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監督が怒ってはいけない大会

こんにちは^^
みらい価値創造支援協会
中島です。

昨日は、
知り合いの一般社団法人さんが企画された
講演会?みたいなものに参加してまいりました。


テーマは・・・


「怒り」がなくても
「成長」につなげる方法とは!?


こんな感じで、
元、バレーボールの日本代表選手でもあった
益子直美さんと、

心理カウンセラーさん2名との
トークセッションでした。


益子さんは、10年前から


監督が怒ってはいけない大会


という、子供たち向けの
バレーボール大会を開催されています。

一般社団法人も設立されて、代表理事をされている。

活動10年目で書籍出版されました^^


バレーボールといえば、
私たちの世代では


♪苦しくったって~~~
♪悲しくったって~~~
♪コート~の中では、、平気だもん・・・(泣)


アタックナンバーワンに象徴される、
苦しい練習や、辛いトレーニング、
叱咤激励は当たり前、

ミスしたら殴られる、
負けたら怒られる、
倒れるまで練習させられる、

昔は、水も飲んではいけない、、、とか、
ありましたよねぇ。。。

今、冷静に考えると、
全く意味不明なシキタリ?みたいなものが
沢山あった。。。

昭和感満載のスポーツの象徴?
それが、バレーボールだったような
そんな気がいたします。


(中島さんもバレー少女だった。笑)


益子さんが今、
監督が怒ってはいけない大会
をずっとずっと全国で広め続けている
その背景にはいろんな思いがあって


現役時代のお話や

バレーボールが嫌いだった話
早く引退したかった話

ミスしたくないから、
トスを上げないで欲しいと思っていた話、とか

怒られる環境でしか
バレーボールをしたことが無かったから

自分で主体的に考えたり
楽しむ方法が分からなかったり、、、と

いろんなお話をしてくださいました。


バレーボールが大好きで始めたはずなのに
バレーボールが大嫌い、
むしろもう関わりたくもない、

そんなメンタルの状態にまで
追いやられてしまったなかで、


でも、今、

彼女は、子供たちに
バレーボールを楽しむことを
伝え続けている。

子供たちがバレーボールを楽しむためには
監督やコーチ、親も含めて

怒ることをやめて
子供たちの主体性を尊重する
そんなスタイルを提唱し続けている。


でも、これって、大変だ・・・。



だって、長い慣習のなかで
怒られてそれを乗り越えてこそ、強くなるんだ!

と、思い込んでいる
ベテラン監督さんたちを相手に

意識改革、思考改革、
そして、言動の改革をしなければ
これは実現しないことだから。

大変だ・・・。



怒ることが正しい指導だと
長年信じてやってきている監督さんに

怒ってはいけないですよ!
ということの勇気。

相当のものだと思ふ・・・。


怒ってはいけないですよ!と
いつも怒っている人に伝えたら、

だったら、どうしたらいいんだよ!!と、
また、怒られるでしょう。。。

大変な世界だ。



でも、それをずっと続けていて

実際に、そういった頑固な
厳しい監督さんたちの意識改革を
丁寧に丁寧に続けられている人。



人は、自分で気づかない限り
自分の言動を変えることはしない

から、

ああしたほうがいいですよ
こうしてくださいね!

と、伝えたところで
言動に変化を起こせる人はほぼいない。

ご本人に深い気付きを与えなければ
慣れ親しんだ癖を変えることはできない。


バレーボールの大会を通じて
目の前でリアルタイムで試合が進む中


  • 「怒ることしかしたことがない!」

  • 「褒めることなんてできない!」

  • 「褒めたことなんかない!」

  • 「だって子供たちはまだ下手なだから」


といった頑なな想いや姿勢を
守り続ける監督さんに
ひとりひとり寄り添って

それを、その場で解きほぐしていく。


益子さんは
スーパーカウンセラーでもあり
スーパーコーチでもあり
スーパー癒しな人、なんだろう。


黒だったオセロを
白にひっくり返すのは大変なエネルギーが必要。

だけど、それができるのは
バレーボールが「好き」
という多大なエネルギーを持っているからなんだろう。

バレーボールが大嫌いになって
試合に出るのが嫌になって
全日本に選ばれるのも嫌になって

そんな、イヤなことだらけ
大嫌いだらけなバレーボールを知った人が

そんな自分にむきあって
逃げないで
ご自身の本当の気持ちに気づいたときに


バレーボールが本当に大好きである
ということが見えたのかなと
そんな気がした。


大嫌いは、大好き。

本当はもっとこうしたい
ということの一側面、なのかもしれない。


自分の弱さを知る人は、強い。


人の意識を変えたり
長年の慣習に変化を起こすために

脳科学や心理学、
アンガーマネジメントや、ペップトーク
沢山のものを学び続けているそう。


10年たった今、世間の理解が追いついてきていると
そんなお話もされていた。


勇気をもって変化を起こし続けて
子供たちの笑顔を増やして
監督も含めた大人たちの笑顔も増やして

本当に素晴らしい活動だな~と
感動した。


私にはこんなに強い信念があるだろうか。



今回は、バレーボールという
スポーツ界の話と、

ビジネスの現場でも
活用できるようなノウハウとか
そういったお話が多かったけれど


怒りや、厳しい指導、
といったキーワードは、

親子関係でも、
夫婦関係でも、
そのほかの人間関係でも、

割と根強く残っている分野だろう。


大人の女性と関わっていて感じるのは、
我々(40~60代)世代の

親の世代(70~90歳とか)は、

地域的な風習や、
個々の性格にもよるけれど、


「父親」という存在が
家庭の中で大きな威厳をもっていたり
強い存在である、という慣習がまだまだある。


お父さんが厳しい家庭に育ったことで
大人になった今も
親との関係性がギクシャクしている人は少なくない。


そういったお父さんをみて
育った男の子もまた、

父親とはこうあるべき!
という常識のような思い込みが
根強く続いてしまうケースは多い。


奥さんや子供たちを
苦しめたい、こらしめたい、
怯えさせたい、

と、思っているわけでは
ないんだけれど、


自然とふるまっている言動が
周りの人たちにとっては
脅威と感じてしまうケースは多い。


脅威を感じる父親に
素直な気持ちを伝えられる子供はなかなかいないから、

お父さんたちも
自分の言動がどうなのか?に
気づく機会はほぼない。


こういった環境で育った方は
なかなか親の教育の在り方や
自分に対して厳しくされたことを

ポジティブに受け止めることは
難しいケースのほうが多いし

そんな親を理解したり
受け入れることなんて無理、と思う人のほうが多いけれど、


このあたりも、
潜在意識から紐解いていくと

苦しかった記憶が
あたたかい気持ちに包まれるようになったり

最終的には
愛情に変わったりする。


そんなこと、無理だわー、、、
って思われる方のほうが多いと思いますが

デキます^^



ライフヴィジョンパートナーの皆さまは
潜在意識の深いところを
もっともっと熟知して

その人にとって適切に
取り扱えるようになっていただけたら

過去の出来事にトラウマを感じたり、
苦しみ続けている人たちに

優しい気持ちや、
かけがえのない愛情に気づいていただけると気がくるから


地道な活動ではあるけれど
ぜひぜひ多くの人と
関わり続けていただけたらと願うばかり。



~以下余談~

中島さんは、
子供の頃、バレー女子だった。

バレーボールが好きになったのは
小学生の頃、テレビの中で、
益子さんを見たからだ。笑

だから、中学校では
バレーボール部に入って、

大学でもなぜか、
体育会バレーボール部に入ってしまった。笑

大学は、厳しかった。笑

いろんなシキタリがあった。笑

今は笑えるけれど、当時は苦しかった。。。笑


益子さんが今回出版された
書籍を買ったら、サインしてくれた(≧▽≦)

文字にはその人の想いがのっている^^

一文字一文字、
とっても丁寧に書いて下さっている姿を見て

こうやって、周りの人に対して
丁寧な関わり方をされている人なんだろうと
思った。


私がテレビで見ていた
全盛期の益子さんは、

私の中では、
スーパーヒーロー?スーパーヒロイン?
だったけれど、

当時、ご本人は
苦しみのさなかにいらっしゃったとのことで


実際におこっていることと(事実)
実際に感じていることと(見えない世界)
他人が見ている世界とは


全く違うんだな・・・
なんて改めて思った次第。

何も知らず、苦しみ真っただ中の
益子さんをテレビで見て、

すごいな、カッコイイな、
バレーボールやってみたいな、と思った中島さん、

あれから35年?くらいの時が経ち
当時の裏話もお聞きできる機会を頂いて

色んなことがあっても
でもやっぱり、
人に勇気を与える人は
人に勇気を与え続けていくんだな。


35年前にテレビで見ていた
益子さんと同じくらい
いや、今のほうがもっともっと輝いている。


歳を重ねるにつれて
輝きを増していく生き方を体現されている。


今から35年後、
私はどんな自分でいるんだろう。

できれば、今よりもっと
イキイキとしたおばあちゃんになって
周りの人に元気や笑顔を与えらえる

そんな年の重ね方ができたらいいな。


皆さまは、
5年後、10年後、30年後、

どんな未来に立っているでしょうか^^?


子育て、家族関係、職場関係、いろんな人間関係に役立つお話と、子供たちの可愛らしい笑顔がいっぱいの、あったか~~~い本です^^
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みらいの価値を創造しつづけよう♪



中島百合子



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