ブラック企業・ホワイト企業って、結局...
「ブラック企業」「ホワイト企業」
皆さんが目にしたことのある言葉。
(「超ホワイト企業」とか聞くと、透明なんか?とつっこみたくなるのは置いといて)
ブラック企業でも社員ゼロって聞いたことありますか?
逆に、ホワイト企業で離職者ゼロって聞いたことありますか?
きっとないでしょう。
結局、企業と働く人の相性なんですよね。
では、働く人との相性って、入社前にわかりますか?
少なくとも私には、そんな力ありません。
働く人との相性を確かめるためには、体験入社の期間を設けることをおすすめします。体験入社は、入社後のリハーサルです。一緒に働いてみて、働きやすいのか、そうでないのか、あなたらしく働けるのかどうかを企業と求職者双方が見極めます。
この体験入社を、どの企業も行えばいいと思うのですが、なかなか導入されないのが現状です。
なぜなら、企業の情報を外部の人に漏らすことになるからです。
確かに、体験入社をする人は、企業の情報に触れることになります。
しかし、これから社会に出る人であるならば、機密情報を漏らさないという約束くらい守ってもらわないとなりません。
つまり、この問題は、契約書等での約束をすることで解決するのではないでしょうか。
また、始めから、体験入社の人が社員と同じ仕事をできないような職種もあります。
しかし、あくまで体験入社で知りたいのは、その会社との相性です。
相性って、やることによって違いますか?
そんなに違わないのではないでしょうか。
例えば、新学期にクラス替えをして、新しいクラスメイトとの相性を確かめる時、登下校をする場合と林間学校に行く場合で相性ってそんなに変わらなくないでしょうか。
そこで、新規立案をやることで相性を確かめようというのが、今日のインターンだとします。
しかし、たった数時間や数日で、その人との相性ってわかりますか?
自分らしさを最初から100%出せる人って多くはないと思います。
クラス替えをしてGW前にはクラス全員と仲良くなっている人がいる一方、夏休み明けるころまでかかる人もいます。これって、どちらが良い悪いという問題ではないですよね。
その人がその人らしく過ごせるようになってからでないと、本当の相性は見極められません。
ですので、体験入社は、期間を定めず、やることも指定せず、やるべきなのです。
ここが、今日のインターンとの違いです。
小規模でもいいから、まずは導入して欲しい。
離職の原因の多くは、職場との相性なのだから。