R4年度 うるま市キャリア教育推進事業 ~ミラカナ~ 勝連小学校
2022年10月21日、勝連小学校の6年生を対象に「ワーカーズトーク」を実施しました。
ワーカーズトークとは、さまざまなキャリアを持つ社会人講師を派遣し、その職業について話をすることで、子どもたちに自分の将来について考えてもらうための取り組みです。
勝連小学校では、学校側の希望と擦り合わせた結果、動画視聴による学習を実施することになりました。
そこで今回は、勝連小学校でのワーカーズトークの様子をご紹介します。
なお、キャリア教育事業「ミライカナイ」については別記事にて詳しくご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
R4 うるま市キャリア教育推進事業 『ミラカナ』 プログラムについて
勝連小学校ってどんなところ?
勝連小学校の6年生は、2クラス56名です。2、3校時の総合学習の時間を使い、事前学習・ワーカーズトーク・事後学習までを行いました。
動画視聴にて興味のある仕事について学ぶ
1組さんでは3〜4人でグループを作り、2組さんでは黒板を向いた通常の状態で視聴を行っていました。
クラスによって視聴のスタイルが違う理由を担任の先生に伺ったところ、1組さんは会話をシェアリングするため、2組さんは各々興味があるものが違うと思ったためあえて一人で観るようにしたとのことでした。
先生によって形は異なりますが、軸にはきちんと児童への配慮があるのだなとほっこりした気分になりました。
とても静かに、真剣に動画を視聴する児童たち。友だち同士で意見交換をする場面も見られましたし、動画の内容で難しいところ、意味が理解しづらいところなどを先生に質問する場面も見られました。
動画視聴だと社会人講師がその場におらず、児童からの疑問に先生が答えるという形になることが多いため、手が行き届かない部分もあるかもしれません。
ただ今回は、先生方が児童一人ひとりに丁寧に接し、見回りながらサポートしていたため、順調に進んだと思います。
事後学習では、事前学習で作成したミライカナイマップを黒板に貼って振り返り。笑顔で先生からの質問に答える児童たちに、安心した気持ちになりました。
「こんにちは」「楽しかったです」と、休み時間に笑顔で話しかけてくれる児童もいました。挨拶ができることや、人懐っこくて明るいところは、社会に出てからも重視される部分なので、このまま真っ直ぐに大人に向かっていってほしいなと思いました。
明るく活発で、授業中の真面目な姿勢とのメリハリがある勝連の児童たち。この明るい笑顔が続くように、児童たちが自分のやりたいことや好きなことを見つけられますように。