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認知症にも効いたBW理論…。
こんにちは。
わが家のシンクは、妻にまかせていると洗い物の山になっていきます。
なぜかというと、妻は「まとめ洗い派」だからです。
成人しかいないわが家では、仕事や生活リズムに合わせて、朝、昼、晩と、食事の時間がマチマチなことも多く、食後の食器がシンクに必ず残っている状態なのです。
理由はそれだけではありません。
食後の食器を洗わずにそのままにすると、次の人も置いたままにする。
洗いカゴがいっぱいだと洗わずに置いたままにする。
なんとも悩ましい現実です…。
私は料理が好きです。
だから、料理の際にシンクに洗っていない食器があると気分が悪い!
だって、野菜を洗うにも、手を洗うにも、邪魔になる。
料理の前に、まず食器を洗わないと始められないのは
血液型がB型のおっさんであっても強烈なストレスなのです。(笑)
ところで、みなさんもご存じのBW理論(ブロークンウィンドウ理論)はご存じかと思います。
AIによる概要では「ブロークンウィンドウ理論(割れ窓理論)とは、小さな犯罪や乱れを放置すると、やがて大きな犯罪につながり、環境が悪化するという犯罪心理学の理論です。」とあります。
アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング博士が1980年代に提唱したこの理論は、何も窓ガラスだけの話ではありません。
有名なところでは、ニューヨークの地下鉄にも応用され、まさに犯罪率を低くした実績のある理論です。またキレイにしていると汚されにくいということでもあります。
ふと、思ったのです。
我が家の台所でも応用できないだろうか…とね!
そこで、最初は「洗いカゴ」の片付けから始めます。
なぜなら
妻曰く「洗いカゴがいっぱいだと、洗う気が起こらない」とのこと…。
まぁ、分からない理屈ではありませぬ。
だって、これもある意味理論通りですから…。
で、洗いカゴからなのです。
先ず、乾いていない食器を布巾で拭いて食器棚へ。
次に、自分で食べた食器と一緒に前の日の食器も洗う。
勿論、洗いカゴは空にして…。これで、準備ができました。
すると、9時過ぎに妻が二階から降りてきて
「ありがとう。ばあちゃんの食器まで洗ってくれて。」というのです。
おやおや?
私はそこまでしておりませぬぞ!
と妻に伝え、心で「よっしゃ!BW理論!」とガッツポーズ。
ばあちゃんは認知症です。
さっき食べても、食べていないと言い張り
私のことを自分の兄だと思っている。(妻のことは分かるらしい)
その認知症のばあちゃんでも、食後の食器がないシンクだと置きっぱにしないことが判明!
それ以降、洗いカゴの食器の片付けは朝一で私が済ませれば
キレイなシンクが1日中続くようになりました。
お料理するのもルンルンです。
今朝も洗いカゴを空にするところから快適な1日のスタートを切りました。
みなさんは気持ちのいい1日のスタートにどんなことをされていますか?
私は、早朝のウォーキングと帰宅後の朝風呂。
そして、洗いカゴの片付けです。( ̄◇ ̄)ゞ
終の仕事を「幼児教育」に決めた元設計士 50代 学びラボ みらい塾 塾長のスギモトでした。