Endless SHOCK Eternal

Twitterで少し書いたので時間がかかってからもう一回noteに書き出してみようかと思います。

私が見たのは9月21日のソワレ。

ファンクラブでチケットを取ったところ、電子チケットのため発券は会場で、ということで席番を知らないまま行きました。二階席、三階席に当たる可能性もあったのでしっかりオペラグラスも準備したのですが...結果として必要ありませんでした。

なぜなら私の席は一階席の前方、照明で目が眩むようなめちゃめちゃいい席に当たったからです。始まる直前まで、私、合ってるよね?ってドキドキしました。

コロナウイルスが少し落ち着いてきたとは言えまだまだ猛威を奮っているためおそらくギリギリの時間を狙って開場する人も見受けられました。

さて、endless SHOCKのストーリーを3年後の視点から回想する、という作りになっている今作ですが、私が期待していたシーンはしっかり盛り込まれていて普通に楽しめました。というより、興味深く見ていた感じの方が大きいかも。本編では語られなかった登場人物の気持ちが特にリカやマツザキ、コシオカあたりは入っていて、ああなるほどと思わされたところが大きかったと思います。

タツヤは想像通り直情型のキャラクターで驚きはなかったです。やっぱり本編の最後の告白シーンがタツヤの全てなんですよね。良くも悪くも。このカンパニーの一番悪いところを正そうとして、間違った方法を取って、ものすごく後悔するパターン。うん、少年漫画にいそう。あるいは某テイルズシリーズに笑。

上のカンパニーの一番悪いところと書いたのはすっぱり

コウイチへの依存

です。

タツヤだけはコウイチに依存せず、逆に対抗するんですよね。これって集団を作る上ですごく重要なことだと思うのですが、カンパニーの皆んなはコウイチの無理難題にガムシャラに応えてしまう。マツザキもなんでタツヤにつくよう指示されるのかわからなかった、と回想しています。タツヤよりの彼でさえそんなことを思うほどコウイチはカンパニーにとって絶対的な存在だった。

しかし、コウイチはそのカンパニーの期待に追い詰められてどんどん狂人化していく。それが端的に現れたのが事件だった。

誰だったかコウイチは追い詰められていたと3年後の視点で回想しています。当時は誰もそこに目がいかなかった。なぜなら、

タツヤが暴走しているように見えていたから。

ファンタジー小説とかラノベでよくある、王族とか貴族の責任に近いものをコウイチは持ってしまっていたのではないかと思います。

本当なら、団員それぞれの未来を考える必要はない。自分で掴み取るべきものだから。その場その場で最高のものを作り上げられれば本当はそれだけでいいはずなのに、コウイチは

オンの先に何があるのか

を考えようとして考えられず、何が最良なのか分からなくてただただshow must go onの名の下に狂人化する。

義務とか責任に押し潰されていってるようにわたしは思いました。

この作品は台詞にならない物語が多くてそこら辺をわたしは深掘りしちゃいたくなっちゃいますね。

明日は配信なので、単純に楽しみたいと思います。

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