R5年度 うるま市キャリア教育事業 ~ミライカナイ~ あげな中学校 名刺ワークショップ
こんにちは。ミライカナイ広報チームのチネンです。
2023年12月5日(火)あげな中学校1年生、約250名を対象に名刺づくりワークショップを行いました。
ーあげな中学校ってどんなところ?
ー未来創造:あげな中学校の名刺ワークショップ
今回、名刺の持つ意味や社会人がどのように名刺を使い、名刺を通じてどのように自分自身を表現し、人間関係を築いているかを理解し、また生徒自身のオリジナルの名刺の作成を行う「名刺ワークショップ」の授業がスタートしました。
ー自己表現と名刺
生徒たちは新しい授業に少し戸惑いながらも好奇心を持って耳を傾けていました。授業の始まりは、各クラスの進行役とサポーターの自己紹介などを行い、生徒とコミニュケーションをとりながら進めて行きました。
「名刺ワークショップ」の冒頭では、参加した生徒たちに、社会人が名刺を通じてどのように自分自身を表現し、人間関係を築いているか、その小さなカードから読み取れる情報や、なぜ「名刺」が大切なのかということについて学びました。
ワークシートを使用して自分の特徴や性格を分析し、将来の肩書きについて考えました。
自分自身と向き合い、考え、難しいところは、先生やサポーター、社会人へ相談したり、ヒントをもらいながらワークを進めていきました。
今まで、「自分と向き合い、自分を知る」と言うことを意識したことがなかった生徒も多数いる中で、中には「自分のここが好き!!」「自分はこんな人!!」とメンターに笑顔で教えてくれる生徒もいました。
ー生徒の作った肩書もいくつかご紹介!!
活発部 甲子園球児課 Mr.ホームラン
親しみやすい部 空を飛んでみたい課 ゲームヲタク
サボらない部世界一周課サッカー部員
ひょうきん部ホームラン課釣りマスター
さいごまでやる部かいがいにいきたい課野球部員
みんなそれぞれが自分と向き合い、個性的な肩書きになっていました
ー社会人講話
「”小さなきっかけ”とそこから得た”大きな学び”」
てつしんさんは、中高時代に将来のことをあまり考えていなかったが、海外に行く夢を持ち、関西の大学に進学しました。大学2年で留学試験に失敗し挫折を経験した後、知人の勧めで教職に興味を持ち、教師になることを夢見るようになりました。しかし、大阪で教師になったものの、困難に直面し、4ヶ月で辞めてしまいました。その後、沖縄に戻り、新たな出会いを経て、「花わらび」という子供の可能性を広げる場所を沖縄市のコザに設立しました。しかし、経営の難しさから、夢が完全に実現したとは感じず、現在は「学びクリエイター」として働いています。
てつしんさんは、夢は叶えることができるが、それだけでなく、もっと大きな夢に出会うことができる「夢は成長し続ける」、夢は常にアップデートされ、達成することが終点ではないと伝えました。
てつしんさんは、生徒たちに、これまで夢について考えることがなかったかもしれないが、今回のワークをきっかけに将来何がしたいか、何になりたいか「夢」について考えて欲しいと伝えました。
夢への前進は単なる目的ではなく、絶えず変化し成長する過程であり、夢を追い求めることの大切さや意味と、それを追い求める過程で得られる経験についてしっかり生徒たちに届いたのではないでしょうか。
ー名刺交換を学ぶ
名刺交換のマナーや職場体験の挨拶の仕方を学び、名刺作りでは、好きなデザインを選び、自身で考えた肩書きを名刺に入れました。
名刺交換の練習では、サポーターが悪い例や良い例のお手本を見せてくれ、また生徒も実際に名刺交換の練習を行いました。生徒は最初恥ずかしがっている様子もありましたが、みんなとても上手にできていました。
今回ワークショップを体験した生徒からは
この授業をやってみて自分のことや友達のことをもっと知ることができてとても楽しかったです。
目上の人への言葉遣いなど社会に出て必要な言葉遣いの基本を学べて自分のためになりました。
これからどうしたいか自分が何になりたいか何が好きかなど自分についてよくわかった
社会人の世界、まだまだ見たことない世界があってこれからの自分の未来が楽しくなってきました。
楽しむことの大切さやなんのために働いているのかなどたくさん知ることができた!
生徒たちは、ワークショップを通じて自身や友達のことをお互いに理解することが出来たようです。また、これからの将来や夢を持つこと、楽しむことの大切さなどたくさんの想いが伝わったようです。
ー最後に
生徒たちからはこの授業を通じて自分自身や友達についてより深く知ることができたという声が多く聞かれました。また、社会に出て必要な言葉遣いや行動の基本も学ぶことができ、これからの未来に対する楽しみや期待が高まったようです。今回の体験が、生徒たちの成長にとって大切な一部であり、生徒の将来にとって価値あるものになり、より多くの生徒が自分の可能性を広げ、夢や目標に向かって進んでいくことを願っています。