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104期DOLLCHESTRA

104期 活動記録第2話PART8を読んで、104期DOLLCHESTRAについて書きました。
何卒よろしくお願い致します。

"レディバグ"

104期DOLLCHESTRAの自己紹介曲です。

散々言われていることかと思いますが、レディバグは

"少女に生まれた異常"

"天道虫"

のダブルミーニングになっていると思われます。
(前者のいい訳が浮かばず......)

天道虫という表現が気になったのでここでは後者だけ掘り下げてみます。

お天道様(太陽)に向かって飛ぶから天道虫。

太陽=眩しく輝いていて、誰かを照らす、闇を晴らすような存在。
一言で表すと“希望”といったニュアンスで描かれることが多いと思います。

小鈴にとって自分を支えてくれる2人は太陽のように見えた。

DOLLCHESTRAには雨や夜、つまり暗い心境の表現が多く、象徴でもあると思っていたので意外というか衝撃的でした。

ただ、DOLLCHESTRAも成長していた訳で。

DOLLCHESTRAは葛藤する少女たちを受け入れる居場所。
そして、"雨が上がる"時に自分は受け入れられたと、綴理は感じていました。

DOLLCHESTRAに受け入れられた小鈴はそれこそ、雨が上がった、太陽に照らされたと言えるでしょうか。

そして太陽に向かって飛ぶのは行き場がなくなった時。何も成し遂げられなかった小鈴は、小鈴が憧れた太陽に向かっていきます。

憧れ→

綴理はスクールアイドルという存在に
さやかは綴理に
小鈴はさやかに
憧れていました。

レディバグの歌詞にあるように、DOLLCHESTRAの物語は"憧れ"から始まります。

レディバグは福井での小鈴を見たさやかが書いた曲だと明らかになりましたが、福井での物語は憧れという存在が印象深く描かれています。

小鈴はさやかを追いかけるばかりで精一杯。
まさに"操り人形"。

さやかへの憧れを否定された小鈴は......

泣きました。

1人でステージに立った小鈴は、リンクで叫んださやかに重なって見えました。

そして、小鈴が1人でステージに立ち、失敗しても諦めない姿はまさに綴理が憧れた「不完全でも熱をもった芸術」そのもので、さやかが「がんばれ」と声にしたのは綴理と重なって見えました。

「決めるのは自分だ」

ずっと、小鈴はどんな思いで叫んだのか分からずにモヤモヤとしていたのですが、小鈴までもが操り人形で、自分の意思を解き放てずにいました。

小鈴がライブで伝えたかったのは、"頑張った"ということ。

そして、選んだ答えは"自分"という存在証明

小鈴が頑張れたのはさやかがいたから。
さやかに憧れたのは間違っていないということを証明するため、ステージに立ちました。

あの日 貴方が
話してくれた夢が煌めくの

小鈴の何かを成し遂げたいという夢は、小鈴の努力によって煌めきました。
何者かになりたい小鈴は、その努力こそが小鈴なんだと思います。

そして、

同じ夢を見てると気づけたの

憧れた存在を追いかけたのはさやかも同じでした。
スクールアイドルになるよりも前、姉のつかさに。

つかさの「ーーありがとう。」の意味、推測するのもおこがましい気はしますが

一緒にやってくれて
追いかけてくれて
でもあり、憧れてくれて なのかなと思いました。

104期DOLLCHESTRA

104期生が加わってDOLLCHESTRAはどうなるのか。
正直少し不安でしたが、そんな不安は見事に払拭されました。

レディバグの歌詞にある、
「憧れ」「衝動」「葛藤」「心配」「苦悩」
というのはほぼ常にテーマになっているもので、これ以上ないくらいDOLLCHESTRAらしい曲なんじゃないかとさえ思います。

「KONT」で答えを出したDOLLCHESTRAに、後悔や葛藤は生まれるのか?という疑問はありましたが、小鈴が加入したからこそ、DOLLCHESTRAはこれからも様々な選択を経て成長していけると感じました。

話は逸れますが、"私にとってのSparkly Spot"は"吟子にとっての逆さまの歌"。
DOLLCHESTRAが好きになったきっかけで、大切な曲でした。

Fes×LIVEで初めて観たときはそれこそ「ぜんぜん違う!」となっていて、先に書いたように活動記録を読むまではモヤモヤとしていたのですが、「さやとすずは違う」ということは、同じじゃなくてもいいんですね。

Sparkly Spotという覚悟の曲で、誰の覚悟を歌うのか。
そのきらめきを表現するために。

私が出会ったSparkly Spotも、もしかしたら、さやかのために作り直されているかもしれないですからね。

わたしのスクールアイドル

私はライブが好きです。ライブという、音楽に込められたメッセージを、直に、想いを乗せて届けてくれる場所が好きです。

そしてDOLLCHESTRAとは舞台の上で人々に想いを伝える場所。
それは103期、その前も、その後も変わらない伝統です。

歌いたいから歌う。そういうのも、すき

だからこそ、私はDOLLCHESTRAというスクールアイドルが好きです。
きっと、芸楽部から続く歴史のどの瞬間を切り取ったとしても、DOLLCHESTRAに魅了されていたと思います。

104期DOLLCHESTRAの物語、これからも楽しみにしています。

p.s
綴理とスクールアイドルの出会いは
FIRST FAN BOOK掲載のSS「マリオネット・ソロコンサート」で読むことができます。
活動記録の補完能力が高く、読むとDOLLCHESTRAの物語が3億倍楽しめるので、本当に読んでください。

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