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デジタル時代の子育て:乳幼児のスマホどうしてる?


現代社会では、乳幼児がスマートフォンやテレビに触れる機会が急速に増えています。皆さんも一度は「メディアは子供の成長にとって良いのか、悪いのか」考えたことがあるのではないでしょうか。

忙しいとついついYouTube などに頼ってしがちですよね。
うちの子供が未満児の頃通っていた保育園では、極力見せないで、と言われました。年長になった今でもどれくらいが適正なのかなど迷うことがありますが、私自身は時間を決めたりしてルールの範囲なら問題ないんじゃないかな、と思っています。今回は、メディアとの付き合い方を考えてみます。



メディア接触の光と影

⭐️メディアの教育的可能性
テレビや インターネットの教育コンテンツには、子供の学習を高めてくれる可能性がありますし、質の高い教育番組は、以下のような効果が期待できます:

  • 言語発達の促進

  • 基本的な概念(数、色、形)の理解

  • 社会性や感情理解の学習

例えば、Eテレでやっているような教育番組は、昔から子供の認知発達に貢献していますね。

⭐️デジタル時代の懸念点
一方で、過度なメディア接触には深刻な発達リスクが潜んでいます:

  1. 言語発達への影響

    • 直接的な人間との対話が減少

    • 言葉の習得速度の遅れ

  2. 注意力と認知能力

    • 短い刺激に慣れることによる集中力低下

    • 深い思考や創造性の阻害

  3. 身体的健康

    • 運動不足

    • 睡眠リズムの乱れ

    • 肥満リスクの増加

【対策】バランスが鍵🗝️

推奨されるアプローチ

  1. 年齢別では・・

    • 2歳未満:できるだけメディア接触を避けるのがベター

    • 2-5歳:1日1時間以内に制限する

    • 質の高いコンテンツを厳選しよう

  2. 親の関わり

    • 一緒に視聴し、内容について会話をする

    • 番組の教育的意図を理解する

    • インタラクティブな学習機会を創出しよう

  3. 代替活動に変えてみる

    • 外遊び

    • 読み聞かせ

    • 創造的な遊び

    • 直接的なコミュニケーション

おわりに

メディアは「悪」ではありません。しかし、子どもの発達段階に応じて、適切な量と質のコンテンツを選択することが推奨されています。
現代のデジタル時代において、テクノロジーとの接触を避けることは不可能です。避けるのではなく、使い方、ルールを学びながら、健全な使い方、関係を築くことは、課題とも言えます。適切に、楽しくメディアを活用していきましょう。


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