地球は丸いって、本当?

前回の投稿で『常識と言われていることも、一度立ち止まってよく考えてみると、新たな真実がわかるかもしれません』と書きました。
実は、以前から疑問に思っていることがあり、ここに書きたいと思います。

『地球は丸い』ということは常識とされています。
地球が丸いため、見える遠くの景色には限界があると言われています。
また、高いところに登れば、それだけ遠くが見えるとされています。
私が気になっていることとは、この『見える景色の限界』なのです。
今回は、このことについて書きたいと思います。
内容は、

(1) テレビ番組を見て感じた疑問
(2) (1)を検証
(3) 聖書の記述は正しかった?
です。

(1) テレビ番組を見て感じた疑問
土曜日の夕方に、N○Kで『ブラ○モリ』という番組が放送されています。
9月の放送内容で、宗谷岬にある『日本最北端の地の碑』を訪れていましたが、番組の中で「ここから北の海を見ると、沖合にサハリンが見える」という話がありました。

図1 宗谷岬からサハリンを望む

しかし、サハリンまでは50kmぐらい離れているはずです。地球が丸いと、遠くの景色は水平線の下に隠れてしまい、そんな遠くは見えないのではないかと思ったのです。
調べてみると、観測地点の高さが分かれば、中学校の数学で学んだ『三平方の定理』を応用して、観測地点から見える距離が求められるそうです。
正直な話、私は計算はあまり得意ではないのですが、観察地点の高度を入力すれば、その地点から見える距離と、対象物がどれだけ水平線下に沈み込むかがわかるページを見つけました。作成してくださった方に感謝です。https://luvsci.github.io/earth-curve/

図2 観察者と対象物、沈み込む距離の関係

早速、上記リンク先に数値を入力して検証してみました。
観察者の高さを2m、対象物(この場合はサハリン)までの距離を50kmと入力しました。
すると、観察者から見渡せる水平線までの距離は約5km、観察する対象物は海面下に158mほど沈み込んで見えるそうです。

図3 宗谷岬とサハリンのデータ

そうなると、上の図1の写真は、海抜より158mほど上が見えており、サハリンの海岸線は見えていないことになります。

(2) (1)を検証

(1)のことを確かめるために、日本で海外が見える場所を他に探しました。
すると、九州北部にある『対馬』がありました。
対馬の北端にある韓国展望所からは、晴れた日には韓国の釜山が見えるそうです。

Google Mapで確認すると、韓国展望所の標高は約40mでした。
釜山までの距離は、上記リンク先に49.5kmとありましたので、先ほどと同じように数値を入力してみました。

図4 対馬と釜山のデータ

結果、57mほど沈み込むようです。ビルで言えばおよそ20階建てぐらいでしょうか。
上記リンク先には、展望所から撮影された釜山の花火大会の画像も掲載されていました。

図5 対馬から見た釜山の花火大会

手前側の景色は対馬で、中央奥に大きな花火が上がっているのが確認できます。
花火の両側には釜山の街灯りが伺えます。

…しかし、ちょっと待ってください。
先ほど、対馬から見る釜山の景色は57m沈み込むと確認しましたが、この写真は海岸線まで写っていませんか?

写真の一部を拡大してみました。

図6 図5の一部を拡大

ちょっと不鮮明ですが、花火の右側に高層ビルのような建物が林立しているのがわかります。
そして、花火の下の方に三角形の突起のようなものがあるのがわかります。

図7 対になっている三角形の突起

調べてみると、この突起は釜山の広安大橋であることがわかりました。

図8 広安大橋

広安大橋は、花火が打ち上がる釜山の広安里海水浴場から1kmほど沖合に架けられていて、絶好の花火鑑賞スポットとして人気だそうです。
2本の主塔の間隔が500mだそうですので、主塔の高さは100mほどでしょうか。
対馬からは主塔の半分以上が水平線下で見えないはずですが、写真を見る限りでは、主塔も橋も全部見えているように感じます。

さらに、花火の右側に見えている高層ビル群の灯りについても検証しました。
Google Mapで確認すると、広安大橋の両側に釜山の街並みが広がっているのがわかります。

図9 釜山の街並み

Google Mapには地形図もありましたので、対馬から見ると水平線の下にほぼ沈み込む海抜60mの高さに赤い線を引き、対馬から見える部分を赤く塗りました。

図10 釜山の地形図

図9と図10を見比べるとわかるように、釜山では海抜60mより上には、建物がほとんどないのです。
対馬から見ると、ほとんどの建物は水平線より下になってしまい、高層ビルの灯りなど、見えるはずがありません。
しかし、実際に撮影された写真には、たくさんの建物が写っています。
つまり、沈み込みは起きていないのです。

これは一体、何を意味するのでしょうか。
導き出される結論は単純です。

『地球は球形ではなく、平面である』

驚くべき結論ですが、他に証拠がないか探してみると、このnoteブログに「ヨベルの角笛」さんとおっしゃる方が投稿なさっていました。

上記ブログでは、那智勝浦町の妙法山の標高と富士山までの距離を用いて同様の計算を行なっています。
結果、地平線下に隠れる部分が3968m。
富士山の標高は3776mですので、全て隠れてしまい、絶対に見えないはずです。
しかし、写真ではっきりと捉えられています。

図11 ヨベルの角笛様のブログより


(3) 聖書の記述は正しかった?

歴史を振り返ると、15世紀までは地球は宇宙の中心であり、太陽と月が地球の上空を回っていることが常識とされていました。
聖書にもそのように書かれてあります。

神は言われた。
「天の大空に光る物があって、昼と夜を分け、季節のしるし、日や年のしるしとなれ。天の大空に光る物があって、地を照らせ。」
そのようになった。神は二つの大きな光る物と星を造り、大きな方に昼を治めさせ、小さな方に夜を治めさせられた。神はこれを見て、良しとされた。
(創世記 第1章 14節〜18節)

その常識に疑問を呈したのがコペルニクスで、1510年頃に地動説を唱えました。
その後、同じく地動説を唱えたガリレオ・ガリレイは1616年に裁判にかけられ、1633年に有罪の判決が下されました。

それからおよそ400年後の2008年、当時のローマ法王ベネディクト16世は地動説を公式に認めています。
しかしこうしてみると、地球が球形をしているという『常識』の方が相当怪しいということがわかります。平面だと考える方が理にかなっているのです。

次回のブログでは、このことについてもう少し考えてみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


画像引用元:
日本最北端の地
https://www.tripadvisor.jp/LocationPhotoDirectLink-g298155-d14074785-i321010227-Nihon_Saihokutan_no_Chi_Monument-Wakkanai_Hokkaido.html

地球の曲率計算機 
https://luvsci.github.io/earth-curve/

長崎しま旅 行こう〜韓国展望所〜 
https://www.nagasaki-tabinet.com/islands/spot/893

LOCOTABI 広安大橋
https://locotabi.jp/pusan/recommends/kanko/20714

地は球体ではないことを証明する無数にあるうちの一つの証拠 part2 https://note.com/yoberu/n/nc24ffbf12a84

Google Map https://www.google.com/maps/@35.1486054,129.1279528,13.54z?entry=ttu

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