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「一緒に働きたい」そう思っていたひとが、仲間になってくれました。

6月から新たに、ひーちゃんが仲間に加わってくれることになりました。

ひーちゃん。
彼女のことは、関連会社のCHEERS(チアーズ)の小学生向けイベントに来たことがある方は、もしかすると見かけた方もいるかもしれません。あたたかで、やさしい雰囲気をまとい、いつも笑顔な彼女には、イベントの入り口で、よく受付のお手伝いをしていただいていました。

なぜなら、子どもたちにとって、そのイベントはやさしい場であってほしいから。そして、そのイベントで出会う最初の人は、一番やさしい人であってほしいからです。

初めての場所に、ドキドキしながらやってくる子どもたちは、ママにくっついたり、後ろに隠れたり。でも、ひーちゃんのやさしい笑顔をみて、パンフレットを手渡しされると、もうその瞬間には、パァッと笑顔になって会場に駆け込んでいくんです。

そんな、初めましての子どもたちの心も一瞬で溶かしてしまうひーちゃんの夢が、なんと『保育士』。だったら、ぜひミライLABOで働いてみない?という一言がきっかけでした。

とはいえ、子どもたちの命を預かるお仕事。しっかり通常通りのステップと同じ「3ヶ月のインターン、上司面談、そして社長面接」を実施しました。施設の方とも何度も面談をして、彼女がもっともパフォーマンスを出しやすいコミュニケーションの仕方などを伺い、相互に理解を深めることを大切にしました。
そうして、6/1から正式に働くことが決定。もちろん、お給料も、通常どおりの金額でお渡ししています。

最終面接で、彼女に保育はどんな仕事ですか?と質問したところ、「子どもたちの安全を守る仕事です」と即答。そんな彼女は、子どもが泣いていると、誰よりも真っ先にその子の元へ駆けつけるそうです。泣くなんて日常茶飯事な保育園で、彼女は一番に飛んでいって、子どもたちに寄り添ってくれています。

きっと、彼女がマーケティングをやりたいと言っても、同じステップで、通常どおり合否を出したでしょう。それくらいフラットに、彼女の特性には関係なく、彼女がいることが子どもたちのためになる、そう思って今回一緒に働きたいとお伝えしました。

彼女はこれから、週5回、渋谷の保育園で働きます。「疲れない?大丈夫?」と聞いたら、「全然疲れない!一番楽しい!」とのこと。そりゃ、ぴったりなわけです。

ミライLABOのミッションは、「世界を、もっとカラフルに。」そして、場のコンセプトは「0から100歳の夢が叶う場所」。

特性を理由に、すべての夢をあきらめる必要はありません。通常と同じ形で働いていただくからこそ、特別に記事を作るのはどうだろうかと少し迷いましたが、彼女のこの一歩が、誰かの勇気になったらいいな、そう思って筆を取らせていただきました。

これからも、彼女と一緒に、子どもたちの笑顔を守っていきたいと思います。


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