2度目の妊娠、その後
2度目の妊娠陽性反応。
3回移植して2度妊娠できたというのは、40歳を超えている割には上出来なんじゃないか、そう思った。
ただ、HCG値は最初から低く、上がり方も良くなくて、
前回の流産した時よりは少し数値は良かったものの、平均値には至っておらず、
ずっと不安でネット検索をしまくり、落ち込む日々。
妊娠6週目辺りで、赤ちゃんの生命力を母である私が信じてあげなきゃ、
そういう気持ちにやっと切り替わった。
6週目、心拍が確認できた。前回は越えられなかった壁。
彼と今回は無事に行けそうかな、そんな気分になっていた。
7週目で初めてクリニックを卒業できた。
丁度41歳になった私への誕生日プレゼント。
嬉しくて堪らなかった。
2日後の8週0日
産婦人科での初めての検診。
2日目に元気に心拍が確認できたばかりで、今日は生まれて初めて母子手帳*を手にできる(*私の住んでいる国では産婦人科医より母子手帳を貰う)、嬉しい気持ちで問診へ。
エコーをしてもらってすぐに異変に気がついた。
心拍が見えない。
何も動いてない。
なんで、なんで、なんで?
それからのことはふんわりとしか覚えてない。
「残念だけど。。。」
「クリニックの先生に連絡して。。。」
「手術をして染色体検査をした方が。。。」
そんな単語が聞こえてきた。
2度連続で流産。
何でこんなに辛い思いをしなきゃいけないのか。
私がなにかしたからだめになっちゃったのか。
彼に申し訳ない。
もう一生子供は抱けないんじゃないか。
不妊治療続けるのが辛いし怖い。
いろんな気持ちでぐちゃぐちゃになりながら、大号泣しながら家に歩いて帰宅。
在宅勤務をしている彼の部屋に泣きながら入り、
ごめんね、もう生きていないって。何でかわからない。ごめんね。
そう叫びながらひたすら泣き続けた。
彼も泣き尽くしていた。
今回はきっと上手くいく。
そう信じたかったから。
不妊治療は本当にひたすら辛い。
良い胚ができるのか。
着床するのか。
HCGの伸びは良いのか。
心拍は確認できるのか。
壁がどんどんと待ち受けてる。
これを書いている今は流産手術を終え、染色体検査の結果を待っているところ。
今だに毎日急にコントロールできない悲しみと絶望に襲われて、泣いてしまう。
2度私たちのところに赤ちゃんは来てくれた。
あと私たちには1つの冷凍胚しか残っていない。
3度目の正直 Third time is a charm
そうでありますように。
それまでにまず、身体と心をゆっくり休めたいと思う。
今はやっぱり悲しすぎて、すぐには前は向けない。
しばらくはお空に戻った二人の子供のことを想いながら、
彼と一緒に気持ちをゆっくり整理したい。
今頃兄弟一緒に仲良く遊んでるかな。
そうであってほしいな。