見出し画像

オペラ『魔弾の射手』を見て

『魔弾の射手』。
中学生の頃でしたか、音楽の授業でタイトルだけ聞いて『何かカッコイイ』と、漠然と思った記憶があります。
しかし、当時はそれが何のタイトルなのかすら、全く理解していませんでした。

その後、『魔弾の射手』がオペラの題名であること、作曲者の名前がウェーバーということなど、断片的な知識が入ってきましたが、ウェーバーがどこの国の人で、いつの時代に生きていたのかなど、当時は全く興味がありませんでした。

最近になってラプト理論を知り、自分でも色々と調べていくと、この世の中は悪魔崇拝の思想が蔓延していることがわかりました。
音楽業界も例外ではなく、いや、むしろ音楽作品には悪魔崇拝思想を色濃く反映したものが多いことを知りました。

そこで今回は、魔弾の射手に秘められた悪魔崇拝思想を、以下の点から検証していきたいと思います。

1 魔弾の射手について概要

2 作曲者のウェーバーは悪魔崇拝者だった?

3 2024年にヨーロッパで上演された魔弾の射手をテレビで見て

1 魔弾の射手について概要

Wikipediaに、魔弾の射手のあらすじが記載してありました。

(引用ここから)
《第1幕》
狩人のマックスは明日行われる射撃大会の予行演習をしていた。しかし彼の放つ弾は的を射抜くことができない。このままでは明日の結果は目に見えている。しかも恋人のアガーテの父・クーノーは、彼の明日の結果次第ではアガーテとの結婚を認めないといっている。

狩人仲間のカスパールは、自信を失っているマックスにつけこみ、「人々から恐れられている狼谷へ深夜に来たら、勝つ方法を教えてやる」と言い、マックスを誘い出す。

《第2幕》
その夜、アガーテの部屋を訪れるマックスは、狼谷へ行くことを彼女に告げた後、狼谷に向かった。その頃、カスパールは狼谷でマックスの命を引き換えに契約の延長と、7発中6発は自分の意図するところに必ず命中し、残りの1発は悪魔の望む箇所へ命中する魔弾を作るように、悪魔のザミエルに頼んだ。そこへマックスが狼谷へやってきて、カスパールと共にその魔弾を鋳造した。

《第3幕》
射撃大会当日、アガーテは花嫁衣裳を着て、マックスとの結婚に備えていた。婚礼の花冠を持ってくるが、それは葬儀用の冠だった。そこでアガーテは森の隠者から貰った白いバラで花冠を編んでもらい、それを代わりにかぶることにした。

一方、射撃大会ではマックスが魔弾の効果で素晴らしい成績を上げていた。領主はマックスに最後の1発で鳩を撃つよう課題を出した。その弾は飛び出してきたアガーテに向かって発射されてしまうが、バラの花冠がお守りになってくれたお陰で弾はそれ、間一髪命中をまぬがれた。だが、それた魔弾がカスパールに命中してしまい、彼は死んでしまう。

不審に思った領主はマックスにその理由を問い、マックスは正直に全てを答える。激怒した領主はマックスに追放を宣告するが、そこに隠者が登場し、マックスの過ちを許すように領主に諭す。領主はそれに従い、1年の執行猶予の後にマックスとアガーテとの結婚を許した。
(引用ここまで)

なんと、オペラにザミエルという悪魔が登場していました。

しかも、登場人物の一人、カスパールはザミエルと契約を結んでいて、契約延長の条件がマックスの命と引き換えだというのです。

悪魔との契約について、Wikipediaに記事がありました。

上記リンク先によると、契約は『人と悪魔との間で行われ、若さ、知識、富、名声、権力を含む傾向がある悪魔的な行為と魂を交換する』とあります。

カスパールが悪魔ザミエルと結んだ契約の内容は不明ですが、当時の人々にとって、悪魔と人が契約を結ぶのは珍しいことではなかったのかもしれません。

そしてマックスは、6発の魔弾を使い、射撃大会で目覚ましい成績を上げます。しかし、最後の1発は、アガーテに向かって飛んでいきます。

この、『6まではうまくいくが、最後の1がうまくいかない』のは、悪魔の特徴であり、最大の弱点だとも言えます。

RAPT有料記事678(2022年8月29日)神様は7であり、サタンは6だから、サタンには必ず一つ抜けたところがある。だから、サタンがどんなに激しく攻撃・妨害してきたとしても、必ずどこかに抜け穴があると分かって、主に祈り求め、その抜け穴をくぐり抜けて勝利しなさい。
https://rapt-neo.com/?p=57193

なぜなら、神様は7で完全なので、悪魔(サタン)がいくら6まで頑張っても、神様を超えることは永遠にできないからです。

マックスが放った7発目の銃弾は、森の隠者がアガーテに渡したバラの花冠によってアガーテからそれ、カスパールに命中します。

悪魔を崇拝する者は、最後に必ず滅びが待っているのです。

2 作曲者のウェーバーは悪魔崇拝者だった?

ここまで書いて、作曲者のウェーバーも悪魔崇拝の知識があったのではないかという疑問が生じました。

そこで、ウェーバーについても調べてみました。

図1 カール・マリア・フォン・ウェーバー

上記リンク先によると、ウェーバーは作曲家・指揮者・ピアニストとして活動していました。
特にピアノでは、当時最高のピアニストとして、ヨーロッパ各地で演奏を行っていたようです。

しかし、彼の生涯には不可解な点がありました。

彼は1806年、20才ぐらいのときにエッチング用の硝酸をワインと間違えて飲んでしまい、声が出せなくなってしまったようです。

しかし、ふつうに考えて硝酸とワインを間違うでしょうか。
硝酸は強い酸ですので、口に含んだらビリビリとした刺激があるはずです。
強い違和感を感じますので、すぐに吐き出すと思います。
飲み込んだら、声を出せないどころの騒ぎではなく、生命に危険が及びます。
http://www.st.rim.or.jp/~shw/MSDS/14170150.pdf

図2 硝酸の説明

上記リンク先によれば、ウェーバーはかなりの美声の持ち主だったとされています。
彼は自分の美声を悪魔に捧げ、音楽的な才能を手に入れたのでしょうか。

そう考えながら彼の作品一覧を見ると、『6つのヴァイオリンソナタ』、『四手ピアノのための6つのやさしい小品』、『6つの男声4部合唱曲』など、『6』にこだわった作品が多いことがわかります。

前述のとおり、『6』はサタンに通じる数字です。

さらに、『魔弾の射手』は、1821年の『6月18日』に初演されています。
ウェーバーが悪魔崇拝者だったのは、おそらく間違いないと思います。

3 2024年にヨーロッパで上演された魔弾の射手をテレビで見て

なぜ、魔弾の射手について記事を書こうと思ったかというと、実は上記のオペラをテレビの放送で見たことがきっかけでした。

演出はフィリップ・シュテルツルというドイツ人で、ミュージック・ビデオの監督としてスタートしたそうですが、近年はオペラの演出家として知られているようです。

悪魔ザミエルが狂言回しのような感じで、最初から最後まで登場する演出になっています。セリフの追加や改変、音楽のカット等が加えられていました。

図3 悪魔ザミエル

真夜中の狼谷でカスパールが魔弾を作る際は、材料として『水銀』や『子どもの骨』が用いられていました。

図4 魔弾を作るカスパール

水銀は悪魔崇拝に欠かせません。

RAPT×読者対談〈第107弾〉SFと北斗七星と蛇と水銀。
https://rapt-neo.com/?p=39562

(上記リンク先より抜粋)
対談の中でもお話しています通り、かつて空海はこの「水銀」を幻覚剤(麻薬)として使っていました。

現在の悪魔崇拝者たちは、悪魔崇拝をする度に「麻薬」を使っていますが、当時は「麻薬」がなかったので、「水銀」で代用していたわけです。(彼らが「麻薬」を使っているという証拠は以下のリンクになります。)
(抜粋ここまで)

また、同じく魔弾の材料として子どもの骨が使われていますが、日本でも2011年ごろから幼児誘拐の件数が増え、問題になっていました。

悪魔崇拝と創価学会との関連性について。これまでの簡単なまとめ。
https://rapt-neo.com/?p=13837

誘拐され、悪魔崇拝の儀式で生贄とされた子どもの骨を使い、魔弾は作られていたのでしょうか。

さらに、このオペラでは、魔弾を1つ作るたびに数を数えていたのですが、6つめの魔弾を作る際、カスパールは『6!悪魔の名にかけて!6!』と叫んでいるのです。

楽譜に最初からそのような記載があったのかどうか、現時点ではわかりません。
演出家が書き加えたのかもしれませんが、悪魔の数字が6であることを知っている人間が書いた歌詞であることに間違いはないでしょう。

こうして作られた魔弾を用い、マックスは射撃大会で素晴らしい成績を収めますが、最後の1発はアガーテに向かって飛んでいきます。

オペラでは、森の隠者によってマックスとアガーテが救われるとなっていますが、
今回鑑賞したオペラでは、その森の隠者が、実は悪魔ザミエルの変装だったというエンディングになっていました。

図5 森の隠者の変装を脱ぎ捨てるザミエル

この演出を見て、私は聖書の『コリントの信徒への手紙 二』を思い出しました。

わたしは今していることを今後も続けるつもりです。それは、わたしたちと同様に誇れるようにと機会をねらっている者たちから、その機会を断ち切るためです。こういう者たちは偽使徒、ずる賢い働き手であって、キリストの使徒を装っているのです。だが、驚くには当たりません。サタンでさえ光の天使を装うのです。だから、サタンに仕える者たちが、義に仕える者たちを装うことなど、大したことではありません。彼らは、自分たちの業に応じた最期を遂げるでしょう。
(コリントの信徒への手紙 二 第11章 12節〜15節)

ちなみにこのオペラは、11月11日午前1時05分に、NHK BSで放送されていました。

11月11日は、神様と出会って人類が救われたことをお祝いする日です。

このような日に、わざわざ悪魔崇拝に満ちたオペラを放送すること自体、NHKが悪魔崇拝者に支配されていることの証でしょう。

悪魔に支配されたメディアが全て滅び、この地に神様の意向が正しく反映され、人々が真に幸福な人生を送ることができる世の中になることをお祈りいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

画像引用元:

見出し画像および図3〜図5 https://youtu.be/ERiK8h2Cbj8?si=Z9tbRleeB0rWvM1E より画像キャプチャ

図1 https://ja.wikipedia.org/wiki/カール・マリア・フォン・ウェーバー

図2 http://www.st.rim.or.jp/~shw/MSDS/14170150.pdf

いいなと思ったら応援しよう!