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最近起きたミラクルなお話

お盆休みの初日のことです。
朝の5時半。
一人で犬の散歩に行こうと準備をしていたら
首輪ごと抜けて柴犬さくらが脱走🐕💨

私、数十年ぶりにハデに転倒〜(泣)

飼い主が転んでいるのに振り向きもせず、
さくらの足取りは徐々に軽やかに…

朝早いため、名前を叫ぶこともできず、 
気づけば、段々と引き離され、
見える姿が小さくなっていきます…

そう、ここは自宅ではなく、
今年は誰もいない祖父母宅。
お墓参りのために訪れていました。

自宅から200km離れた地。
このまま見失なったら
犬の捜索願いを出さないといけないかも…😢

犬に帰巣本能があるとはいえ、
ほぼ期待できません…💦

夫や息子を呼んだ方が早いか、
まだ見えている今、 
このまま追跡したほうがいいいのか…🤔

足の痛みもそっちのけで、
後を追っていました。

そうしたら遠くに小さく見えるさくらを発見!
どうやら女性の方と一緒のようです。

助かった〜(泣)

心の中で、
そのまま、どうかそのまま、
さくらを引き止めて下さい〜
と願っていました🙏

早朝で他に誰もいない中、
そこに女性が居たこと自体、奇跡的でしたが、

この後、すごいミラクルが起きました。

近づくと、何と、その女性が

〝さくらちゃん〟

と呼んで撫でているではありませんか!

一瞬、聞き間違い??と思いましたよね。

え?まさか知り合い?

いや、全く見知らぬ方です。

その女性が私に、

○○さんちの さくらちゃんでしょ?

と言うのです。

犬の名前は確かにさくらですが、
〇〇ではないです…

と言うと、
え?違うの?
てっきり、〇〇さんちのさくらちゃん
だと思って声をかけたら、
この子が寄ってきたのと。

白い犬といっても、
男の子もいますし、
名前だって、シロとか姫とかハナとか…
さくらとは限りません☝️

話を伺うと、
女性のお宅の近くに
同じ白柴で〝さくら〟という犬が
いるのだそう。

大きさも、さくらと同じくらいなのだとか。

本当に〇〇さんちのさくらじゃないの?
と、何度も聞かれ、

さくらに首輪が無く、
この地の住人でもないため、
あまりも偶然過ぎて
疑われてしまうほどでした。

神の采配?
ご先祖様が助けて下さった??

もうここまでくると、
〝奇跡〟としか言いようがありません。

でき過ぎたほどの偶然を超えた奇跡に
その方には何度もお礼を言い、
もう〝感謝〟しか浮かびませんでした。

…と同時に、
派手に転んだ飼い主に見向きもせず、
しばしの自由を謳歌したさくら。
忠犬とは程遠いかも…
と、残念に思う私でした(苦笑)


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