私の未来志向型家庭キョウイク
更新がご無沙汰になってしまいました。今日からまた「家庭キョウイク」について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。今日は家庭教育支援協会、そして家庭教育学会で共に活動するお仲間である尾形氏に寄稿いただいたので、アップします。(管理人)
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今回原稿依頼があったので、よい機会と思い改めて『教育』は何のために行うものなのかを考えてみましたところ、未来も含めて全ての皆様の幸福のために行うものであるとの結論にいたりました。
しかしながら、現実の教育はどうでしょうか。受験戦争や経済戦争に負けないため、国際競争力を高めるため、進学や就職や生活に困らないため、親や先生に叱られないため等、特定の目的のために行われてしまっているのが現状ではないでしょうか。今後益々教育も多面的・多角的に考え、日々改善していくことが求められるでしょう。
また目的に加えて、具体的な方法として、誰が誰にいつどこで行うのがよいかも考えてみましたところ、親が(連携協力し合って)子(や孫)にいつも家庭で(地域、社会全体でも)行うのがベストとの結論にいたりました。
私自身が『子どもや孫たちを本当に幸せにしたい』から、『両親祖父母への感謝を早く形にしたい』からでした。
令和も3年目に入り、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、生活様式変容が求められ、オンライン・リモート化が進み、根が理系の私としましては、品質管理・検証された科学技術も十二分に活用し、現存と未来の人命にも配慮した安心安全な環境保全持続可能で発展的な未来を構築できる社会改善を加速していけることを願います。
教育において、2018年に教育機関に対する世界初のマネジメントシステム規格が発行され、総合的な教育改革推進機能強化として同年に従来の生涯学習政策局が総合教育政策局に改組され、学校教育では新学習指導要領が幼稚園では昨年度から、小学校では今年度から、中学校では来年度から全面実施となり、学校教育改革は加速されそうです。
上記の結論に私が至った経緯について、過去を振り替えってみますと、私は、2001年のアメリカ同時多発テロ事件発生の日は米国にいて、テロ事件が発生しないようにしたいと考える機会となり、2011年の東日本大震災発生日は滋賀県におりましたが、かなりの揺れを感じました。翌年度に次男が通う小中一貫教育校PTA会長を務させていただくことになり、東北地方でボランティア活動することが困難であったので、代わりにPTA活動を真剣に取り組むこととし、PTA規約に記載があった学校教育、道徳教育、家庭教育を真剣に学ぶこととし、防災士と子ども安全管理士の資格も取得しました。
2006年に全面改定された教育基本法に記載されている『学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力』も推進しなければならないと強く思い、地域活動にも積極的に参加させていただくこととし、2016年の品川区町会および自治会の活動活性化の推進に関する条例施行後は、所属自治会で副会長 兼 青少年対策部長も務めさせていただくことといたしました。
一方で仕事での機会もあり、国際規格のマネジメントシステムを学び、より広範囲の関係者満足向上、問題撲滅に務めてまいりました。
これまでの経験を生かして、今後の方策を捻出して具体的に形づくっていこうと、ICTツール活用による優良情報共有推進方法確立に尽力し、具体的に既存市販グループウエアでの優良情報共有フォーマット開発に尽力しております。特に個人情報保護、情報漏洩防止、最新版管理、目的の明確化、既読確認、ロードマップ化等に配慮し、安心安全なものを目指しているところでした。
ちょうど目処がついたところで『未来志向型家庭キョウイク』のお話をいただきましたので、遠慮なく喜んで参画させていただくことにいたしました。
私の未来志向型家庭キョウイクとは、子どもたちや周りの皆様を本当に幸せにしたい!喜ばしたい!という純粋かつ確固たる衝動と親から譲り受けた感謝の想いを出発点として、社会問題と家庭問題も同時に解決でき、これまでにあったかもしれないが、活用方法や推進方法が確立できていなかったものを見直し、より多くの皆様の想いを反映して確実に前進改善していく形のものをイメージしております。
尾形有三
尾形有三氏 プロフィール
東京都品川区在住。愛知県豊田市出身亥年山羊座O型、会社員、日本家庭教育学会常任理事、家庭教育支援協会理事、全国道徳特別活動研究会会員、日本道徳科教育学会会員、日本道徳教育学会会員、日本品質管理学会会員、麻布台学校教育研究所賛助会員、子ども安全管理士、防災士/平成25年度PTA功労者日本PTA全国協議会会長賞受賞。
法令遵守・国際規格活用の下、戦後の日本が描いた理想社会実現に向けて積極的に活動中。好きな諺は急がば廻れ、備え有れば憂い無し、傍目八目。
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