見出し画像

就活を始めた皆さんへ

4月になり、23卒の就活生も情報が解禁されて、「就活」という言葉に敏感な人も増えてきたのではないだろうか。

そんな時期に、注意喚起も込めて、このnoteを書く。

就活生は、商品だ。

人材業界で働く人はたくさんいるし、就活生が利用するサービスはたくさんある。

就活生が就活を考えたらはじめに登録するであろう、〇〇ナビとか、そういうの。

しかし、忘れてはならない。
彼らはビジネスでやっている。

就活サービスのほとんどは就活生が無料で利用できる。

その費用を負担しているのは、企業だ。企業が広告を掲載するのにも数百万円の費用がかかる。掲載費が無料でも、採用が決まったら課金する形態のものもある。

そこに載っている企業は、自分の出した費用以上の効果を期待しているだろう。費用対効果というやつ。

他方、サービス提供側もビジネスでやっている。そのサービスの受け手は、就活生ではなく、企業だ。間違いない。だって、サービスを受けるために企業はお金を払っているから。

就活生は、フリーライダーとも言えるかもしれないが、むしろ商品であると、ここで言おう。

誰だって、サービスの正当な受益者になるためにはお金を払っている。

自動販売機だって、ボタンを押せば飲み物が出てくるわけじゃない。
1本買えばルーレットによってもう1本もらえるような自動販売機もあるが、あれだって1本分の値段を払わないと、そのルーレットは回らない。
飛行機に乗っても、飲み物を選べるが、その料金は飛行機の搭乗料に含まれている。

サービスを受けるには、対価を払わなければならないのだ。

では、就活はどうだろうか。

就活生は無料で就活ができる。

これに対して、大学生は稼いでいないんだからしょうがないでしょ、という声も聞くが。
だったら私立の中学受験・高校受験は?受験料かかってるじゃん。

就活でお金を払っているのは誰かというと、求人をしている企業である。

ということは、サービスの受け手は、企業側ということである。

大人はそうは言わないけれど、現実はそうである。


周りが就活しているからとか、「就活は3年生から始まる」と言われたからとか、自分の意思以外のことで就活をしている人に伝えたい。

自分の将来を決めている就活なのに、企業のビジネスに振り回されないように。

サポートよろしくお願いします!いただいたサポートは、これからの活動費(広告費や施設代など)につかいます!