だけど そうやって選んだ日々が答えだ
Fes×ReCや3rdユニット公演が近づいてきて色々と書きたくなったので、特別好きなKNOTについて気持ち整理半分にまとめてみました。
活動記録にはあまり触れていません(過去のnoteに少し書いてあります)。
何卒宜しくお願いします。
全力
KNOTはDOLLCHESTRAが2023年のラブライブ!地区予選で披露した曲で、勝つために作ったと言ってもいいかと思います。
"2023年10月のDOLLCHESTRA全力の曲"です。
実際、ライブで1番盛り上がるDOLLCHESTRAの曲はKNOTだと思います(2人の煽りもあるので)。
ライブでどんどん進化していくのも嬉しいですが、その裏に込められているものについて整理し直してみました。
ジャケットと"結び目"
スクステのジャケットを見ると、千切れた鎖同士が結ばれています。
だけど そうやって選んだ日々が答えだ
ひとつひとつ確かめてゆく
僕と君の結び目を
KNOT(=結び目)というのは綴理とさやかが選択をする度に、鎖を千切り、繋いだ手とその日々が結び目であり、答え。
正解か間違いか、それ以上に自分が出した答えこそが、今の自分であるということ。
Keep on searching for the answer in me
で始まった103期DOLLCHESTRAがひとつの答えを出した曲です。
もちろん、あくまでひとつの答えであり、これで物語はおしまい。というわけではないですが。
ちなみに、この結び方は"真結び"や"本結び"と言われ、解けにくく、"固く結ばれた""絆が深い"などの意味でも使われるそうです。
( 参考↓)
104期Ver.のジャケットにも触れておくと、鎖が1本増えています。
当然小鈴のことですが、加入したばかりでまだ千切ったものではなく、くすんでもいません。
しかし、2人と比べると、すぐに解けてしまいそうに見えます。
というか、これは結ばれていません。
絡まっているだけですね。
小鈴の鎖を真っ直ぐ伸ばすと、2人の鎖の結び目を通ってるだけです。
小鈴のDOLLCHESTRA適性が高すぎて重なるところもありますが、103期ありきなところばかりなので結びきれていないのも納得ではあります。
ここで(TATSUNE氏に)104期生を意識して作られるのも嫌なので、これでいいと思います。
(104期Ver.リリースの基準がよく分からないんですけど、ライブ意識なのかなという気がします)
これまでとこれから
これまでDOLLCHESTRAが綴ってきた楽曲を感じさせる部分をまとめました。
どうして悩んでるの
↑
天秤はいらない(Sparkly Spot)
行こう 行こう ココロを解き放って
鎖 千切ったあの日から
↑
ココロ縛る鎖 今なら壊せる(AWOKE)
怖い 多分 不安で負けそうで
記憶に溺れてしまう
↑
届かない日々に悩むことが嫌で
逃げていたんだ(Mirage Voyage)
嫌だ やめない 諦めない もう
↑
どうか呆れず見ててよ 必ず
Take It Over(Take It Over)
もっと細分化できますが、曲の対応はこんなイメージです。
きれいになぞっている感じがしますね。
というか、曲のテーマが順当に割り当てられているのが再認識できます。
KNOTは、その中の大きな節目だと思います。
そして、これから。
だけど そうやって選んだ日々が答えだ
↓
やめよう 選んだ答えは
"自分"という存在証明だから(レディバグ)
レディバグもDOLLCHESTRA欲張りセットですが、やはりキーになるこの歌詞は、KNOTがないと生まれなかったんじゃないかな、と思います。
DOLLCHESTRAが潜在的に秘めているものでもあると思いますが。
話せないような壮大な夢の続きは
胸の奥に閉じ込めておこう
君のために
↕︎(?)
未定だった未来の夜明けが
思ったよりも眩しくて
似合わないね 僕には
前よりも波は静かになった(Take It Over)
この二つの歌詞、言いたいことは違うけど、似た含みを感じるというか......すごく引っ掛かったところであり好きなところです。
頭一つ抜けてヤバい3rdSGですが、過去に囚われているDOLLCHESTRAが、ここからやっと未来を向けている感じがしていて、じゃあ実際どれだけ、どんな未来が見えているのか、その未来にはやっぱり何か不安があるんじゃないかとも感じます。
未来というワードはよく出てきそうでありながら、スリブ(5/15)みらぱ(1/10)に比べてDOLLCHESTRA(9/15)は圧倒的に多く、どちらかというと執着してきたものです。
(括弧内は104期ミニアルバムまでの曲の数。漏れあるかも)
この時点ではまだツバサ・ラ・リベルテの前のお話なので、綴理の中にある「置いていかれそう」という焦りも含まれてるのかな、とも思います。不安で負けそうででもあるし。
そう考えると、不安だから結び目をひとつひとつ確かめてゆく、とも取れるし、そういう歪なところも好きです。
脱線しつつありますが、KNOTの話はここで終わりです。
全てを乗せて、答えを出した曲。
それでいてまだ不安と、進化の余地を秘めているような。
そんなKNOTが大好きです。
スクールカレンダー
ネガティブ思考で書き出したんですが、書きながらスクールカレンダーについて改めて考えました。
(念を押しておくと104期DOLLCHESTRAも大好きな上で書いています。)
104期のジャケットでは鎖の他に、背景に影が生まれていたり、365Days綴理のカードやレディバグのリリックビデオでも綴理の卒業を示唆するような描写もあり、今後も意識する機会は増えそうです。
受け継がれてきた伝統を沙知が守って、継承したから今のDOLLCHESTRAがあって、これからも継承していかなければならない。
今だって、変わってしまった未来であり、伝統の答えですからね。
リアルタイムなコンテンツだからこそ、リアルな体験と引き換えに、スクールアイドルの限られた時間を痛感させられてしまうわけです。
"スクールアイドル"だからできたプロジェクトでもあり、こういう思考ができるのがスクールカレンダーの憎いところです。
色々考えたりもするけどそれもひとつの魅力であり、何より蓮ノ空というコンテンツを、今こうやってリアルタイムに楽しめていることが一番じゃないですかね。
(Proofフル解禁まで温存中です。リリースされたら活動記録と一緒にまとめるかも。)
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