見出し画像

愛知CL 2022 完走記念note

 こんばんは。いつもお世話になってます、ミラクルローグです。

 今回は本日3月27日に愛知国際展示場で開かれたポケモンカードゲーム チャンピオンズリーグ 2022 愛知のスタンダードレギュレーションに参加してきたので、対戦マッチングを備忘録形式で書いていこうと思います。

 北海道から単身愛知の大型大会に参加した上、飛行機の最終便が夕方だったため2泊目を強いられ、ホテルでめちゃくちゃ暇になったのでダラダラと書きますがご容赦ください。ほとんど日記なので当日のマッチングや構築が見たい方は該当箇所まで飛ばすのを推奨します。

【デッキ選択】

今回使った構築はこちら

と画像を貼ろうとしたんですがスマホからだと機能が制限されているため貼れませんでした。Twitterに貼っておくので興味があったらメディア欄から見てみてください。後日記事中にも埋め込んでおきます。

 今回はミルタンクファイヤーを使用しました。デッキ選択の経緯として、前回シティリーグで使ったフーパファイヤーから裏工作+ファイヤーの基盤を維持したデッキを組みたいと思い、バトルリージョンで追加されたカードで対戦相手を詰ませることができるミルタンクをファイヤーの相棒として据えました。一時期はエネルギーの枠が悪エネルギーだけで、ガラルマタドガスが入っていた時期もあったのですが、れんげきウーラオスvmaxが入った闘アルセウスなどへの勝ち筋が薄く、先2でメッソンを狩るなどミルタンクで殴る回数を増やしたいと思ったためツインエネルギー+ネズを採用した今の形に落ち着きました。

 仮想敵として見ていたのは水アルセウス、ミュウ、裏工作軸の非ルールで、完全に"当たったら負け"と割り切っていたのはアルセウスジュラルドンです。ジュラルドンは構築上サポートを毎ターン打てるかがかなり運次第で、どこかで1回事故が起きると考えると、予選9回戦という長丁場で使うプレイヤーは(シティリーグと比べたら)減ると予想しました。最近のミュウのリストには基本超エネルギー2枚+やまびこホーンがほとんどの場合採られていて、ミュウに勝てるデッキではないと思っていました。そのため、自分が予選序盤で負けなければ終盤にかけて下位卓に集まるor淘汰されると考え、対策カードなどは採用せずに挑みました。

 top100とかに残ったわけではないので今回は採用カード1枚1枚にはあまり触れずにいきますが、ミルタンクファイヤーというデッキを選択するにあたっては自分なりにいい構築ができたと思います。ガラルファイヤー大好き♡

 次項からは大会本戦前の旅程などについて書きます。興味ない方はスルーしてください。

【前日】 

 午前4時まで自宅に人を招いて調整(やボドゲ)をしてからJR帯広駅のバスターミナルまで送ってもらい、そこから高速バスで新千歳空港(要2時間半)、空港から飛行機で中部国際空港(要2時間半)まで移動しました。

 片道5時間ってとんでもないですね。徹夜して調整してたおかげもあり道中爆睡してたので時間を持て余すようなことはなかったので良かったです。

 ただ飛行機頭痛(鼻炎持ちがよくなるやつ、調べてみてください)に煩わされることが多く、個人的に飛行機があまり得意ではないため遠征はいつも神経をすり減らします。車移動じゃない分道中でお酒飲めるのはいいんですけどね。中部国際空港着いたら雨降ってたせいで蒸し蒸ししてたんでコンビニで350mのビール買って飲み干してから名古屋向かいました。めっちゃ美味しかったです。

 なんやかんやで名古屋に到着。駅が広くてすげー混んでました。フォロワーと待ち合わせをしてたけど迷っちゃったので結局迎えにきてもらいました。待ってる間に「簡単なアンケートにご協力いただけませんか」「老後の資金に不安ありませんか?」って声をかけられたので眼光強めに「マルチですか?」って聞き返したら違ったようで営業部の主任の名刺もらいました。がんばってください。

 フォロワーと合流し、フォロワーのすすめで味噌カツの矢場とんに到着。14時過ぎに行ったのにかなり混雑していて、しばらく待ってから入店。一番人気と名高いわらじカツ定食を頼みました。「そんなにかける?」ってくらい味噌ダレかけられて引きました。口に入れると「うわ濃っ」ってなるのに後味はスッキリしていて、でももう一切れ食べたくなる、そんな味であっという間に完食してしまいました。生ビール+どて煮のセットも頼んですっかりご満悦です。

 午後4時ごろにビジネスホテルにチェックイン、満腹と長旅の疲れが同時に襲ってきたため睡魔に勝てず、2時間仮眠しました。起きてから近くのメガドンキに向かい、翌日の買い物を済ませました。ウィダーやラムネ、スニッカーズのほか、酸っぱいものが好きなので干し梅を2袋、かむかむレモンをボトルで買いました。後から知ったんですが干し梅には吐き気を抑える効果もあるようで、緊張すると吐きそうになる自分にはもってこいだなと改めて実感しました。道中かなりの雨に振られたため、ホテルに戻り次第コインランドリーに洗濯物を入れつつ大浴場に向かいました。

 フォロワーと一緒に大浴場へ向かったところ、脱衣所でなんとポケカ四天王のサーニーゴさんを発見しました。

 サーニーゴさんもまだ全裸になっていなかったので、「サーニーゴさんですか?」と声をかけ、「エクストラ頑張ってください!」とミーハーなりに気を遣って言葉少なめのエールを送りました。部屋に戻ってから「見知らぬ人に脱衣所で声かけられたら怖いよな」と反省しましたが、同時に当日会場内で会えるかわからないポケカユーチューバーと話せて嬉しかったので、総合的にはバフでした。

 お風呂を上がった後はフォロワーの部屋に行って(女性ファンの方が心配されないようにいっておきますが、このフォロワーは男性です)軽く1戦して、valorantの国内大会の配信を軽く見て部屋に戻りました。実はこの合間に葛藤があってデッキのカードが1枚変わったんですが後述します。

 午後10時半時ごろ、就寝前にサーニーゴさんが更新した動画を見て、valorantの配信者の切り抜き動画を見て、満足したところで蒸気でホットアイマスクを付けて寝ました。変に目が冴えて眠れないといったこともなかったので、軽くアルコールを入れておいたのが入眠を促進してくれたようです。

【当日】

 午前6時、信じられない時間にアラームが鳴って戦慄しながら目を覚ましました。仕事の日でも午前7時半に起床している僕が、休日の6時に起きれるとは思いませんでした。おはようございます。質素ではあるものの朝食バイキング付きのホテルだったので、納豆、生卵、味のり、たくあん、味噌汁、白米、梅干しなどを選択。納豆が美味しかったです。

 その後は自室に戻ってシャワーなど身支度を済ませ、午前7時20分ごろに出発。最寄駅から中部国際空港まで片道20分ほどかかりますが、受付時間は午前7時半〜8時半と余裕があったので、焦らずゆったり向かいました。

 会場付近はやはりすごい人で、入場待ちの待機列がなかなか進まなかったのを覚えています。受付で記入済みの健康チェックシートや当選メールを提示し、リストバンドを受け取って入場しました。

 席について斜め前の席の方と雑談をしていると、対戦相手が到着。話してみるとシティは何度か経験があるもののCL参加は初だとか。両負けだけは気をつけましょうと呼びかけし、1回戦目が始まるのでした。

【大会本番】

1回戦 悪アルセウス ×

 初戦でコケました。

 じゃんけん負けて後攻を渡されたものの相手は1マリガンした上でメッソン2体置いて終了の優しめの展開。こちらはサポートこそないもののメッソン+悪エネでどんどん呼ぶのスタートができる上、手札にツインエネルギーとミルタンクのペアができていました。こちらのデッキが裏工作+悪軸ということしかバレていないため、相手がベンチを広げるまでミルタンクは出さないほうがいいと考え、マリィをケアするためにメッソンにしあわせタマゴを張ってどんどん呼ぶを宣言、メッソンはサイド落ちすることなく3体がベンチに並びました。

 返す相手のターン、ベンチにアルセウスをおいて手張り、メッソンをジメレオンに進化して裏工作でマリィをサーチ+プレイ。まだ動けないためメッソン4体が生存したままターンが返ってきました。

 そこで問題が発生。マリィで流された後のハンドがガラルファイヤー、インテレオン、ツインエネルギー 、悪エネルギーで何にも繋がりません。相手もゆっくりしてるから大丈夫、焦らなくていいよとデッキを見つめながらトップを捲るもクララがお見えし、汗が吹き出しました。まだしあわせたまごがあるから大丈夫かとたかを括りながら番を返します。

 相手のトップはアルセウスvstar、先行3ターン目ですからこのターンに殴り始めるくらいではまだ優しいくらいです。問題は次にプレイされたカード「ツールスクラッパー」。

 ……素引きかよ。入ってるのは知ってるしスターバースでサーチができるとしてもやられたこっちの気分は最悪です。vstarパワーでダブルターボと2体めのアルセウスを準備され、メッソンがしばかれます。

 トップはネズ。エネルギーと悪タイプを引き込んだところでこの盤面から打点を出すことはできません。ターンを終了しました。

 相手はトリニティノヴァでメッソンの2体目を倒した気がします。正直頭が真っ白になってたので全く覚えてません。

 マリィが打たれたから3回目のトップ、悪エネルギー。urにしたのがむしろ虚しいです。

 ガラルファイヤーをプレイして2加速、ツインエネルギーで燃え上がる怒り120点だけ刻みます。虚しいです。

 相手に番が回り、HPが満タンのアルセウスからトリニティノヴァが放たれ、ガラルファイヤーが取られます。この時点でサイドをタダで3枚献上していて、なおかつ最悪なのが相手がボスを使わずにメッソンを2体も狩れてしまったことです。ミルタンクを出せていれば相手にボスか穴抜けのヒモを要求することができていましたが、サイドを3枚も取られてからそれをしたところで相手には潤沢にボスを使う余裕があります。クイックシューターのインテレオンも育っていたためミルタンクを押し付けたところでサイドを取られてしまう上、バフがないガラルファイヤーではアルセウスをワンパンできません。どう考えても間に合わず、勝ち目がありませんでした。

 対戦を続けるもそのまま捲れず、ミラクルローグ選手の愛知CLは0-1からスタートしてしまうのでした。

 対戦が終わって席を立った僕の脳内はポケモンカードへの怨嗟にまみれていました。こんだけ調整してきて相手のマリィで事故って負けかよ、あんだけ捲ってドロサポにも裏工作にも繋がんないのかよ、しょうもないな、など。

 事故で初戦負けというのはメンタルを破壊するには十分で、立て直すのは至難でした。微妙なメンタルのまま2回戦に向かいます。


2回戦 ミュウ ○

仮想敵を踏みました。ちなみにゲーム内容はあまり覚えてません。じゃんけんに負けて後攻こそ取ったものの、素引きのガラルファイヤーに2加速してボスを撃たせる展開を作れました。相手はガラルファイヤーを倒すためにダイミラクルやテクノバスターを打つ必要があり、返しにクララさえ打ててしまえば盤面に残ったミュウvmaxを簡単に処理することができます。ミルタンクもミュウvmaxにダイミラクルを強要するカードなため、「相手がサイコジャンプを撃ちづらい盤面」をキープすることができます。ミュウ対面は帯広の方々が散々調整に付き合ってくれたので負ける気がしませんでした。あと7回戦全試合ミュウと当たっても勝てると思ってました。1-1になり、なんとか若干のメンタル上昇に成功して3回戦目に向かいます。


3回戦目 ダイケンキ ×(両負け)

まず先に言わせてください。

裏工作使うんだったらプレイは急いでください。

プレイヤー2人で25分が平等に分けられていない以上、どちらかのターンが長くなることは仕方ないと思います。

ただ、こちらが何度も「急いでもらっていいですか」と"お願い"しているにも関わらず、ミルタンクを突破できないターンに裏工作で山をずっと見ているとかは違うと思います。こちらのターンでも考えることはできると思うので……。

 僕は急いでプレイしました。非ルール使ってる以上はそれがマナーだと思いますし、非ルール使ってプレイ遅い人は大型大会で"テロ行為"をしているのと同義だとまで思います。

 ただ、最後にジャッジ案件があったときに時間切れで両者負けになってしまったのは本当に堪えました。

 そろそろポケカの公式大会にも対戦タイマーを導入して欲しいなと思いました。再三再四お願いしてもプレイが遅かったら共倒れするしかないんですか?僕は違うと思いますよ。

4回戦 アルセウスダダリン ○

 クソゴミみたいなメンタルと戦績(1-2)で迎えた4戦目。3敗したら強制ドロップというCLのシステム上、後がなく、走馬灯が巡っていました。

 「愛知に来てまで味噌カツ食っただけか〜」

 「デッキ選択間違えちゃったかもな〜」

 「どうせだったら可愛いポケカ女子と当たりたかったな〜」

 じゃんけんも無事に負けてミルタンクしかたねポケモンがいなかったため、「やれやれ、お疲れ様でした〜」みたいな雰囲気で対戦がスタート。

 ミルタンクを捲ると相手から

「ミルタンク切ってたんだよなー!」との悲鳴

 あらあら、予選9回戦もあれば何と当たってもおかしくないのに、ガン不利マッチを持ち込むなんてピーキーだなあ(特大ブーメラン)なんてことを思っているとアルセウスに草エネが付きました。

 クイックボールではザルードVがトラッシュされ、いよいよダダリンvmaxが出てきそうな盤面に。

 こちらは順当にボールでメッソンを2体並べつつ博士を打つとおあつらえ向きのツインエネルギーを引くことができたため、ミルタンクでの先制パンチに成功。

 返す相手はダダリンVをベンチに展開にトリニティノヴァを宣言。

 こちらはジメレオンを育てつつ2体目のミルタンク、マナフィを用意できたため盤石な布陣に。

 ボスでマナフィが取られるものの、クララでマナフィを復帰させて蹴散らす連打。

 特に見せ場もなくクイックシューターで打点を補いながらサイドを取って勝ち。

 なんとか2-2。対戦終了後も特に雑談せずトイレに直行して時間を潰してました。両負けで負った心の傷はまだ癒えません。

5回戦 アルセウスバレット ○

 相手の基盤がミルタンク重めのリストで、結構余裕あるかもと思っていたんですが、ボス3枚と穴抜けのヒモ2枚でベンチが5体破壊される展開に。ボスはともかく穴抜けのヒモについてはミルタンクを2面使っていればサイドを取られないはずだったので、完全にプレミでした。

 詳しいゲーム展開は覚えていないので終盤だけ。

 相手があなぬけのヒモを探すため、デッキからノコッチやマナフィをボールで集めながら博士をプレイ。ヒモに到達されて残りサイドが1枚に。こちらは早々にベンチが狩られすぎたためガラルファイヤーでカウンターしてサイドを取るプランが厳しくなっており、ミルタンクを2面作って耐える展開。

 しかし、相手の残り山札を見ると3枚しかなく、ミルタンクを超えれるカードは悪エネ+ターボエネのついたイベルタルだけ。ミルタンクにはタフネスマントも貼っていたためワンパンされないなら交換して耐え切れると判断しました。しかし、相手はイベルタルではかいのさけびを宣言、ミルタンクについたツインエネルギー2枚が剥がされます。次のターンからダークフェザーで2パンを狙えばミルタンクを逃がすことができず、サイドを取り切られてしまうかもしれません。

 ただ相手にはターンが足りなかったようです。ボスの指令でこだわりベルトが付いたザルードVを呼び出すと、投了を宣言されました。

 残り1枚のサイドにターボエネがあり、ザルードVを逃がすことができなかったようです。

 実際、ミルタンクにはボスを打つついでにエネルギーを手張りしていて、返しのターンにダークフェザーで動かれてもクララから逃げエネを担保できていたので逃げ回って勝っていたと思います。

 なんとか勝ちを拾えました。

 3-2


6回戦 闘アルセウス ○

じゃんけん勝ったような気がします。

こちらはメッソン展開するいつものやつ

 相手はビーダル軸のアルセウスでエネ手張りしながらビッパをベンチに。

 相手のベンチにポケモンが4体並んだのでマナフィを置きながらミルタンクを出して打点を刻みます。

 返しにクイックボールをプレイした相手の手が止まる。「早めでお願いします」。こっちは1回両負けしてるんだ。お行儀よく言い方なんかに気遣ってられるか。

 てっきりヒスイジュナイパーにエネ加速されるかと思っていると相手は「うわー、これここに手張りしないとダメなのかー」と言いながらビッパに手張り。

 ……えっ、ビーダルしか回答ないの?ワンパンされないし打点刻んじゃお。ウーラオスVを殴ってダメージを蓄積し、クイックシューターで追い打ちをかける。

 途中、ヒスイジュナイパーがひょっこり顔を出したもののすでにアルセウスvstarを1匹倒していたためエネ加速ができず停滞。ウーラオスvmaxにサイドを1枚取られるも、ミルタンクが前でけちらし続けて勝ち。テールスマッシュはコインが裏でした。

 対戦終了後、相手から「前日にミルタンク対策で入れたヒスイジュナイパーがサイドに落ちてて、手止まっちゃってすみません」と言われました。「それはめちゃくちゃキツかったですね」と慰めの言葉をかけつつ、急かしてしまったことを謝罪。実際にヒスイジュナイパーのサイド落ちに気づいたシーン以外はプレイを早めてくれていたし、感謝しかないです。金髪でホストみたいな風体のお兄ちゃんだったので萎縮してしまいましたが、気のいい方でした。

 対戦相手に恵まれつつも4-2であと1勝すれば上位賞のビクティニプロモが貰えるところまできました。換気のための休憩を挟みつつ、帯広から声援を送ってくれるフォロワーに「ビクティニだけ拾って帰ります!」とメッセージを返していました。

7回戦 ミュウ ○

 じゃんけんに負けてガラルファイヤースタート。少しでも生存率を上げるためにタフネスマントをガラルファイヤーに付けて、メッソンに繋がるカードを当てにしてマリィをすると、回収ネット、ミルタンク、ツインエネルギー 、ボス、しんかのおこうとなっていたため、メッソンが置けない展開に。相手のマリィで事故るならまだしも自分が使ったマリィで事故るのは聞いてないよ〜、と思いながら番を返す。

 ミュウに先手取られて事故ったら勝てないよな〜と対戦終了後にTwitterに書く言い訳を考えている間にクロスフュージョンテクノバスターで散っていくガラルファイヤー。

 キツいなあと口の中で言いながらトップを捲るとレベルボール。ボスで取られると気まずい展開だけど、出さないと入れ替えダイミラクルでゲームが終わっちゃうのでメッソンを出してけちらすを宣言。ベンチフル展開(うち1体オドリドリ)でミュウvmaxに90ダメージを刻む。

 お願い入れ替えボスはやめて!と念じていると、入れ替えすらなかったようでミルタンク、メッソンが五体満足で帰還。しんかのおこうから博士の研究をプレイして手札を補充し、なんとかメッソンをもう1体置くことに成功しました。

 返しにミュウvmaxのダイミラクルでミルタンクが倒れ、ジメレオンを前に。実は、90点が乗ったミュウvmaxはサイドが残り4枚の状態の「燃え上がる怒り」を耐えることができません。オドリドリがいても120×2-20=220ダメージが加算され、ちょうど気絶します。

 ただ、トラッシュに悪エネルギーが落ちていないためキバナやクララといったカードで1ターンでガラルファイヤーを起動するのは難しい状態。

 もう1ターン粘ってもよかったんですが、すでに6回戦を終了して疲れていた僕はクイックボールを駆使して手札をガラルファイヤー1枚に調整し、裏工作からあのカードをプレイします。

 シロナの覇気!7枚!

 結果は悪エネ2枚と裏工作インテレオンの大当たり。脳汁ドバドバでした。パチンコの当たり演出くらい射倖心煽られますねあのカードは。

 じゃあくチャージで2加速しながらインテに進化し、エネルギー転送で手張り分を確保しながら回収ネットで入れ替えも済ませました。

 回収ネットで拾ったメッソンを置いてクララへのアクセスを盤石にして"燃え上がる怒り"を宣言。サイド3枚を奪い去りました。以降はボスやクララを駆使して順当に勝利。

 対戦終了後の「ありがとうございました」に返答はなかったけれど、僕もプロモ手前で上振れに轢き殺されたら無言で退席すると思います。

 なんとか5-2で上位賞は獲得できたようです。

8回戦 ミュウ ○

じゃんけんは今回も負けました。

先行取られてvipパス。

ご自由にどうぞ。

ハナからミュウに負ける気はありません。

相手が崩れたスタジアムをプレイするも、エネに繋がらずにターンが返ってきます。

こちらはミルタンクスタートだったのでツインエネを貼り、ボールからメッソンを並べ、相手のミュウVに90打点を刻みます。先述のサイド2枚からガラルファイヤーを起動するプランですね。

 返す相手のターン、何度か祈る動作を見かけましたがカミツレを打たれず、ミルタンクが無傷で戻ってきました。

 え、けちらすもう一回打ったらミュウV気絶じゃん。

 ミュウを相手にサイド先行に成功。

 ミュウには手札干渉が基本的に入っていないため、返しのターンには手札が増えたおかげでガラルファイヤーをサポなしで起動することに成功しました。さらにミルタンクにツインエネルギーを張ってボスでメロエッタをしばき、サイドを3-6で獲得。

 あとはもうミュウvmaxが出てきたらガラファイ起動して勝ちだなーと思っていたんですが、相手もそれを嫌ってミュウはボスサイコジャンプに徹底。

 ただこちらもそれをされるとミルタンクが生存するので、サイコジャンプの後の壁に出てきたゲノセクトに打点を刻み、クイックシューターで追撃。

 やまびこホーンでメロエッタをもう一度呼び出してボスで処理し、クイックシューターを2面作り、回収ネットも絡めて1ターンで3回クイックシューターを打ってゲノセクトをしばいて勝ち。

 ちなみにクイックシューター2面作っておきながら1回も宣言せずに技宣言してるターンがありました。

 あれだけクイックシューター忘れないようにって前日まで言ってたのに……。

 8回戦目なんで疲れということで許してください。

 完走が確定しました。

9回戦(最終戦) WTB ×

じゃんけん勝って先行を奪取するも、メッソンしかいなくて悪エネを張ってターン終了。相手はスイクンスタートだったもののさすがに後手1ではスイクンが動かず、ユキハミ、メッソン、メッソンが並ぶ展開。

こちらはサポを打ちながらどんどん呼ぶを宣言、メッソンを展開します。

相手は先2でスイクンを動かし、メッソンを倒してサイド先行

こちらは裏工作からネズ+クイボでミルタンクを構え、タフネスマントを貼りながらスイクンを殴り、70打点を刻みます。

 ここまで書いたんですけど普通にこのあとどうやって負けたか忘れちゃいました。

 マジで疲れてたんで許してほしいです。

 確かボスでメッソンラインを狩られながらベンチを絞られてけちらすの打点が見込めず、アクアバレットのインテレオンをクイックシューター+スポンジグローブ+やまびこホーンを絡めた最大打点のけちらすで倒したシーンはあったものの、エネがサイドに2落ちしててガラルファイヤーが立たれずジリ貧で負けたと思います。

 非ルールのラプラスも強くて、HP130でミルタンクからワンパンされず、されど逆にミルタンクをワンパンできて、タフネスマントがついていてもマヒで回収ネットを要求できるという無駄がないカードでした。

 加えていうなら相手の打点計算が完璧で、ベンチメッソンが2体並んでる状態で1体をジメレオンに進化、裏工作回収ネットでジメレオンを回収してもう1体を進化という、一見バトル場のジメレオンを逃したいときにしか使わないような手を使ってけちらすの打点を下げてきた時は震えました。これだけ強いプレイヤーと最後に当たれたんだったら愛知まで来た甲斐があったなと思えました。

 対戦前、対戦後の雑談でお互いCLへの参加が2年以上ぶりという共通項があり、横浜も当たるといいですね〜などと話に花が咲きました。これまでにジュラルドンアルセウスを3回屠っていたという事実も知らされ、同じ順位帯のジュラルドンを一身に引き受けていてくれたことには頭が上がりませんでした。おかげで僕は1戦もジュラルドンと当たらずに済みました。

 6-3で予選終了、当然トナメには上がらなかったので会場を後にしました。

 国際展示場を出る前にサーニーゴさんがサイン会を開いていたので、しあわせタマゴにサインしてもらいました。ついでにホテルの脱衣所で声かけたことへの謝罪も済ませました。サーニーゴさんは「全然気にしてないですよ!本当に声かけられるの嫌だったらそういうとこ(大浴場)も行かないんで!」と快く許してくださり、これがポケカYouTuberの懐の深さか…と感心しました。これからも応援します。

 国際展示場を出た後は山梨から遠征してきたプレイヤーと一緒にひつまぶしを食べに行きました。

 つい2カ月前までは僕も山梨にいたのですが、山梨のプレイヤーと会うのもだいぶ久しぶりな感じがして、懐かしさを感じました。

 上半期には5月のCL横浜とJCSが控えていますが、もし当たったら今回抽選落ちしたり諸般の事情で来れなかった旧知のプレイヤーと挨拶できたらいいな、と思いました。

 【終わりに】

どうでした?結構長くてびっくりしちゃいましたね。あまり推敲とかせずに書いてるので誤字脱字はあると思いますが、内容に間違いはあまり?ないはずです。記憶が若いうちに書いてしまおうとバーっと書いてみた次第です。これを読んでCLに参加したい!と思ってくれる帯広のプレイヤーがいたら嬉しいです。ホテルや交通手段が一緒だと道中もきっと楽しいと思いますよ。一緒に遠征しましょう!