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スタンダードでロクサーヌを使おう レジェンド親衛隊編
ロクサーヌとは
前回、前々回とロクサーヌに速攻を与える方法を検討してきた。
ロクサーヌは攻撃時に誘発する能力を持っているため、攻撃回数を増やすことで誘発回数とリターンを稼ぐことが目的だ。
ところで、攻撃する回数を増やす方法は速攻を与えることだけではない。
攻撃は1ターンに1回までと限られているため、単純に複数ターン生き残ることができれば速攻を与えずとも攻撃回数を確保することができる。
すなわち今回のアプローチは、ロクサーヌに除去耐性を与え複数ターン生き残らせることにある。
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デッキリスト
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ロクサーヌ親衛隊
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2マナ、1マナはいずれもロクサーヌを守るために集められた精鋭たちである。
スクレルヴは現代に蘇ったルーンの母とでも言えるカードである。1マナでありながら他のクリーチャーに色からの呪禁を与えることができるため、この能力でロクサーヌを単体除去から守っていく。
また指定した色のクリーチャーにブロックされなくなる効果もあるため、ロクサーヌの攻撃のバックアップも可能だ。
ハジャールとメリーラはスクレルヴとは違い自身の生贄が必要になるため、ロクサーヌが除去されそうな時に身代わりになるのが主な仕事と言えるだろう。
ハジャールは自身の伝説のクリーチャー全てを守れるため全体除去に強い。ハジャールの効果を最大化するため、本デッキのクリーチャーは伝説で統一している。
メリーラは単体のクリーチャーしか守れない点でハジャールに劣るが、破壊不能を与えるのではなく一度死亡したクリーチャーを戦場に戻すためロクサーヌの隕石を一発おまけで降らせることができる。あとついでに毒性デッキへのメタになる。
サリアは上記の3枚とは違ったアプローチになるが、相手の非クリーチャー呪文のコストを増やすことで相手の除去を遅らせることを目的としている。
除去が1ターン遅れるということはすなわち殴れるチャンスが増えるということである。
自身は非クリーチャー呪文を採用しないことで、相手の呪文だけを縛ることができる。
マナ加速
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海賊シナジーは無いものの、ブリーチェスは攻撃時に宝物を生成することができる。
ニッサは上陸時にマナを産むことができ、3→5マナへのジャンプアップで4ターン目にロクサーヌに繋げることができる。ここ全部スクイーとエーデリンにしてそいつら守った方が強いという説もある。
速攻付与
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もちろん速攻付与も忘れてはいけない。
ハラナとアレイナは速攻付与だけでなくカウンターによる強化もでき、ステータス的にやや不安の残るロクサーヌをバックアップしてくれる。
ハラアレ自体のステータスも切り崩しで死ぬほど貧弱だが、それこそ親衛隊たちで守ってやるといいだろう。
ゴロゴロは効果の起動にマナが必要なためフラッドしたときのオマケという感覚だ。
土地
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クリーチャーを伝説で固めたため、魂力土地を多めに採用している。
永岩城はサリアに引っかからない貴重な除去として4枚採用。
魂力土地はコストとして手札から捨てるためインティとも相性が良く、アドバンテージ獲得が苦手な本デッキの貴重な潤滑油となっている。
ファストランドはスクレルヴを優先して白いものから順に採用している。じゃあなんで赤緑ファストが入っているのかというとワイルドカードがもったいなかったからである。
デッキを使った感想
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親衛隊の揃った盤面が硬すぎる
スクレルヴ+メリーラかハジャールが揃うとお互いがお互いを守り合う構図となり単体除去がほとんど通らなくなってしまう。
そこにロクサーヌを投下すれば無敵のロクサーヌ爆誕殴り放題で隕石出し放題というわけだったのだが、現実は割とそうはならなかったのだった。
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まず、単体除去は通らないが全体の追放除去は普通に通ってしまうという悲しい現実がある。
ハジャールもメリーラも追放に対しては無力なのだ。
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単体除去は当たらなくなったが、こちらも軽量な単体除去が無いためアグロに対して無力なのも悲しい。2/3/3は一見すると硬そうだが、果敢モリモリの現代の赤単を相手にするとタフネスはいくらあっても足りない。
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しかしながら相手の除去を腐らせてその間に勝つという戦略は、ハマった時には相手に何もさせずにハメ勝ててしまうほどの威力がある。
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スクレルヴをはじめとした親衛隊パッケージはナヤカラーの伝説クリーチャーならなんでもシナジーを発揮する。
このことは次回以降のクソデッキ構築にも役に立つことだろう。
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ちなみにこれはメインメリーラなのに普通に毒殺される図。恥ずかしく無いのかよ?
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