういって作ったのが、船。
でっかい船をつくったあとで、レールをつけてまちをつなげていく。

道路つくってもいいの?たくさんの子どもたちがいると、こうやって街を、「つなげる」をしはじめる。

線路や道路、いろんな交通手段をつくっていける。
そして、どんどん街がつながっていくのが本当に楽しく
豊かになっていく

そして、街と街がつながるということは、子どもたち同士もつながるということ。
そして、つながったときの嬉しさはみんな一緒で、みてみて!!つながったよと伝えてくれる。

高いビルを作ろう!


そういって終わり間近に仲良くなったこどもたちが一緒に高さに挑戦しはじめた。 どこまで高くできるだろうって、ほんとうれしそう。
お友達と入れ替わり椅子の上に立って、高く高くしていく。
こんな経験もあんまりしないよね。
本当ならどこまでできるかもっともっとやってみたかったのは私の方(笑)

兄妹でもう一回つくってみたかった、駅、学校、教会、船、線路、二回目の時は建物しか建てなかったのに、三回目のときには、きちんと街として機能するような建物ができてきた。そんな、考えを及ぼすということ、次はこうしてみようができること。一回ではできなかったことができていくこと。
それはとっても素晴らしいこと。

商店街、公園、神社に鳥居。ほんとに豊かな街ができていった。


 子どもたちの成長とつながり

子どもが増えるとアイデアが増える、どんどん豊かになっていく街に、わくわくと道がつながる。

子どもたちが、豊かに相互に関係していきながら街をつくること。工夫を重ねて建物を作ること。

このitaブロックのまちづくりは、子どもたちの感性が豊かに表現される。

一時間は、やっぱり短いね。そう思う。

今度は、フィールド作りからする3時間コースでやろうね。
そうやって、子どもたちみんなに約束した。

子どもの想像力をワクワクを搔き立てられたら
イキイキとした顔になっていく
次もあるっていう約束は子どもたちにとって
楽しみだけじゃないものになっていってくれたらいいなぁ。
どんな街にするか、いっぱい考えておいてね✨

itaブロックのまちづくりは、出張イベントで行っています。
ご依頼やお問い合わせは以下メールでお問合せください。

■MIRAICRAFT

https://www.miraicraft.net/

生きる力を引き出す子ども建築士教室 MIRAI CRAFT 主宰


■香川県高松市
■子ども建築士教室
 創造あそび・模型コース
■ベネッセみらいキャンパス講師    
■ミライクラフト一級建築士事務所

MAIL
miraicraft.art@gmail.com

■Instagram
https://www.instagram.com/mutsu_mirai_craft/

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