【沙倉のたわごと】ボケを潰す女
15、6年前、当時飼っていたシベリアンハスキー2匹を連れ、私は引きずられるように動物病院を訪れました。
(今飼っている琥珀とは違い、力は強いし散歩は犬ぞりのように走るものと思い込んでいる2匹だったのです。それを教えたのは私なのですが…)
動物病院に入ると、目の前に笑福亭鶴瓶さんが!!!
心の中で「つるべさんだ!!!」と思うや否や、ニコニコしながら鶴瓶さんが一言。
「ハスキー3匹も連れて、大変やなぁ」
「えっ?」
もう一度、「ハスキー3匹も大変やな」
私は何言ってるんやろ?と思いながらも愛想笑いをしながら「はい~」と答えたのだが、
帰り道、3匹に見えたんやろか?言い間違い?
それとも私の聞き間違い? などと考えながら家の玄関の扉を開けた途端、目に飛び込んできたのは、
リアルなシベリアンハスキーの顔がでかでかとプリントされているTシャツを着た私だったのです。
と、いう話を『a-studio』に呼ばれた時には鶴瓶さんに話してみようと思っているのだが、一向に呼ばれないのでとりあえず書いてみた。
そういえば、横にいらした奥様が「いいから、いいから、ごめんね~」って言ってたな。
今はツッコめなかったことを後悔する女なのである。
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