R4年度 うるま市キャリア教育推進事業 ~ミラカナ~ 津堅小学校
2022年10月25日、津堅小学校の3年生、5年生、6年生を対象に「ワーカーズトーク」を実施しました。
ワーカーズトークとは、さまざまなキャリアを持つ社会人講師を派遣し、その職業について話をすることで、子どもたちに自分の将来について考えてもらうための取り組みです。
もちろん学校によって派遣する社会人講師の方々はさまざま。津堅小学校では、環境アドバイザーと介護予防に従事する2名の社会人講師を派遣・講話を実施しました。
この記事では、津堅小学校でのワーカーズトークの様子をご紹介します。
なお、キャリア教育事業「ミライカナイ」については別記事にて詳しくご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
R4 うるま市キャリア教育推進事業 『ミラカナ』 プログラムについて
津堅小学校ってどんなところ?
津堅小学校のワーカーズトーク参加者は3名です。2、3校時の学習の時間を使って2名の社会人講師にお話をしてもらいました。
3年生、5年生、6年生の合同3名で実施
津堅小学校は児童数が少ないため、3年生、5年生、6年生の合同3名でワーカーズトークを行いました。
30分×2つの講話
30分は質疑応答、対話
津堅小学校は離島にあるため、児童たちは人と関わる経験や機会が少なめなのだそうです。さまざまな講師と関わる場面を一つでも多く設けたいと、今回のワーカーズトークでは2名の講師派遣となりました。
3人とも動物や生き物が大好きとのことで1人は「動物系の講師」を、さらにもう1人は働くことのイメージがわきやすい「職業系の講師」を希望されました。
少人数制だからこそ実現した、手の行き届くワーカーズトーク
環境アドバイザーの講師からは専門領域の話を、職業系の講師からはさまざまな仕事にチャレンジしてきたことをお話ししてもらいました。
対照的な内容に、児童たちはワークシートに思ったことや感じたこと、考えたことをたくさん書き込んでいました。
質疑応答では、2人の講師に3人が質問し、対話へと発展していました。
児童が自宅や学校で飼育している生き物の話をしてくれたほか、英語が堪能な講師が日本語と英語を交互で話したり、ドイツ語に興味あるという6年生の児童に講師がドイツ語で挨拶したりと、仕事に関係ないことも話すほど仲良くなれました。
少人数という環境から講師との関わりがゆっくりと豊富に持てたのも、講師と児童の距離が縮めるきっかけになったのかもしれませんね。
また、校長先生をはじめとする諸先生方も参加してくれたため、明るく和やかな雰囲気でワーカーズトークが実施できました。
いずれは島を出る子どもたち、大人になる前に、社会に出る前に、好きなことをたくさん見つけられるように願っています。
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