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この活動をしているわたし自身の子育てはどうだったのか?


どうして「生きる力」や「人生について」の活動をしているのかを
少しずつ書いていこうと思う。


先週末、結婚式を控えた長女のウエディングドレスの試着に同行した。

ああ、こんな日が来たんだと思った時鮮明に思い出したこと。

彼女を出産した26年前の初夏のこと。

逆子の為、帝王切開を3日後に控えていた深夜、
まさかの自宅破水。

季節外れの台風で救急車も手術準備も間に合わず、
古い小さな産院で私のお腹をけり破って片足から産まれてきた。

産声を聞いた時、この状況で命が誕生したことに奇跡を感じた。


何があってもこの子を守り抜き
しっかり育てて社会に返そう(自立)と決めた。


命の尊さに触れ今まで経験したことのない、
どう表現していいかわからないくらいの莫大なエネルギーが湧き上がってきた。

そんな強い思いはあったが、
難産の為、私の体の中はボロボロになり、
赤ちゃんは黄疸で一緒に退院できず心身ともに疲れた。

追い打ちをかけ、夫が緊急入院となり難しい病気だと知らされる。

産後10日あまりの間に何が起こったのか?

そこから一年間の記憶はほぼ無い。

ただ覚えているのは、自分が頑張らなければ、
自分さえ我慢すればと一生懸命だった。


そしたらきっとうまくいく。


家族を守れるのは私だけ。

自分よりも夫、子どもにエネルギーを費やした。

産後半年で160センチ38キロ、

小学校以来の体重に激やせしてしまった私は、

産婦人科の先生に怒られるくらい無理に無理を重ねた。

ゆとりの無い母となった私は、
時にエゴの塊となり娘の人生に土足で入り込み、
感情のままにコントロールする。

そして、そんな自分自身を責めたり正当化したり、

自分のことだけでも精一杯なのに、
夫の看病と慣れない育児の不安ものしかかり、
制御不能状態となっていった。


続きはまた

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岩岡まさみ : キャリアカウンセラー・保育士(竹のようにぐんぐん育て!子どもたち!)
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