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低位高配当株投資法 今週の振り返り(12/9~13)

おはようございます。今週の一覧銘柄合計の株価は+0.5%。銘柄ごとにメリハリが出ていますが、全体的に配当利回りが落ちてきている印象。6%超えが2銘柄になっています。

低位高配当&配当成長期待銘柄一覧(24/12/13)

決算発表通過・業績修正銘柄

6757 OSGコーポ

12/12(木)引け後に決算発表。業績はFOOD事業(食パンのにしかわ等)が足を引っ張り良くないが、期末配当は現状を維持したため、翌日の金曜日にはプラスに転じています。
次年度は創業55周年でイベントなど目白押しのようで、記念配当含めて期待できるのかな。ただ、配当利回りが大分落ちているので、わざわざこの銘柄を買う必要はなさそう。

6817 スミダコーポ

12/13(金)の引け後に今期2回目の業績下方修正。夜場のPTSでは▲5%くらい下落しています。構造改革費用を投じて次年度以降の利益確保を期待しているようですが、関連市場の市況がよろしくない印象。当面は様子見。

気になる銘柄

9888 UEX

ステンレス鋼の専門商社で、市況連れで上げた株価は22年が絶頂で、その後は長期でジリジリと下げて約半減。今週も値を下げて、予想配当利回りは6%超に。ただ、期末偏重配当で配当性向に幅(35~40%)があるため配当予想が難しい銘柄。以下が考え方。
 ◇ 配当下限 DOE基準1%≒16円
 ◇ 中間配当 15円(実施済み)
 ◇ 期末配当 下限1円、年間EPS46円以上の場合=(EPS×35~40%-15)円
上記に基づき、期末配当見通しを配当性向35%で計算すると…
 ① 年間EPS 50円 → 期末配当 2.5円(利回り0.3%)
 ② 年間EPS 100円 → 期末配当 20円(利回り2.4%)
 ③ 年間EPS 125円 → 期末配当 28.75円(利回り3.42%)
となります。上期の実績EPSが42.4円、下期は市況回復見込みのようなので、リスクサイドの下期配当は20円くらい、業績見通し(EPS127.1円)通りで40円くらい。買えないこともない。
ただ、この銘柄の特徴として、期末配当権利落ち後は株価が下落しやすい。今年8月の日銀ショックの際の安値が760円。これを底値だとすると、期末配当が権利落ちするまでは底値が800円、現在は底値から+5%の水準と見ればよいか。
ここまで考えを巡らせると、買えなくもない水準なんですが、欲張りかもしれないが820円くらいから打診買いを始めたい。「様子見」から「株価注視」にステータス変更。

9164 トライト

今年度の広告費投下が功を奏して来年度以降は業績回復・拡大基調に乗る見通しのレポートが出たらしく、株価を適正水準レベルに戻しています。
累進配当と株価対策を明確に表明している銘柄なので「買ってもよい」に変更。ただし、今期は3Q末に特別配当しています。

9274 KPPグループ

ずるずると株価を下げてはいますが、累進配当を表明している銘柄で予想配当利回り5%超は買い時。ただ、こちらの銘柄も今期は記念配当込み。

8624 いちよし証券<卒業>

株価が4桁で安定し、予想配当利回りが4%を割っているので一覧から卒業させましょう。

今週は以上です!

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