市場見通し 1/23朝 メモ
おはようございます。今週が終わると10~12月期の決算発表集中期に突入します。今週は儲からない趣味の競馬記事は控えめにして、集中期突入前の準備に充てましょう。
週明けの日本市場
金曜日夜場の日経平均先物が26,900円くらいでフィニッシュしています。金曜日の引け値が26,553円なので、今朝の寄り付きでは+300~350円くらい上げて、ザラ場の値動き次第では27,000円台回復チャレンジになりそう。現在、目先は目立ったリスク要因がないので、基本は上げ目線でいいのかなと思います。
ただ、今の上昇基調は、12月の日銀政策変更で海外機関投資家が利上げを先取りして徹底した売りに回ったんですが、1月の政策会合では現状維持だったため、買い戻してポジションを戻しているだけだと思うんですよね。別に何かが良くなったわけではない。
市況変化前の日経平均の値ごろ感は26,500~27,000円くらいだと思っていたので、少し勢いよく上げ過ぎかなと思います。今週順調に27,000円台に乗せると決算発表集中期は過熱感を帯びている状態だと思うので、個別銘柄は決算次第では売り浴びせのターゲットになるんじゃないでしょうか。なので、今回の集中期の決算プレイは相当慎重にやった方がよさそうです。
なお、10~12月期が第3四半期決算の銘柄(=決算期が3月の銘柄)は、業績上方修正と増配を伴うか否かがポイントで、どんなに決算内容が良くても、それらがないと株価は下がる可能性が高いと思います。
なので、決算プレイよりも、業績が良くて決算通過で下げた銘柄を拾うのもひとつの戦法ですな( *´艸`)
気になるニュース(メモ)
岸田総理は日銀の正副総裁を代えることを明言。副総裁が3月、総裁が4月で任期満了。
リフィニティブIBESのデータによると、アメリカS&P総合500種指数採用企業の22年第4四半期は前年同期比で▲2.9%減少する見通しとのこと。エネルギーセクターを除くと▲7.3%減少。
気になる銘柄
5423 東京製鐵<東P>
1/20に決算発表。利益面は相変わらず好調だが、1~3月の製品出荷価格の下落を見込んで売上高見通しを引き下げ。本日の市場の反応も気になるが、5401日本製鉄や5407JFEホールディングスの決算が気になる。
ただ、両銘柄は結構高い位置にいるから、決算が良くてもあまり大きく上げる余地はなさそう。いつの間にか鉄鋼は株価水準が上がっているなぁ(=_=)
7610 テイツー<東S>
決算は良かったが業績修正&増配せずに下げた銘柄。先週木曜日くらいが拾い時でした。もう少し日柄調整をしたら150円を超えてくると思います。