2/3 本日の市場見通し
おはようございます。朝はまだまだ寒いですね。
さて、昨日。日経平均株価は前日終値より+240円高く寄り付いて、ザラ場で+231円上げてフィニッシュ。2/1はザラ場で▲105円下げて流れが変わったかなと思いましたが、昨日は企業決算の好業績に連れられて値を上げている感じがしました。ようやく業績相場に移行した感じがありますね。前日のアメリカ市場もプラスで取引を終えています。
ただ、本日の足元の日経平均先物は海外(CME)が27,400円を割り込んでいるので、今日は寄り付きでは下げる可能性が高い。4日続伸分の調整に入るのか、それとも騙しで前場でまた上げ始めるのか、大手の作戦で急落させるのか、今日は目が離せない一日な気がします。
指標関係は、ドル円は114円前半なので円高気味。原油は相変わらずの高値圏。SOXがかなり力強く復調してきているから、日本の半導体セクターはようやく復調材料が出てきましたね。
業種別に見ると、最強海運は今日から明日がターニングポイント。9104商船三井が先行して超絶好決算を出し、残り二強の9101郵船と9107川崎汽船が同日(今回は2/3本日)に決算発表というのは、11月の上期決算発表と同じ構図なんですが、前回は川崎汽船の復配&増配がしょぼかったので海運銘柄全般に失望売りが進みました。いわゆる「川崎汽船ショック」。そう言っているのは私だけですが…(;^ω^) 海運三強は三社とも業績は申し分ないんですが、配当スタンスが三井>郵船>川崎で、今回も川崎が足を引っ張るんじゃないかなぁ。怖くて手が出せません。
鉄鋼も海運同様にPERが超絶割安で、経済活動が戻ってくる局面で大儲けしているんですが、先に決算を済ませた非鉄の値動きを見ていると、あまり楽観視はできないですね。ポイントはどれだけ出し惜しみせずに増配するかなんですが、製鉄業界はこれから環境対策コストが跳ね上がるはずだから、内部留保に回したいだろうなぁ。これも期待薄です。
当てにしていた海運と鉄鋼が期待できないなら、また改めて期待業種を探さないといけませんな。今は世界的に異次元緩和からの金利上昇局面だから、銀行・保険・不動産あたりはかなり良くなると思います。
今日はそんな感じで。FYI(^_-)-☆