涙があふれてきた日(頸髄損傷 2日目)
ICU(集中治療室)で迎えた朝
とにかく身体が痛い。
手は動かないし、まともな睡眠ができない。
不安で、気持ちが滅入りそうになっていた。
水を飲んでも良いことになった
つまり緊急の手術が必要ないことを意味している。
それは水道水だったけど、とても美味しかった。
回復への一歩。一気に明るい未来が見えてきた。
一般病棟への移動→食事が解禁
手が不自由だけど、看護師のサポートは受けず、自分ひとりの力で食事をしてみる。
手の握力がないから、上手にフォークを持てない、腕が上がらない。が、これは試練だと思い、挑戦してみた。
結果、食事をすべて食べることができた。やれば何でもできる!回復への大きな一歩!
気持ちが奮い立った瞬間
入院中、たくさんのメッセージがスマホに届いていた。
ご飯を食べながら、涙が溢れてきた。
「絶対に良くなってみせる!」 そう自分に誓った。
いよいよ体拭きの時間
この日、おれのポコチンを拭きにに来たのは、熟女の2人(あれ?)
「自分で拭きたいよね?」と聞かれ「いいえ、せっかくなのでぜひお願いします!」
まだ、おれのポコチンは勃起しない。
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