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「超逆歳の差カップルのリセットライフ」リアルストーリー💙心療内科でのトラウマ
〜心療内科でのトラウマ~
昨日は心療内科にイフィクサーを服用してから3回目の
再診にいきました。
毎回、100問もある
質問表の記入が終わると
まもなく、とても気さくなサーファー風のドクターは
明るい笑顔で「◯◯さん」と
患者さんの名前を呼び
じきじきに、お迎えにきてくれます。
でも・・・
待合室にいる患者さん達は
無表情な方が多く、
無反応で、すーっと席を立ち
診察室に入っていきます。
その光景が、私の脳裏に焼きついている
昔のトラウマを呼び起こしました。
~2012年~
海外に住んでいた時に
私は離婚問題で娘の親権を失い心身共に憔悴し
外で意識を失い、その後メンタルホスピタルに入院しました。
その時の数か月間・・
人生で中で忘れることのできない本当に衝撃的な経験をしました。
入院している患者さんたちの中には10年以上も
退院できない(多分、一生できない)人達もいました。
薬の副作用で、男女ともに体が異常に大きくなり
いつも蒼白な顔色で、唇は青紫
そして無表情で、まさにゾンビ化・・・
原因は
脳を刺激する電気治療を繰りかえしたり
1日数回も、すり鉢ですらないと飲めないぐらい
大量の精神疾患の薬を飲み続けて
薬漬けになっているからです。
私が食事中おどおどしながら見ていると
死んだ魚のような目でブツブツとつぶやき
ジーっと一点を見ているような生活を繰り返している人や
急に暴れだし自傷行為にはしる人もいて
1日に数回は警報機が鳴り
私たちは部屋に待機させられ
外に出れない時間もありました。
そんなある日
食事中に巨体な若い男性がいきなり大声を上げ
自分の首に持っていた
フォークを突き刺したのです。
それでも、多くの患者は驚くこともなく
「またか」と思っているのか
淡々と食事をしていました。
そのあと
警報機がなり、すぐにナース達に取り押さえられましたが
私たちは部屋に連れていかれました。
サイレンの音が私の心臓に鳴り響き
恐怖感に襲われ
体を震わせながらベットの中でシクシク泣いていると
ドクターやナースがやってきて
「ミライ、あなたは回復して
自宅に戻れるようになるから、
娘さんの為に希望を捨てないでね」と
来る日も来る日も
励まされました。
そんなショッキングな環境下で
時が過ぎてゆくにつれ
悟り始めたことは・・・
”辛い人生をを送っているのは
自分だけではない”
”薬漬けにされてまで
生きていきたくないと
自傷行為を繰り返す体の痛みと心の苦しさは本人にも家族も生き地獄・・・”
”私の精神疾患は自分次第で
回復できる”
気持ちをしっかり持たないと
退院できなくなる、自分から逃げてはいけない”
そう、自分の現実に徐々に向き合えるようになりました。
「世界は苦しいことでいっぱいだけれども、それに打ち勝つことでもあふれている」
ヘレンケラー
Although the world is full of suffering,
it is full of the overcoming of it.
ーHelen Keller
健康に感謝して♬
今日も一日、皆さんが元気で過ごせますように💕