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50年ローン地獄、それなら”今”買わなくても…。
対象商品は、住宅ローン(WEB申込コース)(対面相談コース)とNEOBANK住宅ローン。フラット35、フラットパッケージローンは対象外。対象者は、借入時年齢が満18歳以上満65歳以下、完済時満80歳未満で、安定かつ継続した収入があり、同社指定の団体信用生命保険に加入できる国内居住者。
さすがに50年の借入期間でなければ返済できないような物件は、ファイナンシャルプランナーの立場からはお勧めできない。
29歳で50年ローンを組んで、完済時年齢79歳。そこまでして、背伸びした価格の家が欲しいか…。
物件価格を見直すべきだろうし、今の不動産価格がもう少しすれば下がるかもしれない。子育てが終わったらダウンサイジング(夫婦二人で暮らす小さめの家へ引越)が可能な賃貸を当面選択してもいいかもしれない。
この記事はでは、都内を中心に物件価格が上がっていると書かれているが、当然、物件価格が上がると、部屋を借りる賃料相場にも影響がある。
婚活の視点でいえば、結婚後の新居選びが問題だ。
当然、結婚すれば二人で住むことになる。下記のデータを見ればわかるが、都内の賃貸物件の賃料相場はここ数年、大きく上がっている。また、どちらか、または両方が実家住まいだった場合は、確実に追加的な家賃負担が発生する。
真剣交際から成婚に向けて、結婚後はどこに住むのか?お互いの勤務先との距離やテレワーク、転勤の可能性、子供を希望されるケースであれば、出産後の働き方など、問題は山積だ。そこに都内であれば、賃料が爆上がりしているという重しが加わる。
今後50年間、住宅ローンを返済するだけの給料が得られるのか?安定した働き方が可能なのだろうか?
多くの方にとって、答えはNoだろう。
そもそも築40年、築50年の家に住んだことがある方はどれくらいいるだろう?
戸建てにしても、マンションにしても、支払うのは住宅ローンだけではない。固定資産税に加え、マンションであれば、管理費や修繕積立金が年々引き上げられ、家計を圧迫していく。戸建てであれば、15年、30年など、定期的に大掛かりな修繕も発生する。
住宅をローンで買う場合、一度立ち止まって考えてほしい。本当にその家は、あなたの人生を幸せにしてくれるか?そんなことを思うニュースだった。