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我が家の体験 ~ホームステイ受け入れ編~



〈ホームステイ受け入れのきっかけ〉

今となっては、明確に覚えておらず(笑)。大学在学中、日本人学生のホームステイ受け入れをするアメリカ人ファミリーと知り合いになる機会があり、私たちというか特に私の中で『実際に英語を話す、そこからの広がり』を改めて考えさせられた。

〈ホームステイ受け入れの目的〉

①家族として他を知る機会を得る
②ひとりっ子の娘に他と接する機会を増やす
③外国語を学ぶ必要性を自然と感じて欲しい

〈ルール〉

受け入れの度に、こうした方が良かったと家族で話し合いハウスルールを改訂。

①我が家のホームステイ受け入れの目的を説明(家族の一員として迎える)
②ゴミの捨て方
③お風呂の入り方
④定期的に部屋に掃除に入ること
⑤自室で飲食禁止
⑥意見がある場合、必ず言う
⑦わからないことは、必ず聞く
⑧お互いに無理しすぎない
など

かなり細かいことまで記載した記憶あり。
後出しでルールを追加するのはだめ。追加する場合は、必ず理由を提示。自己紹介のプリントとかも作った、会話のネタ探しに。

〈受け入れに際し、確認するべき点〉

ホームステイを選んだ目的を確認
一番大事で確認すべきポイント。

「日本の◯◯(食べ物や文化など)が大好きなんだ。」「ここに行きたいんだ。」「◯◯をしたいんだ!」など目的がはっきり示せる人は、他から強要されていない。ホームステイを積極的に楽しんでいるように感じる。逆を言えば、親に言われてホームステイのようなケースは、何をしたいかが本人の中で定まっておいないことが多々あり、ホテルとは異なり、、、「なんでホストファミリーと話さないといけないんだ?」とマイナス面ばかり浮き彫りに。結果、我が家のホームステイ受け入れの目的に合致しない場合は、はっきりと受け入れを断っていました。

〈受け入れに際し、気にしなくても良い点〉

  • 英語力

帰宅時間や待ち合わせ場所など最低限の英語力は必要。しかし、言語はツールであり、伝えようとする気持ちが一番大事。翻訳アプリというツールもある。

  • 食物アレルギー

新しいエリアにチャレンジ出来る機会に巡り合えたと捉える。グルテンアレルギーの学生さんがいたが、娘とスーパーにグルテンフリー食材を探しに行ったり。勉強になった。

〈私達の英語力〉

日本の英語教育システムの卒業生(笑)。This is a penから成長した世代。おわかりですね。SpeakingとListeningが大の苦手。多くのジェスチャーを加え、意思疎通レベル。

〈当時の娘の英語力〉

完全にゼロ。絶対に英語を試験科目としてしか捉えられなかった私達のようになってほしくなかったため、強要はしなかった。

日本語ではない謎の言語で話す両親とホームステイの人との会話に入るため、謎の言語を学ばなければいけない。

娘より

これが、英語を勉強したいという原動力になっているそうです。おしゃべり好きの娘にとって、会話に入れないのは耐えられない。学ぶしか無い!今では、「パパとママのあの時の英語、やばかったよねー」と娘からネタにされています。

〈ホームステイ受け入れを通して〉

良かったことしかない。彼らからたくさんのことを学ばせてもらったし、今でも、彼らから学んでる。

  • 学ぶ目的、モチベーションが明確

  • バイリンガル、トリリンガル以上普通

  • 間違いを気にせず、がんがん話してくる

我が家は、東京23区内に住んでいるわけでもなく、ゲストルームも車もない。ホームステイ受け入れの時は、家族3人一緒に寝て、ホームステイの学生さんには、娘の部屋を使ってもらっていた。ホームステイ受け入れには、その価値、もしくは、それ以上の価値があると言い切れる。

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