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売り建ての必要性と候補銘柄

こんにちは。今日は外出せずにゆったりの休日。当面の戦略に必須な売り建てについて考えていきましょう。

■売り建てを考える理由

3月に入って、ロシアのウクライナ侵攻のショックで株価が急落して3/9(水)に安値24,681円をつけた後、徐々に反転して3/25(金)に高値28,338円をつけて、その間実に+3,657円も株価が上昇しました。
4/1(金)終値が27,665円なので、高値からまだ1,000円も下げていません。ただ、その間、株価下落の主な要因である❶ロシアのウクライナ侵攻、❷アメリカ政策金利の引き上げ、❸アメリカを起点とした物価上昇、の3大要因は改善されておらず、株価が+3,000円以上も急騰した根拠は何もない状況です。要するに理由がないから同程度下げても何も不思議じゃない状況であるということでしょう。例えば、ロシアが核攻撃や原発攻撃を急に開始したらあっという間に▲2,000~3,000円は下げるということです。

ただ、なんでもかんでも売り建てすれば良いわけではないので、やっぱり割高かつ業績が良くない銘柄を中心に候補を選びましょう。

■売り建て候補銘柄

❶ 4485 JTOWER

株探基本情報(22/4/2)

年始からのマザーズ市況連れの下落局面では儲けさせてもらいましたが、今はグロース市況が持ち直しているのと、強材料(タワーカーブアウト)で今度は急騰しています。ただ、相変わらず割高で将来利益もそんなに大きくないはず。
もう少し様子見をしつつ、下落が始まるタイミングをうまく捉えましょう。

❷ 4343 イオンファンタジー

株探基本情報(22/4/2)

こちらはイオングループで遊戯施設を運営する会社ですが、業績も連続大赤字で市況も当然良くない。コロナが無事明けても、コロナ以前のようにモール内の遊戯施設に遊びに行くようにはならないかもしれないと思うんですが、なのにまだ株価は2,000円付近をウロウロしております。なんで下がらないのかな。
イオングループは2月末決算なので、今週から各社の本決算発表が始まって前期業績と今期業績見通しがわかるんですが、イオン本体は4/1に前期業績予想の修正を発表して、収益微増で利益減の修正になっています。

まぁ、本体がこれだけ厳しい中、子会社の中の下の方の位置づけの会社が良くなるわけがないと思うので、絶賛売り建て候補です。

❸ 4587 ペプチドリーム

株探基本情報(22/4/2)

これも勿論割高なんですが、バイオ銘柄は市況の影響を受けやすいのと、2,000円くらいの銘柄が急落して、1,000円台前半になることが多いので要注視ですね。具体例は4546そーせいと4598デルタフライです。

後はもう少し割高銘柄を調べて、市況連れしそうなものをピックアップしていきましょう。2413エムスリーとかもまだ下がるような気がするんだけど、ソニーGは基本人気あるから危ないんだよなぁ。

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