R4年度 うるま市キャリア教育推進事業 ~ミラカナ~ 具志川小学校
2022年10月12日、具志川小学校の6年生を対象に「ワーカーズトーク」を実施しました。
ワーカーズトークとは、さまざまなキャリアを持つ社会人講師を派遣し、その職業について話をすることで、子どもたちに自分の将来について考えてもらうための取り組みです。
もちろん学校によって派遣する社会人講師の方々はさまざま。具志川小学校では、観光コンサルティング、メディア、動物系、ものづくり(飲食店)に従事する4名の社会人講師を派遣・講話を実施しました。
この記事では、具志川小学校でのワーカーズトークの様子をご紹介します。
なお、キャリア教育事業「ミライカナイ」については別記事にて詳しくご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
R4 うるま市キャリア教育推進事業 『ミラカナ』 プログラムについて
具志川小学校ってどんなところ?
具志川小学校の6年生は、2クラス56名です。3校時の総合学習の時間を使い、4名の社会人講師にお話をしてもらいました。
1教室の人数を少人数に!対話を大切にしたワーカーズトーク
具志川小学校のワーカーズトークでは、
「講師との対話を存分に味わってほしい」
「対話の場面を大切にしたい」
という希望から2クラスを4つの教室(講話)へ分け、1教室15人前後の少人数で実施しました。
児童は講師の付近に集まり、お話を聴講中はワークシートの書き込みを控えてお話に集中できるようにしました。
質問&感想も充実!児童の視野が広がったかけがえのない時間
質問タイムに入ると多くの児童が挙手をし、講師に質問をしていました。
講師の話しの内容からの質問がなされたことから、講話がきちんと児童たちの中に響いたのだろうと嬉しくなりました。
また、「私も聞きたいです!」と担任の先生も児童のように質問しており、その姿に児童たちも楽しそうにしていました。
最後の5分、数人の児童が講師に向けて感想を述べるなど良い雰囲気を保ったままワーカーズトークが終了しました。
なお、ワーカーズトークの次の時間、4校時にはワークシートを書き込みを実施。気付いたこと、考えたこと、興味持ったことなどをグループで、また全体で共有しました。
<児童の感想より一部紹介>
僕も、両親が望んでいることと、僕が望んでいることが異なっています。
これまでは、そのことについて話そうとは思っていなかったけど、
今日のお話を聞いて、僕はこう考えている、こう思っていると、
お父さんとお母さんに話してみようと思います。
今回のワーカーズトークが、児童の視野を広げ、行動を促すきっかけになれたのだと感じられた素晴らしい瞬間でした。
児童たちが自分の輝ける場所を見つけ、好きなことややりたいことを勝ち取り、未来へ羽ばたけるように願っています。