選挙に行こう♪はじめての選挙活動
≪子ども虐待防止策イベント in 東京都下 2021≫
昨年、≪子ども虐待防止策イベント in 東京都下 2021≫をディレクターとしてやらせていただて、そこに政治家さんを10名ご招待しよう!ということで、その中に私の住む多摩市議会議員の遠藤ちひろさんにも来ていただきました。
このイベントの目的は、
子ども虐待をなくすために、法律・条令、世の中の仕組みを、政治家さんに変えてもらうこと。
具体的には、イベントの中で、
被虐体験のある方々が現場で何が起きているのか、そしてその被害実態を訴え、新しい防止策を提示し、それを議会にかけてもらうと共に、勉強会に虐待サバイバーを招待してもらい、細かな議論の末、具体的な政策を打ち出してもらうというもの。
昨年は全国7ヶ所、各地の個人ボランティアの手で、行われました。
私は昨年でこのイベントを卒業しましたが、今年で5年目。
毎年行われています。
今年【東京都下】では、昨年政治家招待係を頑張ってくれた、サバイバーであり虐待防止活動家の藍葉真澄さん(Twitter@PYC1ggxXu9g4OA8)が代表となり、町田市で11月をめどに行われます。
(今年よりディレクター制度は廃止のため加藤は卒業)
【兵庫】では、昨年都下で副代表を頑張ってくれた、サバイバーであり実話講演家のあゆぞうさん(Twitter@ayuzo_ooooooo)が代表となり、今秋開催します!
その他、昨年の都下イベントに参加してくださった政治家さん、一般市民、サバイバー、そしてスタッフは、今年も活躍中です!!
≪虐待の現実≫
たった今こうしている間にも、日本では毎日必ず一人以上の子どもが虐待により命を落とし、そうでなくともその何倍、いや何千倍もの子どもたちが、悪質な洗脳により、誰にも相談もできずに認知のゆがみにより愛着障害を引き起こされ、いじめ、不登校ひきこもり、自殺、犯罪(窃盗から殺人に至るまで)各種依存症、精神疾患からの精神障害、世代間伝達による我が子への虐待、等々、様々なリスクを背負わされています。
この生きづらさが、高齢者に至るまで続き、心の健康寿命を獲得することも無いまま、生涯を終える方のなんと多いことか。
この現実を知った政治家さんたちが、日々解決のためにご尽力くださっています。
≪ハラスメント専門の心理職として≫
私も、ハラスメント全般を専門とする心理職として、毎日全力で伝え続けています。
戦争を含むこのハラスメントは、私の話を聞いたからと言って魔法のようにパッと良くなる、解決するという問題ではありませんが、心理的側面からのアプローチが最適であり解決が可能です。
また、その被害実態、原因、背景、等々個別の案件に対応していくことが必要ですが、確実に減らし無くしていくためには、人の意識の変革だけでなく、法的な措置や世の中の仕組みをまるっと変える必要があります。
そうでなければ、連鎖する性質のためにイタチごっことなってしまうからです。
≪私が応援してきた遠藤ちひろさんと多摩市について≫
そこに取り組もうとしてくださっているのが、子ども虐待防止策イベントに参加された政治家さんの皆さんです。
そして、私の住んでいる多摩市で「市長となり虐待ゼロ条例を作る」と公言し約束してくれたのが、今回の市長選で惜しくも落選した遠藤ちひろさんなのです。
2度目の挑戦。
今回は決して僅差とは言えませんでしたが、それでも多くの理解者、支持者のお蔭さまで、互角を争う戦いとなりました。
私にとっては、昨年の子ども虐待防止策イベントをさらに上回る学びを得ることができました。
実は共産政権の多摩市
現状を見ようとしないから
何も変わらない
変える意思のない
だからこそ虐待や虐待死に留まらず
ハラスメント全般が無くならない多摩市
遠藤ちひろさんは
1度目の市長選への挑戦から約10年。
市議会議員として着実にその経験と実績を積み
多くの支持者と仲間を確実に増やし
市民、中でも被害当事者の話を聞き
市民目線の仕事をしてこられました。
市民と政治との垣根を壊してきたように
一般市民の私には見えています。
だけど結局、民意は、
決して望ましくない長期政権の継続を選んだという現実。
無所属で、何のしがらみもない、
でも信頼と実績のある若手の遠藤ちひろさんが、
選ばれなかった現実。
これは実は多摩市だけでなく、日本中で起きている課題なのです。
≪本当の安泰とは≫
とかく私たちは、現実を見たくないから見ない
楽しいものだけを選択していく
そういう思考に陥りがちです。
現状を変えないということは、安泰のように見えるからです。
これは本当に安泰、なのでしょうか
≪選挙活動で加藤が得たこと≫
この選挙活動に市民ボランティアとして参加して
ハラスメント専門の心理職として多くの学びを得ることができました。
誹謗中傷も受けました。
でもそれに勝る多くの励ましの言葉もいただきました。
仲間と共に一つの目標に向かって
共に創意工夫を重ねながら、信頼と実績を創り上げていくこともできました。
虐待後遺症による精神疾患と生きづらさを乗り越え
暴力と戦い、全力で要らないとNOを言い
暴力とは何かについて、更に認識を深めることができました。
いおく美里さんという可愛らしい女性に出会い
その魅力と有能さに敬服し(美里さんは市長候補・遠藤さんの奥さま)
また多くの想いと世界観に触れ
この間、虐待親であった実母の介護で
その体に触れることができないことや
冷たくなった母の人生と自分の人生を考える機会に直面しつつ
55年という長い年月の間
人を信じることも自分を信じることも
ちゃんとできなかった私が
更なる成長を感じることができました。
お一人おひとりの【想いと世界観】を大事にするとはどういうことなのか
目の前のたったひとりの人を大事にするとはどういうことなのか
自分を大事にするとはどういうことなのか
自分に問いかけながら、残りの人生を生きていきたい
関わってくださった多くの皆さまに心より感謝申し上げます。