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宝塚スターを応援する、ということ

≪前回の記事はこちら≫



「宝塚のスターを応援する」
これはとても熱い情熱根気時間
あとなによりもお金がいる。


応援する相手によっては、
スターになるまでかなりの忍耐力も必要だし
本当に上に上がれるのか?と、ハラハラしたり
辞めてしまわないかという不安と葛藤したり
思いもよらない組替えで納得できない位置にならないよう祈ったり。


スターさんがしたっぱのときにはしたっぱの悩みがあって
スターさんの立場が上がることで上には上の悩みがある。


ただ応援するだけなのに、と知らない人は思うかもしれないが
本気で宝塚スターさんを応援するということはそういうことだ。



私が最初に好きになったスターさんはその後
4番手から順調にスター街道にのった。

最初のころは開演前ポツポツとまばらだったファンクラブのテーブルも
3番手になる頃には2番手を追い越すほどの行列をなしていた。

歌劇やグラフで一人写りが多くなった。
ショップのポストカードは売り切れが多くなった。

バウホールや地方公演での主演を演じるようになる頃には
チケットが入手困難となった。

そうして無事トップとなり、その後数作品を経て退団していった。



私はそのスターさんを知ってから約4年間
宝塚知識0の状態から
「まあまあ知ってる」程度にはレベルが上がっていた。








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