TravisJapan、諦めない夢への切符。苦味を味わっているから、笑えるんだ。
こんにちは。高橋美桜です。
先日、10/6より始まったTravisJapan(トラヴィスジャパン:以後トラジャ)主演舞台『虎者 NINJAPAN 2021』を初観劇して参りました。千葉から京都南座まで行ってしまいました。
今回は、虎者レポの前に彼らの魅力について語っておきたいので、「諦めない夢への切符」と題して書かせていただきます。
まず、そもそも私は岸担ですがなぜ虎者に行く?と思うかもしれませんね。トラジャのメンバーには、岸くんとJr時代の仲間であるリーダーの宮近海斗くんがいるので、岸担は海斗くんとトラジャの活躍ぶりはチェックしているというファンも多いのです。(お兄ちゃん、ガチャで共演したりきしちかと呼ばれていたりもするんです。)
今は見れなくなってしまいましたが、キンプリがJrが出演する番組少年倶楽部プレミアム(通称:少クラ)に出ていた時には、トラジャの歌は一通りマークして歌に踊りに、上手いよな、頑張って欲しいよな、という気持ちでした。
舞台まで観にいきたい!と思うようになったのは今年に入ってから。以前からジャニーズJr内の動画は見ていたのですが、2021年8月、YouTubeソロチャンネル『+81 DANCE STUDIO』を開設してから彼らの魅力にハマり始めます。
このチャンネルは、彼らの持ち味を生かし少年隊や光GENJIなどジャニーズの先輩方の名曲を新たな振付で踊るというもの。毎回、色々な振付師さんとコラボしてその違いを楽しめるのも魅力です。
そして、私がハマったのはTOKIOさんの花唄。見てない方は是非ご覧ください。BTSなどを担当した事で有名なGANMIさんが振付を担当している事も、さすがです。
何より、彼らの踊りに対する楽しさが映像から溢れんばかりに伝わってきて元気とか勇気とか希望とか愛なんてものをたっぷりいただいた気がしたのですね。
特にこのまつく(松倉海斗)にノックアウト。何ですか!この踊りが好きで仕方ない!という事を体全体で表現していて。そして特筆すべきは、表情の豊さ。ピースフルでハピネス(語彙力)な世界=まつくワールド。感動して現在永遠リピート中です。(そして会いたくなって舞台に行ったという)
彼らの背景について少し触れさせていただくと、メンバーの入れ替わりが多く波乱万丈な道のりだったと思います。
2017年より松松(松倉海斗、松田元太)が加入し7人体制に。そこからシンメダンスという彼らの持ち味が生かされオースティン・マホーンのライブに参加するなど活躍の幅を広げてきました。
しかしジャニーズJrの中ではデビューが期待されながらも、同年代・後輩に先を越されてしまい悔しい思いをしているに違いないのです。さらには、HiHi Jetsや美少年など後輩Jrがまだまだ沢山います。
滝沢さんがプロデュースするようになってから、Jrでもドラマに出演しているしデビュー組と何が違うのか?若干境目を見失いそうになりますが、決定的に違うのは、CDデビューと公式ファンクラブの有無です。
確かに、ダンス中心のトラジャ(歌は十分に上手いのですが)CDデビューとなると先にデビューしたグループと何が違うと打ち出していくのか。滝沢さんは、少し時間が欲しかったのではないかと勝手に推測していました。
そんな中でのこのソロチャンネル公開。2019年より始まっている舞台虎者。今年は何とテーマソング「BIG BANG BOY」も決まり、滝沢秀明さんがMVの監督を務めました。
この一連の動きから、これはいよいよ滝沢さんは彼らのデビューへの道筋を示しているのではないか、そう期待しています。
ジャニオタ歴20年の個人的な考察ですが、これまでのジャニーズの成長曲線はワンパターン化してしまった。そう思っています。CDデビューをし、ヒット曲を量産し、毎年アルバムを出し、アリーナでツアーをやり、次は国立、5大ドーム。そう、SMAP・嵐など先輩方が示してきた成長曲線。
SnowManがミリオンを記録しており、なにわ男子も結構なセールスが期待できる。トラジャは同じような売り方で後に続くのだろうかというと、彼らの魅力はそこじゃないのでは?と正直思ってしまう部分もありました。
しかし、このYoutubeでの話題性。最近宮近海斗くんが出演した時も「youtubeダンス動画で話題の〜」と説明をつけていた事を見ると滝沢さんがどこまで介入したか分かりませんがしっかりデビューへの戦略が見えている事が伺えます。
そして、彼らに至ってはこんなに波乱万丈な道のりを歩んでも自分達の夢を信じていれば、新しい道は、切り開ける。
こんなに見ているだけでハッピーになれるダンスを表現できる事に感銘を受けましたから、これまでのジャニーズグループの成長曲線とは想像できない道を歩んでくれそうな気がするのです。
少し違うかもしれませんが、俳優としての道を切り開いた生田斗真くんのような感じで。
2021年7月になにわ男子のデビューが発表された時、多くのファンがトラジャのメンバー大丈夫?と心配しましたが、リーダーの宮近くんはモバイル会員向けのブログで「僕たちはみんながいるから大丈夫!」と綴ってくれました。
きっと、悔しかったでしょう。2020年にも、SixTONES、SnowManのデビューが発表された時も。悔しかったでしょう。
そんな苦味を味わっているから、どんな時も笑えるんだ。というより、何よりダンスを楽しんでいるから、笑顔が溢れているとも思えます。
「どんな時も、笑顔で。」彼らを見ていると、こんな言葉が思い浮かぶのです。ここまで書いている時点で相当沼っているのではないか?と冷静に気づいてしまった夜中の23時です。
さぁ2022年は寅年。2月22日(にゃーの日)ではないかと予測されていますが果たして。
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