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決算分析 住友化学グループ

寝起きの決算分析。4005住友化学が2/2(金)引け後に信じられないくらいの下方修正&減配発表で大幅下落となりそう。主要因の4506住友ファーマは先行して1/31(水)に発表して既に急落しています。

業績下方修正の内容

住友化学はファーマに足を引っ張られたのかと思いましたが、それだけではないみたいですね。コア営業利益はほぼファーマの分ですが、営業利益に何か別なものが乗っている。住友化学の決算短信を見ても、「構造改革費用」みたいな表現で中身が良くわかりません。

住友化学のIRページに決算説明コンファレンスコールという動画が乗っていて、社長は「短期集中業績改善策は順調」と言っていますが、来期業績予想でまた約束不履行しそうな気がする。会社四季報新刊では25年3月期は前立腺がん治療薬など新薬の影響で持ち直す予想数値になっていますが、まだ信用できない感じがします。

ただ、日経225採用の化学コングロマリット銘柄が株価300円台になっているのは、そろそろ底値のような気がする。住友化学もファーマも同じような株価ですが、業績低迷前のEPSはファーマの方が大分高いので、買うならファーマの方が良いのかな。監視リストに入れて注目しましょう。

なお、住友化学グループでは、4008住友精化は業績好調で配当利回りも悪くない感じ。グループの中では圧倒的に優等生ですね。

<追記>
2/5日刊工業新聞で特集記事が掲載されていて、住友ファーマの他、サウジアラムコとの石油化学品合弁会社であるペトロ・ラービグも絶不調の模様。今期が中期経営計画の最終年なので、4月に改めて再生プランみたいなのを発表するようです。300円割ったら買ってみようかなぁ、悩むね…。

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