【沙倉のたわごと】『想いのこり』大変な水中撮影。
先日、YouTubeで公開した短編映画『想いのこり』
3年前2018年の門真国際映画祭の会場にて、米子映画事変3分映画宴のことを知り、
応募してみようと3分で私が監督・主演できる物語を
漫画家である叔父の岡崎二郎に書いてもらいました。
この『想いのこり』で初めて水中撮影に挑戦したのですが、
めちゃくちゃ大変でした。
二郎のおじちゃんは、水中のシーンは写真にCGを使って海草などをユラユラさせる。
みたいな感じのことを書いてあったのですが、
誰がCGすんの?
ってことになるので、撮った方が早いと思い水中撮影決行したのです。
9月下旬の夜のプール。
めちゃくちゃ寒いし、
昼間のプール見てたら、絶対に100%入れなかったよ。
藻だらけだったもん。
めっちゃ汚かった。暗くてもなんとなく分かるくらいだったもん。
ほんとに。
また、私沈み方を知らなかったから
水中に長く居ないとと思い、思いっきり息吸って潜るから
すぐ浮いてきちゃって。笑
息全部吐いてからじゃないと沈まないんだね。
勉強になった。
しかも、はじめプールの底に三脚置いたの、安田さん。笑
水中でしかも目も閉じてる中でどうやってカメラの前でじっと出来るんよ!
何回してもフレームの中に納まらなくて断念。
それゃそうだろー。笑
絶対無理やし。
無理って言ってるのに、手持ち好きじゃないからさ安田さん。笑
結局嫌いな手持ちで撮ってもらったんだけど、
それでも普通のプールだから、深さが足りなくて撮影めちゃくちゃ難しかったのです。プールの底が写ったりして。
寒さで震えてくるし、なんとか使えるでしょうってのが撮れたので撮影終えました。
あの一瞬の水中シーンは、めちゃくちゃ大変だったのです。
ちなみに、3分の映画を撮ろうと思ったのに、出来上がったら6分になってました。
3分宴は余韻などカットしてなんとか3分に仕上げ応募し、上映作品として入選しました。
映画祭当日米子まで行ったのに、
賞もらえなくて「けっ!」と思い不機嫌で帰ってきたことは内緒で。笑
『想いのこり』(2018年)
★とよたビデオコンテスト 審査委員長特別賞 (2018年)
★ 米子映画祭 上映作品入選 (2018年)
★相生なぎさ短編映画祭 上映作品入選 (2019年)
出演・沙倉ゆうの / 矢口恭平 / 中越恵美
原作 / 絵コンテ 岡崎二郎
撮影 / 編集 安田淳一
音声収録 南野佳嗣
美術 岡崎眞理
ロケ協力 Ethan
協力 西原仁見
未来映画社
監督 / 脚本 沙倉ゆうの