見出し画像

絶賛就活中の学生が語るMy SDGs

はじめまして、かみゆーです。MIRAIサークルの運営メンバーでありながら現在、就職活動を行っている理系大学院生です。

実はこのMIRAIサークル、私がペルソナになっているそうです。SDGsに関心をもつ学生や若手の社会人が、SDGsを軸にキャリアのヒントを得られるメディアを目指しています。

この記事では、SDGsに対して私が「いま取り組んでいること」と「仕事を通して貢献したいこと」という2つのテーマで語っていきます。

いま取り組んでいること

私は「シンギュラリティ・ラボ」というコミュニティを通して、学生同士で社会課題を語り合い解決アイデアを考える機会を創出しています。

私が一昨年の夏にこのラボにジョインしたきっかけは、当ラボが開催するボードゲームを用いたSDGsワークショップに参加したことです。SDGsに関心をもつ学生と社会人が交流する中で、社会課題解決に貢献するため新たな気づきやヒントが得られることに面白さを感じました。

昨年はコロナ禍で大学での活動が制限され、私自身も大学の友人と接する機会が減ってしまいました。

だからこそ、オンラインで全国の学生とつながってSDGsを学ぶきっかけを作れば様々な個性のある学生と交流できるのではないかと考え、ラボの社会人メンバーと共にアイデアソンの企画を立ち上げました。

シンギュラリティ・ラボでは「社会課題をテクノロジーで解決する」というフレーズのもとで、テクノロジー好きなメンバーが数多く所属しています。

そのような環境を利用しながら私が関心を持つ「衛星データ」をテーマとして、社会課題解決アイデアを創出するイベントの開催に漕ぎ着けました。

「オンラインで0-1でアイデアを形にする体験ができたのが楽しかった」

といった感想を高校生、大学生の参加者から頂き、企画のやりがいを感じると共に、まずは主体的に行動を起こすことの大切さを実感しました。

最近は学生団体とのコラボ企画も行っています。昨年末は2日間のイベントを開催し、60名以上の学生が参加してくれました。

イベントを企画していつも思うことは、「~の社会課題に関心を持っていて、~に取り組んでいます」と、特定の社会課題に対してアクションを起こしている学生が非常に多いことです。

同世代の学生の考えを聞いて、毎回新たな気づきが得られると共に、私も頑張らなくてはと思います。

SDGsの目標17番「パートナーシップで目標を達成しよう

学生でいられる時間の中で、より魅力のあるイベントを企画し、社会課題解決に向けて行動を起こしている学生や社会人の方々とつながりを築いていきたいと思います。

仕事を通して貢献したいこと

私が仕事を通して貢献したいことは、自然災害に対してレジリエンスの高い社会をつくることです。

このように考えるようになったきっかけは、「鳥人間コンテスト」で自然の脅威を感じたことです。

鳥人間コンテストとは、大学や社会人のチームがオリジナルの飛行機を製作し、パイロットがそれに乗り込んで飛行距離を競う大会です。1度はテレビで目にされたことがある方もいるかもしれませんね。

私は大学で鳥人間サークルに所属し、毎日のように飛行機づくりに打ち込んでいました。

活動の集大成となる大学3年生で迎えた大会、私たちのチームは機体を完成させてフライトの最終チェックを行っていました。

しかしフライトの直前、会場に接近していた台風によって雨風が強くなり始め、なんとかフライトは行えたものの機体はすぐに失速してしまいました。

第42回鳥人間コンテスト 2019_210310

このとき私は、自然の脅威に対する意思決定の難しさと、それを支える事前準備の大切さを感じました。

これを機に台風や豪雨による災害が発生した際には、被害要因や被害状況により注目するようになり、災害発生時における自治体や企業の意思決定の課題を感じました。

そして、気象の変化や災害発生時における自治体や企業の意思決定を支える仕事をしたいと思うようになりました。

このような経緯から建設コンサルタントや気象観測システム、防災システムのベンダーなどを志望しています。

SDGsの目標11番「住み続けられるまちづくりを

異常気象や南海トラフ地震など私たちの生活にとって自然の脅威は目の前にありますが、いざ自然の脅威が街を襲った時に人命を守るシステムの開発に携わり、災害に強い街づくりに貢献していきたいです!

さいごに

SDGsの観点で私が取り組んでいることや、仕事で貢献したいことについて書かせて頂きましたが、正直私は普通の学生です。

社会課題についてほんのわずかなことしか知らないですし、それ以前に目の前の就活でうまくいかないことも多々あります。

ですが自分がやってみたいなと思ったことに対して、まずは行動を起こしてみることは常日頃大事にしています。

このMIRAIサークル、SDGsに関心はあるけど踏みとどまっている学生に対して、ほんの少しでも行動のきっかけを提供できるメディアを目指していきます。

私も皆さんと一緒に成長していきながら、SDGsに対して考えていること、最近取り組んだことを定期的に発信していきます!


いいなと思ったら応援しよう!