低位高配当株投資法 今週の振り返り(5/7~10)
おはようございます。今週の低位高配当株は株価合計で+0.8%の上昇。ただ、決算通過も相俟ってかなりメリハリがある状況です。個別銘柄をしっかり見ていきましょう。
決算通過銘柄
2497 UNITED
5/9(木)引け後に決算発表。事前に今期の配当額を公表してくれていましたが、今期業績見通しが厳しい内容。配当性向が100%を超えてしまったため、長期保有には向かなくなってしまた…。毎年メルカリ株を売却して利益をつくっていたはずですが、当然ながら息が切れるときが来た感じ。
これまで積極推奨してきましたが、スタンスを「様子見」に一旦変更。ただ、配当利回り6%超えの状況なのでいつか資金が入る可能性も視野に様子見。個人的な保有株は塩漬けしておきます。
3271 THEグローバル社
5/10(金)の決算発表前に配当方針変更を発表。配当性向を20%→30%に引き上げ。3Q決算発表で業績上方修正と増配をセットで発表。これは良い。
ただ、6月末一括配当まであと1か月。来期も業績は引き続き好調と想定されるが、inするタイミングがどのタイミングがベストかは考えどころ。
<株価水準推移のイメージ>
① 6月中に配当利回り5%水準まで株価が上昇(想定株価 540円 +3.4%)
② 6月末の権利落ち後に配当額以上に下落(想定株価 486円 ▲10%)
③ 8月中旬の本決算発表で来期業績引き上げ&増配(想定株価 540円 +10%)
選択肢1<今inする> ②で一旦株価下落するが③で含み益レベルに回復
選択肢2 <②を見てinする> 含み益がある状況で継続保有できる
inのタイミングは正直どちらでもいいと思うので、資金状況に応じてご検討ください。
現時点では「買ってもよい」の推奨スタンスにしつつ、②の配当権利落ち後に株価が486円付近まで下がったら「買い推奨」スタンスに引き上げしようかなと思います。
8005 スクロール
5/8(水)の引け後に、新中計に合わせて今期増配を発表。もともとかなり保守的な計画発表をするのであまり触っていませんでしたが、中計も出してそれに向けてしっかりやりそう。非常に良い。5%未満なので積極推奨とまではいきませんが、「買ってもよい」スタンスで注目。
7247 ミクニ
5/10(金)の引け後に本決算発表。危惧していたとおり、記念配剥落で減配。
ただ、前中計終了しましたが、新中計の発表なし。これまでのIRスケジュールをみると決算発表の2週間後くらいに決算説明会を実施しているようなので、それまでは様子見。
夜場のPTSでは株価を下げている感じではないので、記念配剥落は織り込み済みなのかな?
その他、8835 太平洋興発、3242 アーバネット、1720 東急建設が決算発表を通過。比較的無風でした。
その他の注目銘柄
9827 リリカラ <再登板>
気付いたら配当方針を見直しして高配当に返り咲いておりました。現在の配当水準は下限の36円なので、長期保有前提で買ってもよいかなと思います。
ただ、12月末一括配当なので買い急ぐ必要はない。配当利回り5%水準(株価720円未満)を超えたら買うくらいの感じで。
推奨スタンス<まとめ>
買い推奨
8613 丸三証券のみ。5年特別配当の2年目で長期保有向き。株価が1,000円を割ったら特に買い時。
買ってもよい
現在5銘柄。お好みに合わせてご選択ください。
敢えて私が好みで選ぶなら、3271か8005が良いかなと思います。
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